Apple Watchに「AppleCare+」は必要?保証内容や料金を紹介


こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
Apple Watch購入時に悩みの種となる一つが、Appleの保証サービス「AppleCare+」に加入するかどうか。
通常Apple Watchを購入すると、1年間のハードウェア保証と90日間の無償テクニカルサポートが付いてきますが…。
「AppleCare+」に加入すると、さらに保証とサポートを”+1年間”延長することが可能です。







長く大切に使いたいApple Watchだからこそ、AppleCare+に加入すべきか迷いますよね
そこで、本記事では、Apple Watchに「AppleCare+」は必要なのか?保証内容や料金など紹介していきます。
先に結論を言うと、個人的には”不要”ですが、Apple Watchを最低2年以上使う場合は、検討価値ありです。
- AppleCare+は必要?保証内容・料金を知りたい!
- AppleCare+に加入する方法を知りたい!
- AppleCare+以外の保険サービスは?
このような悩みがある方へ向けた記事ですので、ぜひ最後までご覧いただけると幸いです。
- Apple Watchの「AppleCare+」を解説
- 保証内容、加入料金、加入方法
- AppleCare+以外の「保険サービス」を紹介
- AppleCare+が「必要な人」を紹介
Apple Watch:AppleCare+の保証内容【できること】


Apple Watchの保険サービス「AppleCare+」の保証内容・できることを解説していきます。
主な保証内容は、次の5つです。
- 過失や事故による損傷に対する修理(年2回まで)
- バッテリーの無償交換(最大容量80%未満の場合)
- 保証期間の延長(+1年間)
- エクスプレス交換サービスの利用
- Apple認定技術者によるサービスとサポート
▲タップで各目次までジャンプします
1.過失や事故による損傷に対する修理


AppleCare+に加入すると、Apple Watchが万が一故障しても、修理料金が安くなります。
- Apple Watch/Nike:9,200円/回
- Apple Watch Hermès/Edition/Ultra:10,700円/回
【参考】AppleCare+未加入時の修理サービス料金について
なお、AppleCare+に加入せずに修理する場合(保証対象外修理サービス)は、次のように、新品に近い金額を出す必要があります。
- Series 9(GPS/アルミ):45,800円
- Series 9(GPS+Cellular/ステンレス):61,800円
- SE(GPS/アルミ):31,400円
- SE(GPS+Cellular/アルミ):35,800円
上記のように、AppleCare+に加入していれば、自分の過失・事故が原因で損傷しても、約1万前後で、1年に2回まで修理を受付してもらえます。
2.バッテリーの無償交換


AppleCare+に加入すると、Apple Watchのバッテリー最大容量が”80%”未満に低下した場合は、無償でバッテリーを交換することが可能です。
- Apple製品限定保証または、AppleCare+の保証対象:0円
- 保証対象外:15,800円
ここで言う「最大容量が”80%”未満」とは、充電回数で置き換えると「1,000回」と言われています。
Apple Watchのバッテリーは、フル充電サイクルを1,000回繰り返した時に、本来の容量の最大80%を維持できるように設計されています。
Batteries|Apple Watch
正確には、「バッテリー容量の100%を使い切ると、1回の充電サイクルが完了する」という意味です。つまり、(普通に使えば)毎日100%完全に使い切ることはないので、計算上は「3年以上」使えることになります。
バッテリーの寿命の詳細は、以下記事で解説していますので、詳細が気になる人はぜひご覧ください



脱線しましたが、話をまとめると…次の通りです。
AppleCare+の保証期間中に、(計算上は3年以上使えるが)万が一、バッテリー最大容量が80%を下回った時は、無償でバッテリーを交換してくれるということです。
バッテリー容量の確認方法はこちら【タップで開きます】




「最大容量」部分が、現在のApple Watchの劣化具合を表示しています。
3.保証期間の延長


通常Apple Watchを購入すると、(AppleCare+に加入しなくても)以下のサービスが付いてきます。
- 1年間のハードウェア製品限定保証
- 90日間の無償テクニカルサポート(ハードウェアとソフトウェア)
AppleCare+に加入することで、上記の保証・サポートを「+1年間」延長することができます。
保証内容 | Apple Watch/Nike/Ultra | Edition/Hermès |
---|---|---|
ハードウェア製品保証/ 無償テクニカルサポート | 計2年間(1年間+1年間) | 計3年間(2年間+1年間) |
また、AppleCare+の保証期間は「計2年間(3年間)」ですが、AppleCare+の保証をさらに延長することも可能です。
2年(または、3年)経過しても、AppleCare+を解約するまで、月/年単位で保証を継続することができます。
4.エクスプレス交換サービスの利用


- エクスプレス交換サービスとは…?
-
万が一、Apple Watchが故障して使えなくなった場合に、Apple Watchの交換機を即座に郵送してもらえるサービスのこと。
通常は、郵送or店舗持ち込みで修理依頼をしますので、Apple Watchが使えない時間が”最大5〜7営業日”かかり、その間は、正常にApple Watchを使うことができません。
しかし、エクスプレス交換サービスを使えば、“修理依頼”と”交換機の受取”を同時に行うことで、Apple Watchが使えない時間を短縮することが可能(2〜5営業日)です。
エクスプレス交換サービスの利用は”無料”だが…
なお、サービス料金は、基本的には「無料」ですが、過失や事故による損傷がある場合は、修理サービス料金と同様の費用が発生します。
- Apple Watch/Nike:9,200円
- Apple Watch Hermès/Edition/Ultra:10,700円
5.Apple認定技術者によるサービスとサポート


AppleCare+に加入すると、Apple認定技術者によるサービスとサポートを受けることが可能です。
主なサポート内容は、以下の3つです。
- watchOSの基本操作
- iPhoneへの接続サポート
- Apple Watchアプリに関する問合せ
Apple Watchの操作方法(主にソフトウェア)に関する質問を優先的にアクセスし、解決してくれるサービスです。
Apple Watch:AppleCare+の「加入料金」


Apple Watchの”AppleCare+”の加入料金は、次の通りです。
- Apple Watch Ultra 2:14,800円(740円/月)
- Series 9:11,800円(580円/月)
- SE:6,800円(340円/月)
- Series 9(Hermès):21,800円(740円/月)
(上記でも解説した通り)従来の保証期間は、2年(または、3年)でしたが、無期限に変更されていますので、AppleCare+を解約するまで、年/月単位で保証を継続できます。







新しいApple Watchに乗り換えするまで保証が続きます!
料金の詳細は、以下で解説していますので、気になる方はぜひご覧ください



Apple Watch:AppleCare+の「加入方法」


Apple Watchの”AppleCare+”へ「加入する方法」を紹介します。加入方法は、次の2通りあります。
▲タップで、各目次までジャンプします
1.Apple Watch購入時と「一緒に」加入する
AppleCare+の加入方法1つ目は、Apple Watch購入時と「一緒に」加入することが可能です。
PCで加入する方法




バンドカラー、ケースサイズ、携帯電話ネットワーク接続、バンドサイズを選択して、“AppleCare+による保証を追加しますか?”から「追加」を選択します。


月額(キャンセルするまで月額料金をお支払い)か、一括(2年間の保証とサポート)支払いどちらかを選択して、「追加」を選択します。
あとは、「バッグに追加」して決済をすれば、購入完了です!
iPhone・iPadで加入する方法


下部の”ショッピングタブ”から、購入したい「Apple Watch」を選択→バンドカラー、ケースサイズ、携帯電話ネットワーク接続、バンドサイズを選択します。


月額(キャンセルするまで月額料金をお支払い)か、一括(2年間の保証とサポート)支払いどちらかを選択して、「追加」を選択します。
あとは、「バッグに追加」して決済をすれば、購入完了です!
2.Apple Watch購入後に「後から」加入する
AppleCare+加入方法2つ目は、「後から(30日以内)」加入することも可能です。
加入方法は、次の4つです。
- ペアリングしたiPhone上で購入する
- オンラインで購入する(シリアル番号の確認とリモート診断が必要)
- Apple Storeで購入する(点検と購入証明書の提示が必要)
- 電話(0120-277-535)で購入する(リモート診断と購入証明書の提出が必要)
【参考】AppleCare+に加入しているか「確認」する方法
AppleCare+の加入状況を確認する方法は、「Apple公式サイト:保証状況とサービス期間を確認する」や「Apple Storeアプリ」から確認することが可能です。
AppleCare+の加入状況を確認する方法【ブラウザ】


シリアル番号とコードを入力後、「続ける」を選択します。
保証状況とサービス期間に、「AppleCare+」の記載があれば、加入済みであること分かります。


AppleCare+に加入していなければ、記載はありません


AppleCare+の加入状況を確認する方法【iPhone/iPad】


下部の”For You”タブから、AppleCare+の加入状況を確認したい「デバイス」を選択します。
「AppleCare+」と記載があれば加入していますが、記載がなければ加入していないことを確認できます。







上記で、手持ちのAppleデバイスの保証状況を確認できますので、気になる方はチェックしてみてくださいね



AppleCare+以外の「保険サービス」を紹介


AppleCare+は、Apple公式の保険サービスで安心感がありますが、気になるのは“価格”ですよね。







Apple Watchだけで、上記の保険料を出すのはちょっと…
…と躊躇する方も多いですよね。Apple Watchが故障した時を考えると、”修理”か”新モデルの購入”の2択になりますが、Apple Watchの修理費用(2〜6万)は非常に高いですよね…。
一応、AppleCare+以外でも、Apple Watchの保険サービスがあります。おすすめを紹介しますので、気になる方は合わせてご覧ください。
Apple Watchのおすすめ保険


Apple Watchのおすすめ保険サービスは、さくら少額短期保険株式会社が提供している「モバイル保険」。
- 月額700円で、「最大3台」までのデバイスを保証してくれる
- 安心の修理保証(破損、水没、盗難、故障もOK)
- 年間で最大10万円まで保証してくれる
- 機種/キャリア変更時でも保証を継続可能(登録を切り替えるだけ)
- 購入後、1年未満であれば加入できる
- 保証回数の上限無し(無制限)
- 中古デバイスも(基準を満たせば)対象
月700円で最大3台までのデバイスを保証してくれるので、Apple Watchだけではなく、手持ちのiPhone・iPadの保険を検討している方におすすめです。
AppleCare+の比較は、次の通りです
内訳 | AppleCare+ | モバイル保険 |
---|---|---|
加入料金 | 6,600円/2年(300円/月) 10,800円/2年(550円/月) 12,800円/2年(550円/月) 19,400円/3年(650円/月) | 700円/月 |
修理金額 | 9,200〜10,700円 | 0円(最大10万円) |
保証期間 | 2/3年〜永続保証 | 永続保証 |
保証回数 | 制限あり (1年に2回まで) | 無制限 |
端末数 | 1台 | 3台 |
加入期間 | 購入後、30日以内 | 購入後、1年未満 |
バッテリー交換 | 条件あり | |
エクスプレス交換サービス | 条件あり | |
Appleの優先サポート |
モバイル保険の最大の特徴は、(バッテリー交換は非対応ですが)修理金額は0円で、最大10万円まで保証してくれること。


どれか一つのデバイスを主端末にすると”最大10万円”まで、副端末は”最大3万円”まで保証してくれますので、Apple Watchを主端末にすれば、実質0円で修理してもらうことが可能です。
また、AppleCare+の保証端末数が”1台”に対して、モバイル保険は”3台”まで保証してくれます。









サービス内容も手厚く、加入しやすい価格でコスパが高い保険です
バッテリー無償交換やAppleの優先サポート、エクスプレス交換サービスに魅力を感じない人は、AppleCare+よりもモバイル保険がおすすめです。
Apple Watchに保険が必要な人は?


個人的に、Apple Watchに保険が必要である人をまとめましたので、合わせて紹介しておきます。
- ジムなどのワークアウト・アクティビティを頻繁にする人
- 体をよく動かす仕事をしている人(傷がつきやすい環境にいる人)
- Apple Watch購入後、最低2年は買い換えを予定していない人
上記のように、普段の生活で、Apple Watchに傷が付きやすい場面が頻繁にある人は、保険加入を検討すべき価値があると思っています。
そもそも、Apple Watchで保険を適用する場合は、傷が付いたり画面が割れたり、落下して動かなくなった時など、普段からApple Watchをぶつけやすい場面が多い人ですよね…。
- レザージャケット着用時(袖口のジッパーにぶつける)
- 子供をチャイルドシートに乗せる時(車・ドアにぶつける)・子供と遊ぶ時
- 家具などを組み立てる時(付属している金具にぶつける)
- ジムなどのワークアウト・アクティビティ時(マシンやダンベルにぶつける)
- デスク下のモノを拾う時(机にぶつける)
- 壁・ドアなどのふとした時(開閉時にぶつける)
- Apple Watchバンドの着脱時(落としてぶつける)…



とは言っても、上記のように、Apple Watchをぶつける場面って、日常生活に以外と潜んでいるものです…。
そこで、(個人的に)AppleCare+に加入すべき条件は、上記の保険が必要な人+Apple Watchを最低2年以上使う場合を基準に検討することをおすすめします。
歴代Apple Watchは毎年新モデルが発売されていますが、最近のApple Watchは、+αの機能が追加されたマイナーチェンジと言った傾向があります。
ただし、(フルモデルチェンジまではいきませんが…個人的には)約2年おきに買い換え価値のあるモデルが出ているので、最低2年以上使う場合は、AppleCare+のような保険加入を検討してみるのも十分にありかと思います。
過去モデルの比較・おすすめ記事も書いていますので、よろしければ合わせてご覧ください



最新モデルはこちらで紹介しています



「保護ケース・フィルム」でApple Watch本体を傷から守る


AppleCare+のような保険サービスに加入しなくても、「保護ケースやフィルム」を装着することで、Apple Watch本体・画面の傷を事前に防ぐことも可能です。







Apple Watchバンド同様に、ケースも着せ替えを楽しめます!
「おすすめケース・フィルム」も紹介していますので、気になる方は参考にしてみてくださいね




「Apple Watchアクセサリーまとめ」記事も書いています。よろしければ、合わせてご覧ください!


まとめ:Apple Watchに「AppleCare+」は必要?保証内容や料金を紹介
以上、Apple WatchのAppleCare+の紹介記事でした。
最後に、記事のポイントをまとめます。
- AppleCare+の保証内容(損傷に対する修理、バッテリー無償交換、保証期間の延長、エクスプレス交換サービスの利用、Apple認定技術者によるサポート)
- AppleCare+の加入料金は、6,600〜19,400円(モデルごとに異なる)
- AppleCare+の加入方法は、Apple Watch購入時、または30日以内に決める必要がある
- AppleCare+以外の保険サービスも検討価値あり
- Apple Watchに保険が必要な人は、「傷がつきやすい場面が多い人+最低2年以上使う場合」は検討価値あり
それでは、本記事は以上です。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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