「iPhone 12 Pro」を実機レビュー|特徴やおすすめユーザを解説

こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
「iPhone 12 Proのレビュー」について知りたい方へ。
5G対応、トリプルカメラにLiDARスキャナが搭載された今年新作の「iPhone 12 Pro」。今まで丸みを帯びていたサイドフレームが、iPhone4のようなエッジのある新しい筐体デザインが特徴的です。
私は今まで、iPhone XSを利用していましたが、この機会にiPhone 12 Proへ機種変更しました。
結論から言うと、個人的には…機種変更して【大満足】でした。
- iPhone 12 Proに「機種変更」しようか迷っている人
- iPhone 12 Proの「特徴」を知りたい人
- iPhone 12 Proは「どんなユーザーに最適か」知りたい人
そのような悩みがある方へ。
本記事では、iPhone 12 Proを実機を使ってレビュー・解説していきます。
- iPhone 12 Proを実機を使ってレビュー
- iPhone 12 Proの特徴を解説
- iPhone 12 Proはどんなユーザーにおすすめか?紹介
「iPhone 12 Pro」を実機レビュー|特徴やおすすめユーザを解説


はじめに:iPhone 12 Proの特徴


まずはじめに、iPhone 12 Proの特徴は、以下の通りです。
- 6.1inch有機ELディスプレイ(Super Retina XDRディスプレイ)
- 筐体は、角張ったデザイン+高級感あるステンレススチールを採用
- 12MPの超広角・広角・望遠のトリプルカメラを搭載
- LiDARスキャナ搭載より、暗い場所でも最大6倍早くオートフォーカスが可能+ナイトモードでポートレートが撮影可能
- 4K Dolby Vison(最大60fps)のビデオ撮影が可能
- A14 Bionicチップ、6GBメモリを搭載
- “5G”に対応
- 耐落下性能が4倍向上した”Ceramic Shield”を搭載
- 最大15Wのワイヤレス充電“MagSafe”に対応
- 本体カラーは、4色(シルバー、グラファイト、ゴールド、パシフィックブルー)
- 容量は、3種類(128GB、256GB、512GB)
- IP68等級(水深6mで最大30分間)の防塵防水性能
今年新作のiPhone 12 Proで大きく目立つ特徴としては、「カメラ性能」が向上しています(特に、暗所での撮影)。
iPhone 11 Proでは、広角カメラのみナイトモードに対応(超広角は非対応)していましたが、iPhone 12 Proでは、広角+超広角カメラがナイトモードに対応し、暗所での撮影が強化されています。


また、LiDARスキャナ搭載より、ナイトモードでもポートレートが利用可能です。ポートレートの背景ぼかし精度も向上していますので、iPhone 12 Proは、暗所での撮影でもより明るく、画質も綺麗に撮影することが可能です。
筐体デザインもiPhone 4を思い出すような角張った筐体デザインが特徴的です。また、本体素材は、高級感漂うステンレススチールが採用されています。
カラー展開は4種類で、シルバー・グラファイト・ゴールド・パシフィックブルーの4色から選択することができます。


筐体デザイン・パッケージ・カラー
それでは、iPhone 12 Proを開封レビューしていきます!
外観パッケージは、従来よりもかなりコンパクトに


同梱物は、iPhone本体とLightning-USB TypeCケーブル、マニュアルのみとシンプルになりました


iPhone 12 Pro本体。新色のパシフィックブルー


この新色パシフィックブルーですが、個人的には大満足。”青という”よりは「深みがかかった青色」と言う方が近いでしょう。
もちろん、光の加減によって色が変化しますが、深みある青色ですので、落ち着いた色合いな上に高級感漂うカラーで、個人的には大満足でした。
サイズ感は、高さ146.7mm×幅71.5mm×厚さ7.4mm。重量は、187g。


ディスプレイサイズは「6.1インチ」の有機ELディスプレイで、解像度は、2,532×1,170ピクセル。
5.8インチのiPhone 11 Pro/XSと比較すると、サイズ感は大きくなっていますが、角張ったデザインよりベゼルが細く見えます。
本体底面は、マイク・Lightningポート・スピーカーが搭載




右側面は、サイドボタン(電源ボタン)が搭載


左側面は、サウンドON/OF、音量ボタン、SIMトレイが搭載




従来のiPhoneと比較画像
iPhone XSと比較
iPhone 12 Proは、エッジが効いておりデザインが刷新。角ばっている為、裸で持った感じとしては、XSよりは落としにくい印象を受けました。






XSは5.8インチ、12 Proは6.1インチとサイズ感は大きくなりましたが、角張ったデザインのせいか、横幅はほとんど変化がありません


iPhone 4と比較


iPhone 12 ProとiPhone 4は、エッジのある筐体デザインが似ています。


光沢感は、iPhone 12 Proは側面がツルツル、iPhone 4は背面がツルツル。iPhone 12 Proの背面がマット、iPhone 4は側面がマット仕上げの為、従来とは逆の筐体デザインであることが特徴的です。
本体サイズ感も、iPhone 12 Proは6.1インチ、iPhone 4は3.5インチで、ベゼル幅も年々小さく、画面サイズも大きく見やすくなっていることが特徴的です。


価格・ストレージ容量


- ¥85,800(64GB)
- ¥90,800(128GB)
- ¥101,800(256GB)
iPhone 12 Proでは、128GB・256GB・512GBの3つのストレージ容量から選択することが可能です。
指紋が付かないテクスチャードマットガラスを採用


iPhone 12 Proの背面は、テクスチャードマットガラスを採用している為、指紋が付きにくく、傷も付きにくいことが特徴的です。
背面素材は、サラサラ。ケースを着用する方は良いですが、裸で持つ方は落下に注意が必要です。


Proモデルの光沢あるステンレススチールは美しい反面、エッジ部は指紋が少し目立ちやすくなりました。
iPhone12 Proシリーズの本体カラー、ゴールドのフレームには、他の本体カラーと比較して傷がつきにくく、指紋の跡が残りにくい加工方法が採用されているようです。
iPhone Mania
純正クリアケースの装着感


高価なProモデルであるからこそ、ケースを装着し、万が一に備え痛いところ。
MagSafeに対応したApple純正のクリアケースは、横幅が大きくなる為、片手で全画面を操作することが難しそうです。
純正ケースは少し滑りやすいので、よく落とす人はシリコンケースの方がおすすめです



ワイヤレス急速充電が可能なMagSafeに対応


今回の目玉アイテムの一つである、最大15W出力が可能なワイヤレス急速充電ができる【MagSafe充電器】に対応しています。
iPhone 12シリーズより、MagSafe充電器専用の強力なマグネットが内蔵されています。
強力なマグネットより、iPhoneとMagSafeが『ピタッと』と引っ付く新しく斬新なワイヤレス充電が可能です。
従来のワイヤレス規格”Qi”に対応した出力は「7.5W」であるのに対して、MagSafe充電器は「最大15W」で急速充電をすることができます。
有線のLightningケーブルより充電速度は劣りますが、Qi規格のワイヤレスよりは、充電時間は高速化しています。
「MagSafe充電器」のレビュー記事を以下にも記載していますので、気になる方は合わせて参考にしてみて下さい。



トリプルカメラ+LiDARスキャナが搭載


- 12MPの超広角・広角・望遠のトリプルカメラを搭載
- 『LiDARスキャナ』を搭載
- ナイトモードでポートレート撮影が可能
- 広角カメラと超広角カメラがナイトモードに対応
- AR体験の高速化
- タイムラプスがナイトモードに対応
- Dolby Visionビデオ撮影(最大60fps,4K)が可能
- Apple ProRAWに対応
iPhone 12 Proでは、12MPの超広角・広角・望遠のトリプルカメラを搭載+カメラユニット右下の黒い『LiDARスキャナ』が搭載されています。
トリプルカメラは、昨年のiPhone 11 Proと同様の1,200万画素で従来通りですが、12 Proでは、話題となっている『LiDARスキャナ』が搭載されています。
LiDARスキャナ搭載より、暗所でオートフォーカスのスピードが最大6倍高速となりました。
実際に、明かりがない暗所で撮影すると、iPhone 12 Proの方が暗所ではより綺麗に撮影可能で、全体的に明るめの写真となることが特徴的です。


広角カメラと超広角カメラがナイトモードに対応したことで、暗所でも、鮮明に迫力ある写真を撮影することが可能です。
また、iPhone 12 Proには『Smart HDR 3』という複数の写真を同時に撮影して1枚の写真に合成する機能が搭載されています。
ノイズやホワイトバランス等を調整することで、被写体と背景を精細に保ち、目で見ているかのような自然な仕上がりを再現することができます。
「5G」に対応


今回のiPhone 12シリーズ全モデルで「5G」に対応しています。
皆さんご存知の通り「5G」は第5世代移動通信システムのことで、4Gよりも高速に、大容量のデータ通信を利用することができます。
5Gを利用するとバッテリー消費が大きくなりますが(20%程消費すると言われていますが)、iPhoneの”設定”より、5Gをオンにするか自動切替することが可能で、バッテリー消費を抑えることが可能です。
動画などの高速な通信が必要な時は、5Gに自動で切替して、それ以外は、4G接続をしてくれます


ただし、国内の5G対応エリアは限定されている為、まだまだ狭く、現時点ではあまり実用的ではありません。順次拡大されていく予定ですので、これからに期待というところでしょう。
耐水性能が更に向上(水深6mまで対応)


iPhone 12シリーズでは、最大水深6mで最大30分の耐水性能が備わりました。
昨年のiPhone 11 PRoでは、最大水深4mで最大30分間の為、プラス2メートル深い場所でも耐えることが可能で、過去最高の耐水性能であることが特徴的です。
海やプールなどでiPhoneを持ち歩く人が日常化している現代だからこそ、耐水性能が強くなった点は重宝する性能の一つです。
とはいえ、水深6mで30分利用するユーザーは限定されることと、水没の故障はApple保証対象外となるので、注意が必要です。
iPhone 12 Proは、どんなユーザーにおすすめか?


iPhone 12 Proがおすすめなユーザー
- 暗所でのカメラ撮影を楽しみたい人
- 子供の寝顔を綺麗に撮影したい人
- 高級感のあるiPhoneを使いたい人
- iPhone XS/XR以前のiPhoneを利用している人
暗所でのカメラ撮影におすすめ
iPhone 12 Proの魅力を一つ挙げるならば「カメラ性能」を推します。中でも、暗所での写真が綺麗に撮影できる“ナイトモード”が広角・超広角カメラ・フロントカメラで対応したことで、写真を撮影する楽しみの幅が広がりました。
また、ポートレートやタイムラプスでもナイトモードに対応しています。暗所でのカメラ撮影頻度が多い方や夜景を撮ることが好きな人におすすめ。
iPhone 12 Proは、一眼レフの代わりになるとも言えるほど、カメラ性能が向上していることが特徴的です。
(個人的に)特に、iPhone 12 Proをおすすめしたい人は、お子さんがいる方に強くおすすめします。ナイトモード性能が向上していますので、子供の寝顔を綺麗に撮るには最適な機種と言えます。
iPhone 4を思い出すような高級感ある筐体デザイン


あとは、エッジの効いた角張った筐体デザインがオシャレ+サイドフレームの高級感のあるステンレス素材より、少しでも高級感のあるiPhoneを使いたい人には、iPhone 12 Proが最適です。
ステン素材のサイドフレームは指紋が付きやすいことが気にかかりますが、背面のテクスチャードマットガラスは、指紋が付きにくく見た目デザインが美しい。更に、12 Proのカラー展開も光沢感を強く出しすぎずに大人な色合いを表現していますので、高級感ある仕上がりが特徴的です。
iPhone XS/XRユーザーは、購入する価値有り


私はiPhone 12 Proへ機種変更する前は、iPhone XSユーザーでしたが、12 Proに変更して後悔なし。大満足しています。
機種変更に最適な時期(Softbankの半額サポート)でもありましたが、上記の通り、やはりカメラ性能はひと目で分かるほど違います。XSでは超広角カメラが搭載していないので、今まで以上に撮影する頻度が増え楽しくなりました。
iPhone 12、iPhone miniという選択肢もありますが、カメラ性能にこだわりを持ちたい人は、間違いなくProをおすすめします。
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