【Apple Watch】アルミニウム・ステンレス・チタンの違いを比較!どれを選ぶ?


こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
Apple Watchを選ぶ時に、悩みの種となる一つが「ケース素材」。アルミニウム・ステンレス・チタニウムという種類がありますが、Apple Watchのケース素材によって、何が違うのか?特徴は?価格は?どれ選ぶべき?と悩みを抱えている人は多いはず。
- アルミニウムは、安い!でも傷が付かないか心配…。
- ステンレスは、光沢があって高級感がある!でも少し高い…。
- チタニウム…高すぎだろ…。。
各ケース素材によって、このような印象を持っている方は多いですよね。また、Series 10・Ultra 2・SE・旧シリーズなどの各モデルによって、”ケース素材”が選択できたり、一つしか選べなかったり。非常にわかりにくい・・。
ということで本記事では「Apple Watchのアルミニウム・ステンレス・チタンの違い」を比較解説していきます。



各ケース素材の特徴・選び方のポイント、おすすめなども合わせて紹介します!
- Apple Watchのアルミ・ステン・チタンの違いを解説
- ケース素材(アルミ・ステン・チタン)どれがおすすめか?紹介
【Apple Watch】アルミニウム・ステンレス・チタンの違いを比較!どれを選ぶ?


Apple Watchのケース素材「アルミニウム」「ステンレス」「チタニウム」の違いは、主に次の7つの項目が異なります。
「ケース素材が違うだけで、考えること多すぎ・・」と思うほど、Apple Watchの選び方はとにかく複雑。
各項目を説明する前に、上記の違いを一覧表にまとめました



上記のように、とにかく複雑で分かりづらい・・。以下より、項目ごとに”違い”を解説していきますので、「自分にはどのケース素材が合うか?」一緒に考えながらご覧いただければ幸いです。
違い1:外観デザイン


Apple Watchのケース素材(アルミ・ステン・チタン)の違い1つ目は、『外観デザイン』が異なります。
まずは、「アルミニウム」。日常で馴染みのある素材ですが、Apple Watchのアルミは、落ち着きを感じるマット調なデザインが特徴的。


Apple Watch 7~10のアルミニウムは、光沢のあるステンレスにも劣らない耐久性・質感の高さが感じられます。


次に、光沢のある「ステンレス」は、高級感と美しさを感じられる素材。(2024年モデルはステンレス素材はなし)


織り込まれたステンレスメッシュが特徴的な“ミラネーゼループ”バンドと一緒に使うと、さらに高級感が漂い美しい…。


最後に、高級時計にも使われている「チタニウム」は、軽量で強度が高く、落ち着いた色合いが美しいデザインが特徴的。


また、表面被覆技術より、指紋や汚れが付きにくい素材です。光沢のあるステンレスのように指紋を拭く必要もなく、耐久性に優れています。
新しいケースには、軽さ、強さ、耐食性のバランスが完璧なチタニウムを採用。
引用元:Apple Watch ULTRA
落ち着きのあるマット調のアルミニウムも良いですが、ステンレスやチタニウムは、上品さと高級感があって、ぱっと見で高級林檎時計を着けているのが分かりますよね。



個人的に好きな外観デザインの順位は、ステン=チタン>アルミ。好みもありますので、お金と相談して決めてみましょう‥!



違い2:モデル


Apple Watchのケース素材(アルミ・ステン・チタン)の違い2つ目は、『モデル』が異なります。
- アルミニウムは、Series 10・SEの2種類。
- チタニウムは、Series 10/Hermés/Ultra 2の3種類。Hermésの中身は、Series 10かUltra 2を選択可
少しややしこしいかもですが言い換えると・・欲しいモデルによって、ケース素材が決まるということ。例えば


- Apple Watch SEモデルが欲しい人のケース素材は、必ず「アルミニウム」に
- Hermésモデルが欲しい人のケース素材は、必ず「チタニウム」に
- Ultra 2モデルが欲しい人のケース素材は、必ず「チタニウム」に
- Apple Watch Series 10が欲しい人のケース素材は、「アルミニウム」「チタニウム」の2つから選択可能
上記のように、ケース素材によって「モデル」が異なりますし、欲しいモデルによって「ケース素材」が決まります。
「欲しいモデルはどうやって決めればいいのさ…」という方へ。モデルごとの特徴・スペックの違いを解説した記事も書いていますので、合わせてご確認ください





違い3:ディスプレイ素材


Apple Watchのケース素材(アルミ・ステン・チタン)の違い3つ目は、『ディスプレイ素材』が異なります。
- ケース素材が「アルミニウム」の場合は、ディスプレイ素材が「Ion-Xガラス」
- ケース素材が「ステンレス」「チタニウム」の場合は、ディスプレイ素材が「サファイアクリスタル」
Ion-Xガラス
Ion-Xガラス(アルミノケイ酸ガラス)とは、軽量で、傷・衝撃に強い”強化ガラス”のこと。Apple Watch Series 1からSeries 10まで、アルミニウム素材では、強化ガラスの「Ion-Xガラス」が採用されています。


上記はSeries 2ですが、フレームは傷が付いているものの、ディスプレイはほぼ無傷で綺麗な状態を保っています(週2の運動と、ほぼ毎日の着用で約2年間使った場合)。
参考に、他のモデルのIon-Xガラスも(左から、Series 2/SE/Series 7)。


傷の付きやすさは、使い方によるので何とも言いにくいですが…、上記のSEは、地面やコンクリなどの壁に擦ってしまい傷跡が残っています。。
Ion-Xガラスに、ナイフや鍵・サンドペーパーを使って傷を付けた検証動画も公開されています
ナイフや鍵では問題ありませんが、サンドペーパーでこすると傷が付くことが見て取れますね。
ちなみに、Series 7より、前面パネルの耐久性が向上しています【タップで開きます】
Apple Watch Series 7では、ディスプレイサイズが”1mm”拡大と合わせて、前面パネルの耐久性が向上しました。


“Apple Watch史上、最も割れにくい前面クリスタル”と言われており、本体を覆っている前面クリスタルが50%厚くなり、最も厚い部分で、Series 6の2倍以上の強度があります。
Series 7を日常・就寝時も毎日着けていますが、(私は)傷が付いたことはありません


サファイアクリスタル
サファイアクリスタルとは、高級時計に採用されており、“傷”に強いことが特徴的な”ガラス”です。
Series 9の”ステンレス”や、S10/Hermés/Ultra 2モデルの”チタニウム”素材に、「サファイアクリスタル」が使われています。


上記は、Series 5/6と約1年間ずつ使ってきましたが、一切傷が付いていないほど頑丈であることが見て取れます。
Ion-Xガラス vs サファイアクリスタル
では、Ion-Xガラスとサファイアクリスタルどっちが良いか?と聞かれると、個人的には、Ion-X<サファイアクリスタル。傷の付きやすさ・頑丈さを身をもって体感しています。


ただし、サファイアクリスタルを採用した”ステンレス”や”チタニウム”は高価で手が出しづらいですよね…。アルミも頑丈ですが、傷が気になる人は、保護ケース・フィルムで対策することもできます。




「おすすめケース」まとめ記事も書いていますので、気になる方は合わせてどうぞ


4台のApple Watchで「傷つきやすさ」比較記事も書いています



違い4:携帯電話通信機能


Apple Watchのケース素材(アルミ・ステン・チタン)の違い4つ目は、『携帯電話通信機能=GPS or GPS+Cellular』が異なります。
- ケース素材が「アルミニウム」の場合は、Series 10/SEともに「GPS」「GPS+Cellular」を選択可能
- ケース素材が「チタニウム」の場合は、必ず「GPS+Cellular」になる
このように、ケース素材・モデルによって、GPS/GPS+Cellularを選択することになります。いい感じにややこしいですよね。具体的に何が違うのか、詳細を解説していきます。
Apple Watchには、GPS or GPS+Cellularの2種類の通信形式がある
そもそも、Apple Watchの携帯電話通信機能は、iPhoneとセットで使う「GPSモデル」と、キャリア契約を結ぶ「GPS+Cellularモデル」の2種類があります。
主な違いは、iPhoneが近くになくても、Apple Watch単独で通信ができるかどうかです。
- GPS:iPhoneが近くにないと、Apple Watchで通信できない
- GPS+Cellular:iPhoneが近くになくても、Apple Watchだけで通信ができる
Apple Watchだけで単独通信ができると、電話の発着信/メッセージの送受信、ミュージック/Podcastのストリーミング再生、天気・マップを使ったり…、様々なことがApple Watchだけで完結します。


Apple Watchだけで単独通信ができると、上記機能が使えて色々と便利。


しかし、キャリア契約を結んで月額費用を支払う必要があり、以下2つの条件を満たさないと、Apple Watchだけで単独通信ができません。
- 4大キャリアと「iPhoneの契約」をしていること
- 4大キャリアの「Cellular契約用の別途オプション」に加入すること
GPS+Cellularでも、キャリア契約を結ばなければ「GPSモデル」として使える
ただし注意点としては、GPS+Cellularモデルでも、キャリア契約を結ばなければ、通常の「GPSモデル」として使えるということ。


つまり、iPhoneを常に持ち歩いている人であれば、Apple Watchだけで単独通信する必要がありませんので、通常の「GPSモデル」として使えば、キャリア契約は必要ないことになります。
よって、Series 10/Hermésモデルの”ステンレス”や、Ultra 2モデルの”チタニウム”素材の「GPS+Cellularモデル」を使っていても、キャリア契約を結ばなければ、通常の「GPSモデル」として使うことができます。
違い5:重量


Apple Watchのケース素材(アルミ・ステン・チタン)の違い5つ目は、『重量』が異なります。
- ケース素材の重さは、アルミニウム<ステンレス<チタニウムの順に重くなる
- ケースサイズは、40/42mm<44/46mm<49mmの順に重くなる
一番軽量の”アルミ”と一番重い”チタン”を比べるとその差は、「36.4g」。わずかな差に見えますが、実際に手首に着けると、体感的に分かる重さです。


一般的な腕時計と比べると、Apple Watchは軽い方ではありますが、日常生活や就寝時でも着用したい人は、少しでも軽い”アルミニウム”がベターです。
また、(手首の大きさにもよりますが)本体サイズが小さい”38/40/41mmケース”の方が、違和感を感じずにApple Watch Lifeを過ごせます。





とは言っても、バンドの種類によって、重さは大きく左右されることは忘れずに。高級感があるステンレスの”ミラネーゼループ“は少し重みがありますし、軽量なシリコンでできた”ソロループ“は軽いです。


ケース素材の重量はもちろん、使いたいバンドの重さにも注目してみてください。
違い6:カラー


Apple Watchのケース素材(アルミ・ステン・チタン)の違い6つ目は、『カラー』が異なります。
これはもう完全に好みの問題ですが。Apple Watch Series 10の”アルミニウム”ケース素材では、3つのカラーから自由に選択できます。


2024年モデルではステンレス素材が廃止。チタニウム素材は、Series 10では新たに「スレート」「ゴールド」「ナチュラル」が追加。


Hermésでは「シルバー」「ナチュラル」、Ultra 2では今までの「ナチュラル」に加えて新色「ブラック」が新登場。


2022年モデルは、”ナチュラル”カラーのチタニウム素材「Ultra」を購入。アルミでは表現が難しいチタンの高級感は最高です。。


詳細のカラーについては、Apple公式で確認できます
違い7:価格


Apple Watchのケース素材(アルミ・ステン・チタン)の違い7つ目は、『価格』が異なります。
- ケース素材の価格は、アルミニウム<ステンレス<チタニウムの順に高くなる
- モデルの価格は、SE<Series 10(アルミ)<Series 10(チタン)<Ultra 2<Hermésの順に高くなります
財布と相談になりますが、使う目的や利用シーンを考慮した上で、ケース素材を決めるとよいかもしれません。
ケース素材 | アルミニウム | ステンレス | チタニウム | |
---|---|---|---|---|
使う目的/ 利用シーン | 日常使い | |||
ビジネス、フォーマル | ||||
アクティビティ | ||||
就寝時 | ||||
エクストリームスポーツ |
Apple Watchに出せる価格と利用シーンを考慮して、ケース素材が決まれば、あともう少し!どの「モデル」を買うか決めるだけです。
Apple Watchの「おすすめモデル」や「各モデルの特徴/違い」などを詳しく解説していますので、よければ確認してみてください





【補足】Apple Watchケース素材の「特徴」


最後に補足説明となりますが、Apple Watchの各ケース素材(アルミニウム、ステンレス、チタニウム)の「特徴」を以下にまとめておきます。
ケース素材 | アルミニウム | ステンレス | チタニウム |
---|---|---|---|
耐久性/強度 | 普通 | 高い | 高い |
重量 | 軽い | 重め | 普通 |
高級感 | 普通 | 高い | 高い |
指紋の付きやすさ | 付きにくい | 付きやすい | 付きにくい |
価格 | 安い | 高い | かなり高い |
ということで、Apple Watchのケース素材(アルミニウム・ステンレス・チタン)の違いについて、7つの項目から解説しました。
【Apple Watch】アルミニウム・ステンレス・チタンで、どれがおすすめ?


Apple Watchのケース素材「アルミニウム」「ステンレス」「チタニウム」でどれが一番おすすめか?…個人的には、価格も安くて購入しやすいApple Watch Series 10の「アルミニウム」がおすすめです。


とは言っても、人によって使う目的や利用シーンは様々。どのケース素材が良いかは『人による』ので、一概に決めれないのが正直な感想です。


ただし、使う目的や利用シーンによって、ケース素材やモデルを絞り込めるので選びやすくなるかとは思います。あとは、自分の生活スタイルに合ったケース素材をお決めいただければと思います。
「Apple Watchの選び方」記事も書いていますので、気になる方は合わせてご確認ください





最新の「Ultra」、歴代の「Series 7」「SE」のレビューはこちら







まとめ:【Apple Watch】アルミニウム・ステンレス・チタンの違いを比較!どれを選ぶ?
以上、Apple Watch:アルミニウム・ステンレス・チタニウムのケース素材の違いの比較記事でした。
Apple Watchは、選ぶ要素が多すぎて複雑ですよね…。とは言え、ケース素材を決めるだけでも、自分に合うモデルが絞れるかと思いますので、ぜひ当記事を参考にしていただき、お気に入りのApple Watchが見つかれば幸いです。
最後に、もう一度ケース素材の比較表を載せておきます



それでは、本記事は以上です。良きApple Watch Lifeをお過ごしください!
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