ESR iPad Proケース「Shift Magnetic Case」レビュー | 9つの角度に調整できるスタンド&ケースが便利すぎでした
こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
iPad Proを購入すると真っ先に揃えておきたいアイテムが”ケース”ですよね。また iPadをPCライクのように活用するには、合わせて”スタンド”も用意しておきたいところ。
ただ全部揃えるとそれなりにお金もかかりますし、できれば持ち運びもしやすいスタンドがあると何かと助かります・・。
そこで今回紹介するのは、ESRから新発売されたiPad Pro用『SHIFT Magnetic Case』。
よくあるケースに見えますが・・なんと9つの角度に調整できるスタンド付きで、iPadを宙に浮かせるフローティングモードにも対応したケース&スタンド。
今までいろんなiPadスタンドを使ってきましたが、これだけ角度を細かく調整できるスタンドは初めて!
メーカーよりサンプルを提供いただいたので、本記事では、ESRの「iPad Pro用 SHIFT Magnetic Case」をレビューしていきます。
- ESR:iPad Pro用Shift Magnetic Case レビュー
- 特徴、メリット、デメリットを紹介
- 「他社おすすめケース&スタンド」を比較紹介
ESR : iPad Proケース”Shift Magnetic Case”の「特徴」
今回紹介する商品は、ESRのiPad Pro用『Shift Magnetic Case』。スマホ/タブレットのアクセサリーをお手頃な価格で買えるメーカーとしてはもう有名ですよね。
おおまかな特徴は、次の通りです。
- iPad Pro用のケース&スタンド
- 9つの角度に調整できるスタンドを搭載(視聴用×3、デザイン用×3)
- iPadを浮かしたフローティングモードに対応
- ネットサーフィンに最適な縦置きモードに対応
- ケースはマグネット内蔵タイプで、冷蔵庫などに貼り付けできる!
- カメラや側面を全面保護できるタイプのケース付き
- Apple Pencil収納ホルダーあり
- 互換性
- iPad Pro 2022年(第4世代)
- iPad Pro 2021年(第3世代)
- カラバリ:4色
- 価格:約7,278円
ESR「Shift Magnetic Case」は、ケースとスタンドが別々で使える分離タイプ。両方ともマグネットが内蔵しているので、ケースとしてそのまま使ったり、スタンドと合わせて切替えできます。
最大の特徴は、スタンドの角度調整が豊富であること。視聴モードであれば「6段階」、デザインモードであれば「3段階」と各モードによって使いやすい角度に自由に調整できるようになってます。
またしっかりと角度を固定できるように、スタンド先端にはマグネットが内蔵。
さらに、iPadを宙に浮かすフローティングモードにも対応。ケースとスタンドに磁力が内蔵されてるので、キーボードやマウスと合わせてiPadをPCライクのように使えます。
カラバリは、全部で4種類。王道のブラックに加えて、ちょっと個性的なカラーも販売されてます。
ブラック | ブルー | パープル | ブラウン |
---|---|---|---|
互換性は、2021年と2022年モデルのiPad Pro(11インチ)に対応してます。
- iPad Pro 11インチ(2022年モデル)
- iPad Pro 11インチ(2021年モデル)
本記事で紹介するiPad Proは「2020年モデル」ですので本ケースと互換性はありませんが、(サイズは一緒ですので)着脱は可能でスタンドも問題なく使えます。
ただし、ケースのスピーカー穴の位置が2022年(2021年)モデルと異なりケースの一部が塞がりますので、この点を踏まえて参考にしていただければと思います。
ということで、デザインや使い勝手など細かくレビューしていきます!
ESR iPad Proケース「Shift Magnetic Case」レビュー
iPadを全面保護できる!スタイリッシュなデザイン
まずはケースの外観から。ケースは、iPadの画面以外(電源ボタンや音量ボタンなど)を全面保護してくれるタイプとなってます。
ケース背面は、付属のスタンドにカチッと引っ付く磁石が内蔵されているタイプ。詳細は後述しますが、冷蔵庫にも引っ付くほどの強力な磁力を持ってます。
今回紹介するのは2020年モデルのiPad Pro。このケースと互換性のあるiPad Pro(2022/2021年モデル)とスピーカーの位置が異なりますが、ケースとしては何ら問題なく着脱できます。
また、スピーカー穴やUSB-C端子などの各穴が全てくり抜かれていて、iPad側面を全面保護してくれるタイプ。ケース側面は、シリコンのようなゴム素材ですので、着脱もしやすくボタンも押しやすい感じ。
続いてスタンドは、Magic Keyboardのように付属のケースを挟み込むタイプ。この面に付属のケースをマグネットで引っ付けて装着します。
スタンド外側は、スタンドを立て掛けるためのスリットがあったり、Apple Pencilを収納するためのホルダーが搭載されてます。
素材はヴィーガンレザーのように爪で引っ掻いてもキズが付かず、指によく馴染みグリップ力も高めの素材が使われてます。
ちなみにカメラ側は、(↓このように)上と下で折りたたみできるタイプ。どちらかを開いてスリットで固定することで、スタンドとして使える仕様となってます。
また下側を折り曲げると、iPadの熱がこもらないようにカット加工された放熱口も設けられてます。
サイズや重さ|互換性について
iPad Pro(2020年)を装着してみるとこんな感じ。互換性はありませんが問題なく装着できます。
重さは、ケース単体で約130g、スタンドで約320g(計450g)とそれなりに重量感があります。
iPad Proを装着すると約940gとそれなりに重いですが、スタンドを別で持ち歩くことを考えると・・全然許容範囲の重さかな?と感じました。
互換性をもう一度おさらいすると、以下表の通りです。
- iPad Pro 11インチ(2022年モデル)
- iPad Pro 11インチ(2021年モデル)
12.9インチユーザーは残念ながら使えませんが、2020年モデル以前のiPad Proを使っている方は、(スピーカーの一部が塞がることが気にならなければ)ケースとしては着脱できますのでご安心を。
6つの角度に調整できる視聴モード
このSHIFケース最大の魅力・・最大6つの角度に細かく調整できる視聴モードに切替えできます。調整方法は、スタンド下部を開いてスリットに差し込むだけ。
スタンド先端やスリットには磁石が内蔵しているので、カチッと引っ付いて安定性もかなり高め。少し揺らしてみましたが、立て掛けたiPadが倒れる様子が全くないほど固定力が高い・・!
なによりも角度が6つも調整できるのは使い勝手が良すぎでした・・!
ブラウジングやタイピング、Macのサブモニターなど・・自分が使いやすい絶妙にちょうどいいポジションに位置を調整できるので、使用場所を選ばないのは扱いやすかった。
ただし、奥行きはある程度必要なので、デスク上にキツキツでiPadを置いてる人は置き場所に注意が必要かも。
とは言いつつ、自分好みの角度に細かく調整できるのは助かる!これならキーボード+マウスと一緒に、iPadをPCライクのように場所を選ばずに作業できます。
おまけにケース&スタンドをセットで持ち歩けるので、自宅だけなく外出先でも気軽に使えるメリットも大きかった・・!
3つの角度に調整できるデザインモード
もう一点このケース最大の魅力・・3つの角度に調整できるデザインモードにも切替えできます。調整方法は、スタンド上部を開いてスリットに差し込むだけです。
このモードは、Apple Pencilを使ったデザインや学習用として最適。(視聴モードと同じく)スタンド先端が磁石で固定されるので安定性もかなり高めでした。
Pencilだけでなく、タイピングも入力しやすい角度ですし、タッチ・スワイプもしやすいのでゲームをするにも快適なモードでございました
フローティングモードにも対応
視聴モード×6つ、デザインモード×3つと‥もうお腹いっぱいですが、さらにフローティングモードにも対応してるのがこのケースの凄いところ。
「ちょっと目線が低いな」なんて時にフローティングモードは地味に便利。正しい姿勢と目線で作業しないと身体に負担がかかりますからね・・。
さらに、横向きだけでなく縦向きにも固定できるので、Web会議やネットサーフィンなど多様なシーンにも対応しているとんでもない設計となってます。
ちょっとこの多機能すぎるスタンド凄くないですか?いろんなスタンド&ケースを使ってきましたが、これだけマルチなシーンで使えるスタンドは初めてでかなり驚きでした・・。
Apple Pencil収納ホルダー付き
また、スタンドにはApple Pencilを収納するホルダーも付いてます。ゴムのように伸縮性のある素材ですので、しっかりとPencilを包み込んで固定してくれます。
ただし、(縫製もしっかりしてるので全く心配ないと思いますが・・)Pencilを入れると結構キツキツなので、グサッと貫通しないように注意する必要はあるかも。
ちなみにケースにもApple Pencil 2を収納する箇所が設けられてるので、ホルダー破れが心配な方はここに取付けするのもあり。
冷蔵庫にも引っ付くほど磁石が強力すぎる
iPhoneで動画見ながら料理を作ったり・・なんて日常あるあるですが、このケースを使えば大画面のiPadで動画を楽しめる。つまり、冷蔵庫など磁石がある箇所にもケースを引っ付けられます。
約500g近くある11インチiPadがガッチリ引っ付いてくれるので、ずり落ちる心配もすることなく、レシピや動画を大画面のiPadで楽しめちゃいます!
他社おすすめ「iPad Proケース&スタンド」を比較紹介
最後に、個人的におすすめしている『ケース&スタンド』を比較表でまとめました。他のケースと合わせて比較したい方は、ぜひ参考にしてみてください!
商品名 | SHIFT Magnetic Case | MagEZ Folio 2 | Snapフロートフォリオ | Smart Folio | ケース&スタンド |
---|---|---|---|---|---|
メーカー | ESR | PITAKA | MOFT | Apple | ESR |
外観 | |||||
互換性 | iPad Pro 11(2021) | iPad Pro 11(2022)iPad Pro 12.9 | iPad Pro 11iPad Pro 12.9 iPad mini | iPad Pro/Air 11iPad Pro 12.9 iPad mini | iPad Pro/Air 11iPad Pro 12.9 iPad mini | iPad Pro/Air 11
設置モード | 11段階 視聴×6 デザイン×3 縦置き フローティング | 4段階 横57度 横34度 横53度 縦62度 | 4段階 フローティング×2 横70度 横20度 | 2段階 約70度 約20度 | 2段階 約70度 約20度 |
iPadの固定 | マグネット | マグネット | マグネット | マグネット | マグネット |
ケースとしての利用 | ◯ | ○ | ○ | ○ | ○ |
スタンドとしての利用 | ◯ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Apple Pencil収納 | ◯ | ○ | ー | ー | ○ |
素材 | ヴィーガンレザー | ポリウレタンレザー | PUレザーヴィーガンレザー | ポリウレタン | シルク |
カラバリ | 4色 | 2色 | 3色 | 約8色 | 約7色 |
価格 | 約7,278円 | 7,499円 | 5,680円〜9,880円 | 9,800円〜15,800円 | 約3,000円前後 |
各レビュー記事はこちらです
まとめ : ESR iPad Proケース「Shift Magnetic Case」レビュー
ということで、ESRの新型iPad Pro「Shift Magnetic Case」をレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。
- 9つの角度に調整できるスタンドモードを搭載!
- フローティングや縦置きモードにも対応
- 冷蔵庫にもピタッと引っ付く超強力なマグネット搭載
- Apple Pencilをもう失くさない!収納ホルダー搭載
- 12.9インチモデルのiPad Proに非対応
- スタンドの奥行きが結構ある(iPad Proをもう一台置くスペースが必要)
個人的には、これ以上角度を調整できるスタンドを見たことがないほど驚愕したiPadケース&スタンドとなりました。なによりも角度を細かく調整できるので、様々なシーンで気兼ねなく使えるので扱いやすさ満載・・!
具体的にどんなシーンで便利か?個人的に使っているシーンや思いついたシーンを紹介しておきますので、気になっている方の参考になれば幸いです!
- Macのサブモニター/Web会議モニターとして使う(フローティング)
- ブラウジング、動画観賞用(横向き、縦向き)
- キーボード+マウスと一緒にiPadをPCライク化(フローティング)
- デザイン、動画編集などのクリエイティブ作業(デザインモード)
- iPadの保護ケースとして使うなど‥
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