Apple:Magic Trackpad 3(ブラック)をレビュー|第1・2世代の違いも比較!
こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
MacBookなどに搭載されている”トラックパッド”は、指でサッとスワイプしたりクリックできたりと、直感的なコントロールができることが魅力的。
デスクトップPCやiPadでも使えるように、外付けで使える「Magic Trackpad」が販売されていますが、新色”ブラック”が登場。
デスク周りをブラックで統一したい!という思いもあり、左手デバイスとして購入を決意。ブラックが思ったよりめちゃくちゃカッコいいじゃん…!
ということで、本記事では、「Apple:Magic Trackpad 3 (ブラック)」をレビューしていきます。
- 新色ブラックが気になる!
- Magic Trackpadおすすめの設定を知りたい!
- 過去モデル(第1/2世代)の違いは?
このような悩みがある方に、写真多めでレビューします。気になる方はぜひご参考ください!
- Apple:Magic Trackpad 3(ブラック)をレビュー
- メリット、デメリットを紹介
- おすすめ設定を紹介
- 過去モデル(1・2世代)の違いを紹介
- 「他社おすすめトラックパッド」を比較紹介
Apple:Magic Trackpad 3(ブラック)をレビュー|第1・2世代の違いも比較!
Apple:Magic Trackpad(ブラック)の「特徴」
今回紹介する商品は、MacBookなどに搭載されている”トラックパッド”を外付けでも使えるようになった『Magic Trackpad 3』のブラックカラー。
「Magic Trackpad 3」の特徴は、次の通りです。
- 指先でコントロールできるMulti-Touch対応トラックパッド
- タッチ、スワイプ、ピンチなど指先だけで様々な操作ができる
- ワイヤレス充電タイプ(1回の充電で1ヶ月以上使える)
- USB-C – Lightningケーブル付属(編み込み式)
- カラバリは、2色(ホワイト・ブラック)
- 価格は、19,800円(ブラック)
- ホワイトは、16,800円
Appleの第3世代の新しいMagic Trackpad(ブラック)は、指先で様々なジェスチャ操作ができるMulti-Touch対応トラックパッド。
指だけでクリック・スクロール・スワイプなど直感的な操作ができることが魅力的ですが、今回注目したいのは新色の”ブラック”カラー。※詳細の使い方は、後述してます
キーボード・マウスなどデスク周りをブラックで統一したい方にぴったり。価格は決して安くありませんが、デスク周りを黒色で統一したい方は、この見た目に魅力を感じてしまうのではないでしょうか。
なお、第2世代のMagic Trackpadと大きな違いがなく、強いて言うならば、角が若干丸くなった程度。機能面は変わりありません。
カラバリは、ブラック・ホワイトの2色。
価格は、ブラックが”19,800円”、ホワイトが”16,800円”。いずれにせよ(円安の影響もあり)サッと買える金額ではありません。
ブラック | ホワイト |
---|---|
漆黒で美しさのある「デザイン」
Magic Trackpad 3の外観は、マットブラック仕上げで美しさのあるデザイン。なによりも黒色の深みが強く漆黒。
光で見え方が少し異なりますが、光量が多くてもハッキリと分かるほどの黒み。どうでしょう…?個人的にめちゃくちゃ好きな色味です。
裏面も全てブラック。薄っすらと刻印されているAppleロゴも相変わらず美しい…。
四隅には、滑り止め×4箇所付き。木製デスク・レザーマット上に置くとズレることはありませんが、フェルト生地のデスクマットはツルツルと滑りやすいです。
側面・背面は、シルバーで統一。ここは今までのMagic Trackpadと変わりありません。
付属の「USB-C – Lightningケーブル」も真っ黒
Magic Trackpadを充電するために”USB-C to Lightning”が付属しますが、ケーブルも全部真っ黒。
使うのがもったいないレベルの質感の高さですが、編み込み式ケーブル(1m)は、捻じれ・断線の恐れが少ないので安心です。
約1ヶ月以上使える「充電」タイプ
Magic Trackpadには、リチウムイオン電池が内蔵しているので、1回の充電で約1ヶ月以上連続して使えます。
側面にLightning端子があるので、充電しながらトラックパッド操作も可能。この点は、背面にあるMagic Mouseより使い勝手が良いです。
「自動ペアリング」で難しい設定が不要
Apple製品ではお馴染みですが、ペアリング方法は、Magic Trackpadの電源を入れるだけ。使いたいMac・iPadのBluetooth設定で、Magic Trackpadを選択すればOKです。
手のひらを置いても余裕がある「サイズ」
Magic Trackpad 3のサイズ・重量は、次の通りです。
- サイズ:高さ0.49〜1.09cm×幅16.0cm×奥行き11.49cm
- 重量:230g
サイズ感は、テンキー無しキーボードの約半分くらいの大きさ。指でスワイプ・ピンチ操作をしても余裕のあるサイズ感です。
変わらずの傾斜設計で「操作性」も快適
肝心な操作性は、従来と変わらずの傾斜設計ですので、手首を固定したまま指だけでタッチ・スワイプ操作がしやすいです。
ただし、(慣れもありますが)長時間のトラックパッド操作は手首が疲れやすいのは気になるところ…。できれば、リストレストを使って手首の負担を和らげてあげるのがベターかと。
個人的には、メイン操作を”マウス”、左手デバイスとしての操作を”Magic Trackpad”として使い分けています。
「Magic Trackpadは、マウス代わりになるか?」は人それぞれだと思いますが、(個人的には)マウスよりトラックパッドの方が疲れやすいので、マウス代わりとしては微妙かな…と感じてます。
MacBookなどのパッド操作が慣れている方は、リストレストと一緒に使うと疲れを抑えられますよ
ブラックカラーの「Magic製品」も販売中
Mac StudioやStudio Displayの発売と合わせて、Magic製品(Magic Keyboard、Magic Mouse、Thunderboltケーブル)がブラックカラーで刷新されています。
デスク環境をブラック系で統一したい方は、検討してみてはいかがでしょうか…!
Magic Trackpad 3の「メリット、デメリット」
- 漆黒なブラックが美しくカッコいい
- 充電しながらパッド操作できる
- (今までと変わらない)快適な操作性
- ジェスチャ操作が豊富
- 指紋が付きやすい
- 長時間の使用は手首が疲れやすい
- ブラックだけ価格が高すぎる…
Magic Trackpad 3の「メリット」
機能面は、第2世代と変わらずのMagic Trackpadですが、最大の魅力は、漆黒なブラックが美しいデザイン。
言うまでもなくAppleデバイスは、シンプルで美しさのあるデザインが魅力的。Magic Trackpadも同じく、所有欲を満たして気持ち良く作業できるアイテムです。
好きなガジェットを使った心地良さを感じられる環境作りは、地味に大切…!
もちろん、Magic Trackpadならではの豊富なジェスチャ操作も健在。
タップでクリックしたり、2本指でページ間の切替・スクロール・拡大/縮小、3本指でLaunchpadの起動、4本指でMission Controlの起動など、カスタマイズも自由です。
手のひらを乗せて、指だけでいろんな操作ができるMagic Trackpad。直感的なコントロールができる「指操作」が、Magic Trackpadの最大の魅力とも言えます。
Magic Trackpad 3の「デメリット」
対して、Magic Trackpad 3の気になる点は、ブラックは指紋が付きやすいこと。
とは言っても、よーく見ると汚れが分かる程度。光の反射で汚れ具合の見え方が異なりますが、自分のデスク環境では全く気にならないレベルでした。
Magic Trackpadの「おすすめ設定」を紹介【Mac版】
本項では、Magic Trackpadをより使いこなすためのおすすめ設定を紹介します!
Magic Trackpadの設定は、Macの「システム環境設定」<「トラックパッド」から、以下の3項目より細かく設定できます。
ポイントとクリック
- 調べる&データの検出:1本指で強めのクリック
- 副ボタンのクリック:2本指でクリックまたはタップ
- タップでクリック:✓チェック
- クリック:強い(最大)
- 軌跡の速さ:速い(最大)
- サイレントクリック:✓チェック
- 強めのクリックと触覚フィードバック:✓チェック
軌跡の速さを最大にすれば、わずかな指のタッチで、カーソル操作をスムーズに移動できます。
軌跡の速さが遅いと、(画面内で)端から端までカーソルを移動する時は、何度も指を往復する必要があるので効率が悪い…。
個人的には、軌跡の速さを「速い(最大)」に、サイレントクリックに「チェック」することをおすすめします!
スクロールとズーム
- スクロールの方向:ナチュラル:✓チェック
- 拡大/縮小:✓チェック
- スマートズーム:✓チェック
- 回転:✓チェック
スクロールの方向:ナチュラルに「チェック」することで、ページスクロールが(iPhoneのように)直感的に動かせますので、個人的には必須な項目。
iPhoneのスクロール操作でも慣れている方は多いのでは…?
その他のジェスチャ
- ページ間をスワイプ:✓チェック(2本指または3本指でスワイプ)
- フルスクリーンアプリケーション間をスワイプ:✓チェック(4本指で左右にスワイプ)
- 通知センター:✓チェック
- Mission Control:✓チェック(4本指で上にスワイプ)
- アプリケーションExporsé:✓チェック(4本指で下にスワイプ)
- Launchpad:✓チェック(親指と3本指でピンチ)
- デスクトップを表示:✓チェック(親指と3本指で広げる)
私のこだわりは、基本的に”4本指”を使ってジェスチャ操作ができるように設定していること。正直、ジェスチャ操作の種類が豊富なので、どの操作をどれで設定したか忘れてしまうじゃないですか…。
ということで、(親指を使わない)4本指の操作で、アプリ間のスワイプ・Mission Control・アプリケーションExporséの起動。(親指を使った)4本指の操作で、Launchpad・デスクトップ表示する。
…と決めて習慣づければ、迷うことなく使いこなせますよ!
“ホットコーナー”を使えば、指でサッとジェスチャ操作できる
トラックパッドの設定ではありませんが、macOSやiPad OSで使える”ホットコーナー”を使えば、指先一つでサッとジェスチャ操作が可能です。
これは、マウスカーソルを四隅に置くだけで、瞬時にジェスチャ操作を起動できるもの。
少し席を外したい時に、画面をロックしたい時ってありますよね…?そんな時は、ホットコーナーに”画面をロック”を割り当てしておけば、カーソルを四隅に置くだけでサッと画面ロックができます。
誤動作を防ぐためにも、私は「画面をロック」「クイックメモ」の2つを割り当てしてます!
iPadユーザーは、ユニバーサルコントロールを使うと便利
Magic Trackpadは、MacやiPadの画面をシームレスに移動できる”ユニバーサルコントロール”機能が使えます。
ユニバーサルコントロールを使えば、MacやiPadにあるAppで作業しながら、カーソル操作を自由に行き来可能で、デバイス間を跨いでコピー&ペーストなどもできます。
設定方法は、Macの「システム環境設定」>「ディスプレイ」>「ユニバーサルコントロール」>”ポインタとキーボードを近くにあるすべてのMacまたはiPad間で移動することを許可”を「チェック」します。
マウス・キーボードでも使える機能ですが、指先一つでシームレスにデバイス間を移動できるのは作業効率が上がりますよ…!
Magic TrackpadとiPadを組み合わせて使うとかなり便利…!レビュー記事を書いていますので、iPadユーザーはぜひご参考に!
Magic Trackpad 1・2・3の違いは?
今までの第1世代・第2世代と何が違うのか?デザイン・スペックの違いを比較していきます。
世代 | 第1世代 | 第2世代 | 第3世代 |
---|---|---|---|
外観 | |||
発売日 | 2010年7月27日 | 2015年10月13日 | 2021年8月3日 |
サイズ | 高さ:1.8cm 幅:13.0cm 奥行き:13.1cm | 高さ:0.49~1.09cm 幅:16.0cm 奥行き:11.49cm | 高さ:0.49~1.09cm 幅:16.0cm 奥行き:11.49cm |
重量 | 184g | 231g | 230g |
電源 | 単3形乾電池×2 | リチウムイオン電池※充電式 | リチウムイオン電池※充電式 |
バッテリー | 約1ヶ月 | 約1ヶ月 | 約1ヶ月 |
カラバリ | シルバー | シルバー スペースグレイ | ホワイト ブラック |
付属品 | 単3形乾電池×2 | USB-A – Lightningケーブル | USB-C – Lightningケーブル |
価格 | 9,020円 | 16,280円 | 19,800円/ブラック 16,800円/ホワイト |
第1世代→第2世代のデザインは大きく変化していますが、第2世代→第3世代のデザイン面は、ほとんど変化ありません。
またスペック面は、付属品が「USB-A→USB-C」に第3世代で変化しているものの、それ以外はほとんど変化なし。
個人的には、第2世代所持ユーザーは、買い替え価値なし…と思っています
ただし、デスク周りのガジェットを”ブラック”で統一している方は、漆黒カラーが絶妙に良い味が出ていますので買い替え価値は大いにありそうです!
他社おすすめトラックパッドを比較紹介
デザイン・機能面ともに優れたMagic Trackpadですが、とにかく価格が高いのが気になるところ…。
そこで、Macでも使える私おすすめのトラックパッドを厳選しましたので紹介します!
商品名 | Apple:Magic Trackpad 3 | サンワダイレクト:400-MABT128 | YUEFU:タッチパッド |
---|---|---|---|
外観 | |||
特徴 | デザイン・機能面ともに最高峰 | 13種類のジェスチャー機能に対応 | 有線タイプで低価格のmac OS対応パッド |
サイズ | 高さ:0.49~1.09cm 幅:16.0cm 奥行き:11.49cm | 高さ:1.06cm 幅:12.0cm 奥行き:11.0cm | 高さ:2.7cm 幅:18.1cm 奥行き:13.4cm |
重量 | 230g | 170g | 138g |
接続方式 | Bluetooth | Bluetooth/有線 | 有線 |
バッテリー時間 | 約1ヶ月 | 約46日※Bluetooth | |
電源 | 充電式 | 充電式/有線 | 有線 |
カラバリ | ブラック ホワイト | シルバー | ホワイト |
価格 | 19,800円/ブラック 16,800円/ホワイト | 6,980円/Bluetooth 5,480円/有線 | 約8,300円 |
まとめ:【Apple】Magic Trackpad 3(ブラック)をレビュー|第1・2世代の違いも比較!
以上、Magic Trackpad 3のレビュー記事でした。最後に、Magic Trackpad 3がおすすめな人・おすすめでない人のポイントをまとめます。
Magic Trackpad(第2世代)ユーザーは、買い替え価値があるか?と言われると、価格面では”Yes”とは言いにくい…。しかし、漆黒なデザインは満足度が高く、「買ってよかった!」と思わせてくれたアイテムでした。
シンプルで美しい見た目・多様なジェスチャ操作は、さすがApple純正。十二分に満足です…!
ただし、価格の高さはどうしても気になるところ。しっかりと自身の使い道を考えた上で、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
このWebサイトでは、Appleデバイス・ガジェット・Appレビューなどの情報を発信しています。
SNS(Twitter、Instagram)も日々更新していますので、フォローして頂けると励みになります!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
- 今回紹介した商品は、こちら
- 関連記事
コメント