Powerbeats Proを徹底解説!特徴は?どんな人にオススメ?【レビュー】
こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
2019年7月19日、遂にアップルジャパンより「Beats by Dr.Dre(Beats)」ブランドの完全ワイヤレスイヤホン『Powerbeats Pro』が発売されました。アメリカでは既に販売されており、様々な動画やレビューをされておりますが、私の手元にも発売日当日に遂に届きましたので、早速レビューしていきます!
『Powerbeats Pro』とは?を始め、特徴や使いやすさを解説、どんな人にオススメなのか?など、今まで使っていたAirPodsと比較をしながら紹介していきます。
『Powerbeats Pro』とは?
『Powerbeats Pro』とは、Apple参加の米ビーツ・エレクトロニクス(ブランド名はBeats by Dr. Dre)が提供している完全ワイヤレスの高性能イヤフォンです。
Beats シリーズのイヤフォンやヘッドフォン・スピーカーは様々な製品が販売されています。
今回の『Powerbeats Pro』の特徴として、ワークアウトをする人向けに特化しており、運動していても外れないイヤーフック、長時間バッテリーの搭載、高音質で迫力のあるサウンド、Apple独自のシンプルな操作性などが挙げられます。
詳細(仕様)
仕様
- Powerbeats Proイヤフォン
- 高さ:2.2in/5.6cm
- 重さ:0.71oz/20.3g
- フォームファクター:インイヤー型
- 電源:充電式リチウムイオン
- Powerbeats Proケース
- 高さ:3.04in/7.7cm
- 電源:充電式リチウムイオン
- 接続
- Apple H1チップ搭載
- Powerbeats:Class 1のワイヤレスBluetooth
- 充電ケース:Lightningコネクタ
- 価格:¥24,800(税別)
同梱物
同梱物
- 『Powerbeats Pro』イヤフォン本体
- 充電ケース
- 4種類のイヤーチップ
- Lightning USB-A充電ケーブル
- 取扱説明書
- 保証書
特徴
特徴
- ワークアウト向けの完全ワイヤレス高性能イヤフォン・耐汗/防沫に対応
- 最長9時間再生が可能な長時間バッテリーを搭載
- 充電ケース使用で24時間以上の再生が可能
- Apple H1チップ搭載より、広範囲で通信可能
- ダイナミックレンジとノイズ除去より、パワフルかつバランスの取れたサウンド
- 左右どちらのイヤーバッドでも、音量調整/再生/停止/前後の曲選択/通話コントロールが利用可能
- 「Hey,Siri」によるハンズフリーコントロールが利用可能
- イヤフォン内蔵センサーより、装着/脱着時に自動的に音楽の停止/再生をしてくれる
- 豊富な4種類のカラー(ブラック・アイボリー・ネイビー・モス)
『Powerbeats Pro』を使ってみた【特徴を解説】
開封の儀
事前予約していたのもあり、発売日7月19日当日に届きました!
さっそく開封していきます。
同梱物としては、『Powerbeats Pro』イヤフォン本体、充電ケース、4種類のイヤーチップ、Lightning USB-A充電ケーブル、取扱説明書、保証書が同梱されています。(Beatsの”bマーク”シールもカッコいい..!!)
充電台より、PowerbeatsProイヤフォンを取り外します。中央下の丸いスイッチは、別のデバイスと接続する際に利用する為のものです。
Lightningケーブルを指す用の充電台の裏面はこんな感じ。
Lightningケーブルを挿し充電すると、赤色LEDが点灯すると充電中の合図です。ちなみに、ペアリング中は白色に点灯、充電が完了すると、白色点灯から消灯します。
イヤーチップは、計4種類入っています。耳の穴の大きさに合わせて適切なイヤーチップを選択できます。
ペアリングが秒速で終了
『Powerbeats Pro』の特徴として、ペアリング(iPhoneとイヤフォンの接続)がとてもカンタンです。2ステップで完了します!
まずは充電台を開けると、手持ちのiPhoneの画面上に『Powerbeats Pro』に接続するかポップアップ表示されますので「接続」をタップ。
以上、これだけで接続完了です!一度ペアリングが完了すると、次回からは自動的に接続してくれます。
*私は上記操作のみで完了しましたが、場合によっては充電ケースのボタンを長押しする指示があるそうです(もちろん数ステップで完了)
iPhoneの【ウィジェット】に表示される項目としてはこんな感じです。
【AppleWatch】をご利用の方は、他の接続デバイスの切替もカンタンです!
AppleWatch内の「設定」→「Bluetooth」から他の接続デバイスをタップするだけです。iPhone/iPadの場合も同様です。
外れることのないイヤーフック
ワークアウト向けのイヤフォンとも言える為、イヤーフックを自身の耳の形に調整可能で、最適なフィット感を得ることができます。
イヤーフックの根本を持ちながら、イヤーフックを押し込む(または引く)ことでイヤーフックが調整可能で、フィット感が増すことができます。また、自身の耳の穴のサイズに応じた4種類のイヤーチップを選ぶことで、外れることがないイヤフォンが完成です!
(耳からうどん)で有名な「AirPods」を利用していた方(私もその一人です)から『Powerbeats Pro』に移った方には、これほどマッチするイヤフォンはない!と思えるほどの満足したフィット感を得ることができるでしょう。試しに首を大きく動かしたり、走ったり、逆立ちをしてみても…全く微動だにしません。
”高音質で迫力のあるサウンド”をイヤフォンで体感するには、自身に合った最適なイヤーチップとイヤーフックの選定が必要です。この両方を調整できるのは、”激しいワークアウトに耐えるデザイン”とキャッチコピーがあるように、『Powerbeats Pro』だからこそ得ることができるとも言えます。
ボリュームコントロールが超使いやすい
『Powerbeats Pro』では、両方のイヤフォン本体に音量調節(ボリュームコントロール)をするボタンが付いています。
「AirPods」では、iPhoneからの操作または、AppleWatchのデジタルクラウンを回すことで音量調整が可能でしたが、『Powerbeats Pro』では本体に〈+(プラス)〉〈ー(マイナス)〉ボタンが付いている為、ボリュームコントロールも瞬時に調整が可能です。
ボタンの動作について
〈+〉〈ー〉ボタンの他に、丸型の〈b(beats)〉ボタンも付いています。
Beatsロゴボタンを押すことで、「音楽の再生/停止」ができる他、「次の曲/前の曲へスキップ」、「Siriの起動」や「着信を拒否する」など様々な操作が可能です。
ボタンを押す回数による動作は、以下をご参考下さい。
ボタン動作について
- 「+(プラス)」ボタン
- 1回プッシュ→音量UP
- 「ー(マイナス)」ボタン
- 1回プッシュ→音量DOWN
- Beatsロゴ
- 1回プッシュ→曲の再生/停止、(着信時は)通話開始/終了
- 2回プッシュ→次の曲へスキップ
- 3回プッシュ→前の曲へスキップ
- 長押し→Siriを起動、(着信時は)着信拒否
十分過ぎる長時間バッテリー
イヤフォン本体のみで連続9時間再生可能な長時間バッテリーを搭載しています。また、充電ケースを使用することで24時間以上の再生も可能です。
Fast Fuel(急速充電)にも対応しており、(バッテリーが完全消費した際に)5分間の充電で約90分連続再生をすることも可能です。日常で9時間連続で利用する場面は少ないと思いますが、”ワイヤレス(無線)”なイヤフォンを充電容量を気にする必要がないので、より安心して音楽を楽しむことができるでしょう。
クリアで迫力あるサウンドを再現
『Powerbeats Pro』の大きな特徴として、完全ワイヤレスイヤフォンの中ではトップクラスので高音質で、クリアで迫力あるサウンドを再現しています。ワークアウト向けのイヤフォンということもあり、激しい動きを伴うスポーツ持続させてくれるような迫力あるサウンドを楽しむことができます。
『Powerbeats Pro』を音質面で一言で言うならば、低音・高音をハッキリと強めに、ダイナミックなサウンドを表現しているとも言えます。
「AirPods」のような通常のワイヤレスイヤフォンはどちらかと言うとフラット型で、音質を均等に、違和感なくクリアな音質を聴くことができます。対して『Powerbeats Pro』は、ベースのような低音が強めで、シンバルなどの高音をハッキリと表現しており、フラット型とは真逆のサウンドを再現しています。
ワークアウト時にもうひと踏ん張りという時にボリュームUPし、大音量で迫力ある音楽を聴きワークアウトを頑張る…なんてことも可能ですし、力強いサウンドが出せるPowerbeats Proであるからこそ、ワークアウト時にはもってこいとも言えるでしょう。
また、ノイズアイソレーション機能を搭載しており、バッテリーを消費することなく周囲の音を遮断することができる為、素直に音楽を楽しみたい時や作業中・運動中などで集中したい時など、周囲の音を気にせず音楽を楽しむことができます。
アクティブノイズキャンセリング機能までは搭載していませんが、4種類のイヤーチップを選択可能な点と変形可能なイヤーフックから、高度なノイズを除去してくれるアクティブノイズキャンセリング機能までは必要ないとも言えます。
少しの水に濡れても問題ない防水仕様
防水性能について正確なIPX企画は出ていないが、”耐汗・防沫性を強化したデザイン”と表記されています。少なくとも完全防水ではありませんので、iPhoneXSのように水に浸けたり、風呂場・海で利用するには適しておりません。
ワークアウト向けとして適している『Powerbeats Pro』ですので、汗や雨程度であれば問題なく耐えられる防水性能と捉えて問題ないでしょう。海やプール内で利用することを避ければ、ほとんどのスポーツでは利用することができますので、防水性能に関してはそこまで気にしなくてもよいでしょう。
「AirPods」との大きさを比較
Appleが提供しているワイヤレスイヤホンである「AirPods」と『Powerbeats Pro』の大きさを比較してみます。
以下画像のように『PowerbeatsPro』内に「AirPods」がすっぽり収まるくらい充電ケースのサイズ感は少し大きめ。ポケットに入る大きさではない為、外出時には充電ケースを収納するバッグは必須となりそうです。
ケースの材質は、見た目以上にスベスベで誤って落としかねない為、持ち運びには要注意が必要です。
『Powerbeats Pro』を使ってみた まとめ
- ペアリングが秒速で完了するほど接続が超カンタン
- 激しいワークアウトでも外れることがないイヤーフックを搭載
- ボリュームコントロールが超絶使いやすい
- 連続9時間再生可能な長時間バッテリーを搭載
- 汗や雨程度の水は、全く問題がない防水性能
- 充電ケースのサイズは少し大きめの為、持ち運びに要注意
どんな人にオススメ?
様々なワイヤレスイヤフォンが出ている中、『Powerbeats Pro』はどんな人にオススメなのか紹介していきます!
ワークアウトをする人
ワークアウトをしたり、激しい動きを伴うスポーツをする際に最適なイヤフォンです。
ワークアウト向けのデザインである『Powerbeats Pro』ですので、簡単には外れることのないイヤーフックが搭載されている点を私は推したいです。4種類のイヤーチップと変形可能なイヤーフックより、自身の耳に応じた最適なフィット感を生み出すことが可能です。
連続9時間再生可能な長時間バッテリーが搭載されている為、長時間のトレーニングでも充電を気にすることなく利用することも可能です。完全防水ではありませんが、汗や雨にも問題ない大汗/防水性能も搭載している為、(水の中でスポーツをする方を除き)防水に関しての心配は必要ないでしょう。
また、イヤフォン本体に搭載しているボリュームコントロールより、より直感的に音量調整や曲のスキップをすることが可能です。
『Powerbeats Pro』は、ワークアウトをする人の為に作られた完全ワイヤレスイヤフォンと言っても過言ではありません。
素直にダイナミックなサウンドを楽しみたい方
素直に迫力あるダイナミックな音楽を聴きたい方にも適しているイヤフォンです。
音質はフラットでクリアな音楽を楽しめる「AirPods」と比較すると、『Powerbeats Pro』は低音・高音共にハッキリと聞こえ、迫力あるサウンドを楽しむことができます。音楽を聴いて一人の世界に入りたい時、好きな曲で余韻に浸りたい時、スマホで映画を見たい時など、迫力ある音質を楽しめるPowerbeats Proの活躍が期待できるでしょう。
また、イヤーチップを耳の奥に入れ込む”カナル型イヤフォン”の為、遮音性が高いことが特徴です。ノイズアイソレーション機能を搭載しており、バッテリーを消費することなく、周囲の音を遮断してくれます。「AirPods」では、大音量の音楽を流すと音漏れする為、周囲の視線が気になりますが、『Powerbeats Pro』は周りを気にすることなく音楽を楽しむことが可能です。
まとめ:ワイヤレスイヤフォンは『Powerbeats Pro』で決まり!
以上、『Powerbeats Pro』の特徴や使いやすさを紹介させて頂きました。私は今までいくつかのワイヤレスイヤフォンを利用してきた中で、最終的にAirPodsを愛用してきました。しかしPowerbeats Proが届いてからは、数日間使っただけでワイヤレスイヤフォンは『Powerbeats Pro』一択!と言えるほどの一品となりました。
私がPowerbeats Proを利用して皆さんにお伝えしたいことは、【高音質】で【最適なフィット感】が最高!ということです。
音質に関しては、低音・高音共にハッキリと聞こえ、迫力ある高音質をワイヤレスで聴けることに大変満足感を得ています。また、イヤーフックを変形し、自身の耳の形に合うよう調整することができる為、激しい運動をしても外れることがなく、装着していることを忘れるくらいのフィット感を感じられます。
あとは、ワークアウト時のボリュームコントロールが超絶使いやすいです。従来のBeatsXやPowerbeats3はワイヤレスですが、ボリュームコントロールはケーブル付属のボタンで調整します。Powerbeats Proでは、イヤフォン本体にボリュームコントロールが付いている為、”完全ワイヤレスイヤフォン”を再現しており、より直感的なコントロールが可能です。
9時間も連続再生が可能な長時間バッテリーを搭載しており、充電ケースを利用すると24時間以上の再生も可能です。長時間の運動をしてもバッテリー容量を気にすることなく利用できる点は、まさにワークアウト向けのイヤフォンと言えます。
デメリットを挙げるとすると、充電ケースが思ったより大きいため、AirPodsのような気軽な持ち運びには不向きという点です。ポケットに収納し持ち運ぶことはまず不可能な為、持ち運ぶ際はバッグが必須となりそうです。再生時間が9時間以内と分かっている用事であることや、どうしても持ち運びたい!という方には、カラナビ付きのケースを購入するのも有りでしょう。
快適な音楽を楽しむためのストリーミングサービスはどれを選べばいい?という方は、以下関連記事を参考頂ければと思います。
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