ESR 3-in-1ワイヤレス充電器レビュー | CryoBoost冷却ファン付きのコスパ最強な充電器！

こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。

iPhone・Apple Watch・AirPodsなどをまとめて充電できる「3-in-1ワイヤレス充電器」。一つの充電器でいろんなデバイスを充電できて、省スペースに設置できることが魅力的です。

様々なメーカーから販売されていますが、どれも1〜2万円ほどする高額な充電器が多く、なかなか手が出しづらいのが気になるところ・・。

そんな中、あのスマホアクセサリーメーカーとして有名な“ESR”から1万円以下で買えてしまう「3-in-1ワイヤレス充電器」が登場！

iPhoneがマグネットで引っ付くMagSafeにも対応。さらに、iPhone充電時の発熱を抑えて、安定した速度で充電ができる”冷却ファン”内蔵と珍しい機能を搭載！

メーカーよりサンプルを提供いただいたので、本記事では、ESRの「3-in-1 ワイヤレス充電器(CryoBoost冷却ファン付き)」をレビューします。充電性能は？使い勝手はどうか？そのあたりを中心に紹介します。

ESR 3-in-1ワイヤレス充電器レビュー | CryoBoost冷却ファン付きのコスパ最強な充電器！

ESR：3-in-1ワイヤレス充電器の「特徴」

今回紹介する商品は、スマホ/タブレットのアクセサリーを製作する”ESR”の『3-in-1ワイヤレス充電器(CryoBoost冷却ファン付き)』。

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おおまかな特徴は、次の通りです。

ESRの「3-in-1ワイヤレス充電器」は、iPhone・Apple Watch・AirPodsをまとめて充電できるワイヤレス充電器。いわゆる3-in-1モデルというやつです。

最大の特徴は、3-in-1モデルでありながら「8,999円」とかなり安いこと。3-in-1モデル代表例のBelkinやPITAKA（1万5千〜2万円ほど）と比べると、約半額で買えちゃいます。

しかしiPhoneの充電出力は「7.5W」と価格に応じた性能。MagSafe充電器のような”15W”で高速充電はできませんが、このクラスで1万円以下なのでコスパとしてはかなり高い・・！

さらに、ワイヤレス充電の課題の一つの”熱”対策として、冷却ファンが内蔵。詳しくは後述しますが、このファンのおかげでかなり早くiPhoneを充電できます。

同梱品は次の通りです

カラバリは、ホワイト１色。3-in-1と2-in-1（iPhone・AirPodsを同時充電可能）の２種類のモデルが販売中です。

3-in-1モデル	2-in-1モデル

どのデスクでも合わせやすいシンプルなデザイン

ESR 3-in-1ワイヤレス充電器の外観は、ホワイト1色仕上げのシンプルな見た目。どんなデスクでも合わせやすいスタイリッシュなデザインとなってます。

iPhoneとApple Watchの支柱は、アルミ合金で頑丈な作り。iPhone取付部は”プラスチック”、Apple Watch取付部は、磁気ケーブルを傷付けないように”シリコンゴム”が使われてます。

（マグネットが内蔵した）AirPods取付部や冷却ファンのON/OFFができる充電台は、樹脂仕上げの少しさらさらとした仕上がり。裸のAirPodsを置いても傷がつくことはありません。

裏側は、4箇所の滑り止めゴムと蓋が付いてます。蓋を開くと、Apple WatchのUSB-C（またはUSB-A）ケーブルを格納する為の専用スペースがあります。

ケーブルを格納してみると、（Apple Watch購入時に付属する）1mの磁気充電ケーブルがぴったり収まります。

充電台の背面には、付属の電源アダプター（1.5ｍ）の差し込み口を搭載。電源アダプターは、隣のコンセントと干渉しないコンパクトなサイズとなってます。

サイズや重さについて

ESR充電器のサイズは、高さ18.5cm×幅16.0cm×奥行き9.0cmと平均サイズ。

平置きタイプとは違って高さがあるのでモニター下に配置するには不向きですが、3台のデバイスを同時充電できるので省スペースに設置できます。

重量は「約430g」と少し重めですが、持ち運びするものではないのでズッシリと安定して設置可能。

充電台の裏フタも”滑り止め”付きで安定性が高い！

MagSafe対応！冷却ファン(CryoBoost)を搭載

ESR充電器の魅力の一つ・・“CryoBoost”という技術を使った冷却ファンを搭載。iPhone充電時の発熱を抑えることで、MagSafeの充電速度を維持できる・・つまり、より早くiPhoneを充電できます。

基本的にワイヤレス充電器は、充電し続けるとスマホが温かくなります。熱暴走を防ぐために充電出力(W)を変動させることでスマホを保護するわけですが、充電速度が遅くなってしまうことがデメリット。

しかし冷却ファンがあれば、iPhoneの発熱を抑えながら一定の出力で充電できます（＝充電速度が早い）。_{※充電速度の結果は、後述してます}

動画視聴中のスマホを、他のどのMagSafe充電器よりも速く充電することができます。iPhone 13の使用中も、Appleの公式MagSafe充電器より4時間以上早くフル充電できます。

CryoBoost搭載HaloLock 3-in-1ワイヤレス充電器｜ESR

iPhoneを充電すると、充電部の隙間から風が出てiPhoneをしっかと冷やしてくれてます。

ただ、”冷却ファン”なのでそれなりに音は出ます。The.ファンが回ってる音ですが、耳障りになるような・・不快感を感じる音ではありません。よーく耳をすませばファンの回る音が聞こえる感じ・・！

冷却ファンをONにすると青色LEDライトが光るので、寝る時に充電する時はOFFがおすすめ

充電速度を一定に保ってスマホも保護できる”冷却ファン”付き。スマホで動画を見たりゲームをしたり・・ながら充電しながらiPhone操作ができます！

充電性能や充電速度はどうか？

ESR 3-in-1ワイヤレス充電器の充電性能は、次の通りです。

iPhoneの充電

Apple純正のMagSafe充電器（最大15W出力）には劣りますが、最大7.5Wでワイヤレス充電可能。マグネットが内蔵しているので、12シリーズ以降のiPhoneであればMagSafeでピタッと引っ付きます。

参考に、iPhone 14 Proでワイヤレス充電した時の速度結果がこちら_{※冷却ファンON}

充電時間	バッテリー残量
0分	0%
15分	14%
30分	28%
45分	39%
1時間	51%
1時間15分	63%
1時間30分	74%
1時間45分	83%
2時間	91%
2時間15分	97%
2時間30分	100%

（測定条件によって異なりますが）ざっくり「2時間30分」で0%→100%まで充電できました。

参考に、同じ3-in-1モデルの「Belkin：ワイヤレス充電パッド」と「PITAKA：MagEZ Slider」を使って、iPhoneをワイヤレス充電してみました。

（測定条件が違いますが）iPhone 12 Proでワイヤレス充電した時の速度結果

充電時間	Belkin：充電パッド	PITAKA：MagEZ Slider	Apple：MagSafe充電器
0分	0%	0%	0%
15分	ー	5%	ー
30分	38%	15%	35%
1時間	62%	30%	60%
1時間30分	79%	46%	76%
2時間	94%	62%	92%
2時間30分	100%	73%	100%
3時間	ー	80%	ー
3時間30分	ー	83%	ー
4時間	ー	87%	ー
4時間30分	ー	91%	ー
5時間	ー	94%	ー
5時間30分	ー	100%	ー

【備考】
・Belkin：最大15W（Made for MagSafe対応）
・PITAKA：最大5W（モバイルバッテリーと兼用できるタイプ）
・Apple：最大15W（20W USB-Cアダプタを利用）

上記の結果・・（冷却ファンをONにすれば）最大7.5W出力でありながら、AppleやBelkinの“MagSafe充電器(15W)”同様の速さで充電できました。

細かくいえば、iPhoneのバッテリー容量が「2,815mAh(12 Pro)」→「3,200mAh(14 Pro)」と増えているので、Apple純正よりもっと早く充電できるはず・・！

Apple Watchの充電

Apple Watchは、「最大5W」で充電可能。（Apple Watch購入時に付属する1mの）USB-C/A磁気充電ケーブルと合わせて使います。

参考に、Apple Watch 7を使って充電した速度結果がこちら

充電時間	ESR：充電器	Belkin：充電パッド	PITAKA：Power Dongle
0分	0%	0%	0%
15分	11%	21%	12%
30分	33%	54%	25%
45分	61%	79%	31%
1時間	78%	90%	41%
1時間15分	88%	94%	52%
1時間30分	92%	100%	62%
1時間45分	94%	ー	ー
2時間	100%	ー	81%
2時間30分	ー	ー	100%

【備考】
・Belkin：最大20W（Made for Apple Watch対応）
　USB-C磁気ケーブル＋20W USB-Cアダプタ利用
・PITAKA：最大5W
※バッテリー充電の最適化は「OFF」

Apple Watch 7/8/Ultraに搭載している“高速充電”には非対応ですが、1時間で約8割充電できているので、「充電し忘れた・・」時でもサッと充電できて十分に使える速度でしょう。

AirPodsの充電

AirPodsは、「最大5W」で充電可能。充電台には”マグネット”が内蔵しているので、MagSafe対応充電ケースのAirPodsであればズレなく充電できます。

iPhone・AirPods共にマグネットの強さも強力！磁力でピタッと引っ付きます

使い勝手はどうか？”首振り”付きが地味に便利！

実はこの充電器・・iPhoneのMagSafe部が上下に”首振り”できます。

iPhoneを充電しながら触りたい時ってありますよね。利用シーンに合わせて角度調整できるので、iPhoneを縦/横向きで充電しながら操作できます。

これ地味にめちゃくちゃ便利ですよ。平起きタイプの充電器じゃながら操作しにくいですし、縦置型の充電器も意外とチルトできるタイプって少ないですからね・・。

ちなみに（iPhone 14 Pro取付時で）高さは”約9cm”。

他社おすすめワイヤレス充電器を比較紹介

本記事では、ESRの3-in-1ワイヤレス充電器を紹介しましたが、「他の充電器も気になる！」人も多いですよね。以下に私も使ってきたおすすめの充電器の比較表を載せておきます。

商品名	3-in-1ワイヤレス充電器	2-in-1ワイヤレス充電器	BOOST CHARGE PROパッド	BOOST CHARGE PRO	MagEZ Slider	MagSafe充電器スタンド	マグ・フィット	マグ・フィットS	MagSafe充電器スタンド	PowerWave Magnetic	BOOST CHARGE
メーカー	ESR	ESR	Belkin	Belkin	PITAKA	Stouchi	Spigen	Spigen	BoYata	Anker	Belkin
外観デザイン
特徴	冷却ファン付きの3-in-1モデル	冷却ファン付きの2-in-1モデル	多機能3-in-1モデル	デザイン・機能良しの最高峰スタンド	充電スタンド兼モバイルバッテリーとして使える	オブジェのように美しいデザイン	スタイリッシュでシンプルな見た目	折りたたみ＋角度調整が可能	とにかく安い	AirPodsも充電可能な2-in-1モデル	電源アダプタ同梱のコスパ良しモデル
充電機能	iPhone:7.5W Watch:5W	iPhone:7.5W	iPhone:15W Watch:急速充電	15W	5W	ー	ー	ー	ー	7.5W	7.5W
素材	アルミ、プラスチック	アルミ、プラスチック	シリコン	ステンレス、シリコン	アラミド繊維、TPUなど	アルミニウム	TPU	アルミニウム	アルミニウム	ステンレス	記載なし
滑り止め
貼り直し
角度調整	iPhone:○ Watch:固定	iPhone:○	iPhone:固定 Watch:自由	固定	360°回転式	固定	固定	自由	自由	自由	固定
カラバリ	1色	1色	2色	2色	1色	1色	2色	2色	1色	2色	2色
重量	430g	720g	476g	484g	282g	329g	約16g	170g	170g	149	207g
価格	8,999円	6,999円	約17,800円	約11,000円	19,999円	約2,600円	1,990円	約3,000円	約600円	4,490円	約4,100円

まとめ記事で詳細もレビューしていますので、気になる方は合わせてご覧ください

まとめ：ESR 3-in-1ワイヤレス充電器レビュー

ということで、ESRの3-in-1ワイヤレス充電器をレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。

使ってみて少し気になった点は、使われている素材が”樹脂”なので少しチープさを感じる見た目であること。

遠目で見れば全然悪くないんですが、少しぶつけたり落下すると傷が付いてしまいそう。お世辞にも質感が高いとは言えない感じ・・。

ただ、冷却ファン付き＋1万円以下で買える3-in-1モデルと機能的には十二分な性能。いろんな充電器を使ってきましたが、コスパとしてはかなり高い部類に入ると思います。

iPhoneのワイヤレス出力が”7.5W”と低めですが、その分“冷却ファン”付きで充電速度がApple純正とほぼ一緒。充電性能をうまく引き上げてバランスを取っている・・非常にコスパが高い充電器でした！

ということで本記事は以上です。気になっていた方の参考になれば幸いです！

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

• 今回紹介した商品は、こちら

2-in-1モデルはこちら

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