Belkin Boost Charge Pro 3-in-1 ワイヤレス充電器スタンド(WIZ017) レビュー | これ以上のMagSafe充電器はない!?旧モデル(WIZ009)の違いも比較!
Belkinのワイヤレス充電器「Boost Charge Pro 3-in-1」のアップグレードモデルが登場!
こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
iPhone・Apple Watch・AirPodsを同時に充電できる「3-in-1充電器」。3つの端末を同時に充電しながら、スタイリッシュにデスクに飾ることができる・・Appleデバイスが多い人にはあると便利なアイテム。
そんな3-in-1充電器の代表作といえば、Belkinの3-in-1ワイヤレス充電器。
今までBelkinでは、(3-in-1モデルで)平置きタイプとスタンドタイプの充電器が販売されてました。しかしスタンド型は、Apple Watch 7以降の高速充電に非対応。高速充電できるのは”平置き”タイプだけなのが気になってました。
そこで今回紹介するのは、改良版モデルとして再登場した『3-in-1 ワイヤレス充電器スタンド(WIZ017)』。
今作は、前モデル(WIZ009)には無かったApple Watchの高速充電に対応。美しいデザインを引き継ぎながら、iPhoneを最大15Wで高速充電できるMagSafe対応の充電器です。
メーカーよりサンプルを提供いただいたので、本記事では、Belkinのワイヤレス充電器スタンド「Boost Charge Pro 3-in-1 Wireless Charging Stand with MagSafe」をレビューします。
使い勝手はどうか?充電性能などと合わせて紹介します!
- Belkin:Boost Charge Pro 3-in-1 ワイヤレス充電器スタンド レビュー
- 特徴、メリット、デメリットを紹介
- Belkin:ワイヤレス充電パッドの違いを比較
- 前モデル(型番:WIZ009)も比較
Belkin:Belkin Boost Charge Pro 3-in-1 ワイヤレス充電器スタンドの「特徴」
今回紹介する商品は、Apple公認の大人気ブランドであるBelkinの『Boost Charge Pro 3-in-1 充電器スタンド』。
おおまかな特徴は、次の通りです。
- iPhone・Apple Watch・AirPodsを3台同時にワイヤレス充電できるスタンド
- iPhone:最大15W(MagSafe対応)
- Apple Watch:高速充電対応 ※Series 7以降
- AirPods:最大5W(Qi対応)
- Apple認定の「MFi認証」取得済み
- Made for MagSafe、Made for Apple Watch
- 高級感漂うスタイリッシュなデザイン
- カラバリ:2色
- ブラック、ホワイト
- 価格:約18,500円
Belkin「BOOST↑ CHARGE PRO 3-in-1 Wireless Charging Stand with MagSafe」は、iPhone・Apple Watch・AirPodsの3つのデバイスをまとめて充電できるワイヤレス充電器スタンドです。
同じくBelkinから発売されている「Boost Charge Pro 3-in-1 ワイヤレス充電パッド」は平置きタイプですが、本モデルはスタンドタイプ。宙に浮いたアームがスタイリッシュでデスク映えするデザインが特徴的。
充電部は、iPhone・Apple Watch・AirPodsの3つ。iPhoneは、12シリーズ以降で使えるMagSafeに対応し(MagSafe充電器同様に)最大15Wで充電可能。
土台の充電台は、ワイヤレス充電規格の”Qi”に対応し、最大5Wでワイヤレスイヤホンを充電できます。
そしてこの充電スタンド最大の特徴は、Apple Watch 7以降で使える高速充電に対応していること。
旧モデル(WIZ009)では高速充電非対応でしたが、今作はMFi認証(Made for Watch)を取得し、アップグレードモデルとして再登場しました。
Apple Watch 7/8は45分で0%→80%まで、Ultraは1時間で0%→80%まで高速充電できます!
カラバリは、前モデル同様に「ブラック」と「ホワイト」の2色が販売されてます。
ブラック | ホワイト |
---|---|
同梱品は、次のとおりです
1.5mのケーブル付き電源ユニットが付属するので、充電スタンド本体から出るケーブルはこの1本だけ。煩わしいケーブルの絡まりを防ぎながらすぐに使い始められます。
レビューする前に、前モデル(型番:WIZ009)との違いを紹介しておきます
前モデルよりもアップグレードされたモデルが「WIZ017」
新モデル(WIZ017)と旧モデル(WIZ009)の違いを比較表でまとめました
型番 | 新モデル(WIZ017) | 旧モデル(WIZ009) |
---|---|---|
外観 | ||
iPhoneの充電 | ○(15W) ※MagSafe対応 | ○(15W) ※MagSafe対応 |
Apple Watchの高速充電 | ○ | ー |
AirPodsの充電 | ○(5W) ※Qi対応 | ○(5W) ※Qi対応 |
カラー | ホワイト | ブラックホワイト | ブラック
価格 | 約18,500円 | 約14,680円 |
見た目のデザインやカラバリに違いはなく、iPhoneの充電性能も変わりありませんが、「Apple Watchの高速充電に対応しているか」と「価格」が異なります。
Apple Watchの高速充電に対応していると、Series 7/8は約45分で0%→80%まで、Ultraは約1時間で0%→80%まで高速に充電できます。
価格差は約4,000円と大きいですが、スキマ時間やお風呂など・・短時間で急速充電できるメリットは大きい!
さらにApple公認の”MFi認証”を取得しているので、サードパーティにありがちな「なぜか充電できていない・・」「OSアップデートで充電できなくなった・・」という心配もなく確実に充電できるのでこの辺も安心です。
購入時は、新モデルと旧モデルで型番がちょっと違うので注意してください
カラー | 新モデル | 旧モデル |
---|---|---|
ブラック | WIZ017dqBK | WIZ009dqBK |
ホワイト | WIZ017dqWH | WIZ009dqWH |
ということで、BOOST CHARGE PRO 3-in-1充電器をレビューしていきます!
Belkin Boost Charge Pro 3-in-1 ワイヤレス充電器スタンド レビュー
高級感と美しさ満載のスタイリッシュなデザイン
本モデルは、同シリーズで発売されている平置きタイプではなく、自立式のスタンドタイプとなってます。
どこかのモニュメントを感じさせるようなデザインが美しすぎる・・。ステンレス製のアームがiPhoneとApple Watchを宙に浮かして支える構造となってます。
iPhoneとApple Watchの充電部は磁石式で、そっとデバイスを近付けるだけで引っ付きます。白色の充電部はラバーに近い感触で、本体を傷つける心配のない少し柔らかさのある素材が使われてます。
アームを支える土台は、艶なし光沢なしのマットブラック仕上げ。シリコン素材で少しふかふかした柔らかみのある触り心地です。
土台中央には、ワイヤレスイヤホンを充電するための凹みがあり、充電状態を占めるLEDライトも搭載されてます。
土台の側面には、薄っすらと印字された”belkin”ロゴ。
こちらは側面。見てのとおり、スタンドや充電部の角度は一定で角度調整はできません。
続いて背面。下部には、電源ユニットにつながるケーブルの穴が空いてます。
底面は、ラバー加工されていて少しぷにぷにした触り心地。デスク上に置いても傷つかないだけでなく、滑り止めとしても機能してくれます。
また電源ケーブルの差し込み口も付いていて、ここに付属のケーブルを差し込んで固定することで、ケーブルが外れない設計となってます。
ただし付属する電源アダプタは、40Wと少し大きめのサイズ感。一般的な電源タップを使うと、横のコンセントと干渉するので横幅の広いタップを使うのがおすすめです。
サイズや重さについて
Boost Charge Pro 3-in-1ワイヤレス充電器のサイズは、高さ:13.7cm×幅13.5cm×長さ13.5cm。
設置スペースは必要ですが、3台まとめて充電できる・・と考えればコンパクトなサイズ感に仕上がってます。
ちなみに、iPhone 14 Pro装着時の高さは、約18.0cm。
スタンド型はどうしても高くなるので、モニター下に配置したい方は(iPhoneの取外しを考慮すると)最低でも20cm~の高さを確保しておきたいところ。
重量は、635gと中々ズッシリした重さがあります。※電源アダプタ含む
持ち歩いて使う人はいないと思うので、据え置きとして使うには重さがある方が安心感がありますよね。
“MFi認証”を取得した希少なデバイス
BelkinのBOOST CHARGE PROは、Appleの基準をクリアして正式に認定を受けた証である「MFi認証」を取得した充電器です。
これは、Appleがサードパーティ(Belkinなど)のアクセサリーと互換性を保証することを示したマークのことで、MFi認証を取得すると価格が高くなる傾向がありますが、安心感と信頼性がまるで違います。
実はサードパーティの充電器は、MFi認証を取得していない製品がほとんど。MFi認証を取得していない一般的な充電器は・・
- 充電速度が遅い
- 途中で充電できてない・・
- OSアップデートで充電できなくなった・・
・・なんてことがありますが、MFi認証済みの充電器ではその心配はまったく不要。
さらに言うと、iPhoneの充電出力(=充電速度)も異なります。
- MFi認証○:最大15W
- MFi認証×:最大7.5W
ほとんどのMagSafe充電器は「最大7.5W(Qi規格)」で約半分の出力しか出ない・・つまり、MagSafe規格に対応しているだけで、充電出力は低いまま(=7.5W)って充電器が多いんですよね。
これを踏まえて、充電性能について見ていきます!
充電性能・充電速度について
BelkinのBoost Charge Pro 3-in-1ワイヤレス充電器の充電スペックは、次のとおりです。
- iPhone:最大15W(MagSafe対応)
- Apple Watch:高速充電に対応 ※Series 7以降のApple Watchのみ
- AirPods:最大5W(Qi対応)
- 入力:15.0V-2.67A(40.0W)
MagSafe対応iPhoneを「最大15W」で充電できる
(上記で解説した通り)この充電器は、MFi認証を取得済み・・つまり、Apple純正同様にiPhoneを「最大15W」でワイヤレス充電できます。
試しに、iPhone 14 Proをフル充電させてみました(参考に、Apple純正のMagSafe充電器と比較してます)
充電時間 | バッテリー(Belkin) | バッテリー(Apple) |
---|---|---|
0分 | 0% | 0% |
30分 | 32% | 35% |
1時間 | 55% | 60% |
1時間30分 | 75% | 76% |
2時間 | 89% | 92% |
2時間30分 | 100% | ー |
3時間 | ー | 100% |
充電環境が違うのと”バッテリー充電の最適化”がONになってるので、あくまで目安ですが・・(公式の通り)約1.5時間で0%→80%近くまで充電できてます。Apple純正と変わらない速度が出ていることが分かりますね。
Apple Watchの「高速充電」に対応
前モデル(型番:WIZ009)とは異なり、Apple Watchの高速充電にも対応してます。※Series 7以降のApple Watchで対応
急速充電対応のUltraとSeries 7を使って、充電速度を計測しました(参考に、Apple推奨の充電方式と比較してます)
充電時間 | バッテリー(Ultra) | バッテリー(Ultra) | バッテリー(Series 7) | バッテリー(Series 7) |
---|---|---|---|---|
0分 | 0% | 0% | 0% | 0% |
15分 | 20% | ー | 21% | ー |
30分 | 39% | 40% | 52% | 53% |
45分 | 58% | ー | 78% | 80% |
1時間 | 74% | 76% | 93% | 95% |
1時間15分 | 85% | ー | 100% | 100% |
1時間30分 | 91% | 96% | ー | ー |
1時間33分 | ー | 100% | ー | ー |
1時間40分 | 100% | ー | ー | ー |
メーカー | Belkin | Apple | Belkin | Apple |
こちらも(iPhone同様に)充電環境が違うのと”バッテリー充電の最適化”をONにしているので、あくまで目安ですが・・Ultraは、1時間で0%→74%まで、Series 7は、45分で0%→78%まで充電できてます。
(iPhoneと一緒で)Apple純正とほぼ一緒の充電速度でした!
AirPodsなどのイヤホンを「ワイヤレス充電」できる
土台の中央には、AirPodsなどのワイヤレスイヤホンを「最大5W」で充電できます。
Qi規格に対応した充電器なので、AirPods以外のワイヤレスイヤホンも充電可能。AirPods Pro 2であれば、約30分で0%→80%まで充電できます。
ちなみに、AirPods 3のような”MagSafe充電ケース”であれば、MagSafe充電部でカチッと引っ付き充電ができます。
いずれも出力は5Wなので充電速度には期待できませんが、イヤホンを置く定位置ができますしその間も充電できる・・という点では助かりますよね。
- iPhone 14 Pro→約1.5時間
- Apple Watch Ultra→約1時間
- Apple Watch 7/8→約45分
- AirPods Pro 2→約30分
ということで、充電性能や速度を紹介しました。iPhone・Apple Watchともに、Apple純正とほぼ変わらない充電速度だったので、さすが安心のBelkinブランドでした。
iPhoneは縦・横向きにも設置可能
MagSafe部は360度回転式なので、縦向きだけでなく横向きにも設置できます。
動画を見ながら充電できますし、(個人的には)横向きで見る角度が目線とバッチリ合ってたので”ながら作業”が快適でした!
iPhoneをサッと取り外しできる!
重量感のあるスタンドなので、土台の安定性は高め。iPhoneやApple Watchをサッと取り外せます。ただし磁石が超強力なので、手前に思いっきり引っ張るとズレちゃいますが・・。
こんな感じで、少し傾けてから外すことを意識すれば土台が動くことなく取り外せます!
僕はずっとBelkinのワイヤレス充電パッド(平置き型)を使ってましたが、スタンド型は改めて使い勝手が良かった!常時表示ディスプレイでiPhoneを時計代わりとしても使えますし、充電器なのにアート感があるといいますか・・。
なによりもデザインが良いんですよね。デスク周りだけじゃなくて、寝室やリビングなど・・あらゆる場所で馴染みやすいデザインですし、高級感もあるので所有満足度も高い。デザインも使い勝手も最高の充電器でした。
Belkin:3-in-1 ワイヤレス充電パッドの違いを比較
Belkinの3-in-1ワイヤレス充電器には、「スタンド型」と「パッド型」の2種類が販売されてます。
- スタンド型:BOOST CHARGE PRO 3-in-1 Wireless Charging Stand with MagSafe
- パッド型:BOOST CHARGE PRO 3-in-1 Wireless Charging Pad with MagSafe
どこが異なるのか?違いを比較表でまとめました
タイプ | スタンド型 | パッド型 |
---|---|---|
外観 | ||
iPhoneの充電 | ○ ※15W(MagSafe) | ○ ※15W(MagSafe) |
Apple Watchの高速充電 | ○ | ○ |
AirPodsの充電 | ○ ※5W(Qi対応) | ○ ※5W(Qi対応) |
Apple Watchの高さ調整 | ー | ○(3段階) |
サイズ | 13.7×13.5×13.5cm | 2.1×8.6×23.7cm |
重量 | 約485g | 約476g |
カラバリ | ホワイト | ブラックホワイト | ブラック
価格 | 約18,500円 | 約17,800円 |
どちらも充電性能は一緒ですが、「Apple Watchの高さ調整」が異なります。
ただしこれは本体サイズに応じて調整するもの。いずれもiPhoneやApple Watchを傾ける角度は調整できないので、個人的には、どこに設置するか?を基準に選ぶのがおすすめです。
モニター横やデスク上など‥高さを気にしなくていい場所や見栄え重視であれば「スタンド型」がおすすめ。
対して、モニター下やデスクシェルフ下など‥設置スペースを最低限に抑えたいのであれば「パッド型」がおすすめです。
作業に没頭している時って、通知が目障りに感じることあるじゃないですか・・。iPhoneで毎回確認するのが面倒なので、僕は↑のように通知を”見せない”環境作りで対策してます。
まあ・・結局Apple Watchで通知を確認してしまうのですが。。
ということで、スタンド型もパッド型も充電性能は変わらないので、充電器を設置する場所を基準に選んでみてはいかがでしょうか。
パッド型もレビューしてますので、よろしければ合わせてご覧ください
他メーカーの充電器スタンドも紹介してます
まとめ:Belkin Boost Charge Pro 3-in-1 ワイヤレス充電器スタンド レビュー
ということで、BelkinのBoost Charge Pro 3-in-1 ワイヤレス充電器スタンドをレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。
- iPhone・Apple Watch・AirPodsを3台まとめて充電できる
- 12シリーズ以降のiPhoneを最大15Wで高速充電可能
- Apple Watchの高速充電に対応
- MFi認証取得(Apple純正同様に安心して長く使える!)
- 高級感×美しさ満載のスタイリッシュなデザイン
- 価格がそれなりにする
- 角度調整ができない
- 土台の”ホコリ”が気になる・・
個人的には、これ以上の充電器は存在しない(買い替える必要なし)と思えるベストバイ充電器。充電パッド同様に、デザイン・充電性能ともに文句なしの充電器でした。
3-in-1モデルなので、充電器やケーブル・スタンドなどを用意しなくてもコレ一つで全部カバーできるメリットが大きすぎました!
特にApple Watchの高速充電に対応した充電器って数少ないので、急速充電に必要なアクセサリーを揃えなくてもいいのが地味に助かる・・。
「高速充電がそんなに大事か?」って言われると必ずしもYesとは答えにくいのですが・・。煩わしいケーブルやアダプタ類を一つにまとめて整理できることや高級感のあるデザインという面では、価格に見合った価値のある充電器だと感じました。
最後に一点だけ気になった点を挙げると、土台がシリコン素材なのでそれなりに埃が目立つこと。
特にブラックは埃が目立つので、気になる人はエアダスターで定期的に噴射してこまめに掃除してあげましょう。
- Apple純正同様に、信頼・安心して確実に充電できるスタンドを探している人
- iPhone・Apple Watchを高速に充電したい!
- 煩わしいケーブル・アダプタ類から解放されたい!
このような人へ、特におすすめしたい充電器でした。
僕的には、数ある充電器の中で間違いなくNo.1の充電器でした!
ということで本記事は以上です。気になっていた方の参考になれば!
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