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Yuma
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Apple製品・ガジェットのレビューブログ「yuLog」の運営責任者。

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PDF編集ツール!ChatGPT搭載のAIチャット『LightPDF』レビュー

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こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。

今回紹介するのは、クラウドベースのPDFツール「LightPDF」。

ビジネスシーンにおいてPDFを活用するシーンは多くありますが、LightPDFは、PDFをWordやPPTに変換したり、圧縮・結合・OCR(光学文字認識)など様々な機能を持つPDF編集ツールです。

基本的な機能は無料で使えるだけでなく、LightPDFはChatGPT搭載のAIチャット機能が使えることが魅力的。

LightPDF

膨大なページ数があるPDFファイルを一から読んで理解する、なんて時間がかかって大変じゃないですか。LightPDFのAIチャット機能を使えば、インポートしたPDFファイルを読み取り、知りたい情報を質問することで要約・回答までしてくれる作業効率爆上がりのPDFツール。PDFを扱う全ユーザーにおすすめできる機能を持ってます。

今回メーカーより有料プランのレビューの機会をいただき使ってみたので、基本機能に加えて、AIチャットってどんな感じで使うのか?LightPDFをレビューしていきます。

本記事の内容(まとめ)
  • Light PDF レビュー
    • 特徴、メリット、デメリットを紹介
Contents

LightPDFの「特徴」

今回紹介するのは、深センWangxu Technology Co.の傘下会社が提供しているAI搭載PDFツールの『LightPDF』

LightPDFで具体的に何ができるか?ざっくりとまとめると、次の通りです。

LightPDFの特徴
  • PDFの変換(PDF→Word,PPT,Excel,TXT,PNG,JPGE)
  • PDFへ変換(Word,PPT,Excel,PNG,JPGE,CAD,EPUB→PDF)
  • PDFの編集(編集,透かし,分割,結合,回転,注釈)
  • PDFの最適化(圧縮,OCR,ChatPDF)
  • PDFのセキュリティ(保護,パスワード解除,署名)
  • 価格:
    • 個人版:無料版、1,980円/月、6,690円/年、9,980円/3年、780円/7日間
    • 商用版:13,890円/2年(1人の場合)、8,390円/1年

LightPDF」は、PDFの変換から編集までクラウドベースで使えるPDF編集ツール。WordやPPTなどのOfficeへの双方向の変換をはじめ、編集から分割・結合などPDF編集には欠かせない機能を搭載。

LightPDF

macOSやiOS・Windows・Androidの専用ソフトのダウンロードも可能で、無料ユーザーでも登録不要で利用できます。全てのPDFファイルを一括管理できるクラウドベースで利用できるのも魅力の一つ。

特筆すべきは、ChatGPTを搭載したAIチャットサービスが搭載されていること読み込ませたPDFファイルと会話することで、膨大なページ数のあるPDFファイルを読み漁る必要がなく、自分に必要な情報だけ取得できちゃいます。

会話形式でAIチャットできる
会話形式でAIチャットできる

無料版と有料版の違い

LightPDFには、1日1タスク(PDFのサイズ制限なし)と制限がある「無料版」とタスク制限がほぼない「有料版」の2種類のプランがあります。無料版は、1日1タスクと制限がありますが、登録不要かつ無料で使えるのは嬉しいポイント。

無料版と有料版の違いは、次の表の通りです

PDFツールの機能無料プラン有料プラン
バッチ処理
ファイルサイズの制限無制限無制限
PDFファイルの変換1ファイル/1日
※最大5MB以下
1,000ファイル/1ヶ月
PDFファイルへ変換
PDFの編集
(透かし,分割,結合,回転,注釈)
PDFの保護
(パスワード解除,署名)
PDFの圧縮
OCR(光学文字認識)
PDFツール:無料プランと有料プランの違い
ChatPDFの機能無料プラン有料プラン
ChatGPT 3.5(基本モデル)5つの質問/日9,000質問/月
ChatGPT 4.0(上位モデル)40質問/月
応答速度
リクエスト制限なし(ピークトラフィック中)
対応ファイル形式PDFPDF
doc,docx
xls,xlsx
ppt,pptx
epubなど
最大ページ数100ページ無制限
AIチャット(スキャンされたファイル)
複数のWebページ(ドキュメント)のチャット
出力の設定
チャットの共有
保存できるチャットのセッション数3つ無制限
ChatPDF:無料プランと有料プランの違い

PDF編集ツールとしてよく使うPDF⇔Word,PPTファイルなどの変換目的であれば無料版でも十分。ChatGPT搭載のChatPDFをメインに使いたいユーザーは有料プランが最適。

無料プランでもChatPDFが利用できますが、1日に5つの質問しか投げられなかったり、アップロードできるPDFサイズ数が1つ・5MB以下と制限があるので要注意です。

料金プランは、個人向けと企業向けの2種類が用意されてます

無料版と有料版の違い
  • 個人版:無料版、1,980円/月、6,690円/年、9,980円/3年、780円/7日間
  • 商用版:13,890円/2年(1人の場合)、8,390円/1年

登録不要で使えるので、まずはお試しの無料版から使ってみてください。無料版でも、基本的なPDF変換や編集、ChatGPT搭載のAIチャットが使えるので感触を確かめてみてから有料プランへの切り替えがベターです。

LightPDFの基本的な使い方(変換や編集など)

LightPDFは、クラウドベースのPDF編集ツール。専用ソフトをインストールしなくても、オンライン上で利用できることが特徴的です。

基本的な使い方は、以下の数ステップで完了。ここでは、PDFをWordに変換する方法を紹介します。

STEP
LightPDF公式サイトにアクセスする

まずは、LightPDF公式サイトにアクセスします。

STEP
使用したいツールを選択する

上のメニューバーの「PDFツール」から、使用したい機能を選択します。

使用したいツールを選択する

ここでは、PDFをWordに変換する例を紹介します

STEP
PDFファイルをアップロードする

Wordに変換したいPDF「ファイルを選択」をクリック(または、ドラッグ&ドロップ)して、PDFファイルをアップロードします。

PDFファイルをアップロードする
STEP
Wordに変換する

ラジオボタンで”PDFを直接変換”にチェックを入れた状態で、「Wordに変換」をクリックします。

Wordに変換する
STEP
変換後、ダウンロードしてPCへ保存して完了!

PDFファイルへの変換が完了したら、「ダウンロード」をクリックしてPCへ保存すれば完了です!

変換後、ダウンロードしてPCへ保存して完了!

“登録不要”で使えますが、DLするにはログイン(Google,FB可)が必要です

基本的な使い方はこれだけ。100ページほどあるPDFファイルは数分〜かかりますが、数ページ程度のファイルであれば秒で完了。アップロード→変換→DLとオンライン上で完結します。

他にも、読み込んだPDFファイルをオンライン上で編集(太字や斜体、文字色、背景色の変更など)できる「PDF編集」。

PDF編集の画面
PDF編集の画面

読み込んだPDFファイルに注釈(テキストやペン、下線・打ち消し線、図形など)を付け加えられる「PDFに注釈を追加」などの機能も搭載。

PDFに注釈を追加できる画面
PDFに注釈を追加できる画面

簡易的ではありますが、全てオンライン上でササッと編集できて保存できるのでシンプルだからこそ結構使い勝手が良かったり。

PDFの「変換」「編集」「分割」「結合」「圧縮」「透かし」「注釈」「保護」「署名」。これだけの機能をLightPDFだけで全てカバーできる(しかも無料)のが本ツールの魅力の一つといえます。

ChatGPT搭載AIチャットを使ってみた

LightPDFは、ChatGPT3.5(4.0)搭載のAIチャットツール「ChatPDF」が利用可能。アップロードしたPDFを自動要約してくれて、重要なポイントを瞬時に把握できる点が本ツール最大の魅力です。

使い方は、LightPDFのChatPDFページを開き、ファイル(または、URL)をアップロードするだけ。

ChatGPT搭載AIチャットを使ってみた

今回は、国税庁のインボイス制度の手引き(全52ページ)を試しにアップロードしたところ、遅延もなく簡単な要約文(右側)を回答してくれました。

インボイス制度の手引きをアップロード
ChatGPT3.5⇔4に切り替えも可能

“提案される質問”もいくつか参考に提示されたり、質問を入力することも可能。回答された文言は、引用元も記載してくれるので、PDFのファイル内から詳細を確認することができます。もちろん回答は日本語対応で安心。

PDFファイル内の引用元も記載してくれる
PDFファイル内の引用元も記載してくれる
ChatPDFで会話してみた
原文と比較してみましたが、合ってました

特に面倒な設定もなく、アップロード→質問だけで回答してくれる手軽さは最高でした。

書かれている文章を理解して回答している・・というよりは、回答が書かれている箇所を抜粋して表示させてる感があるので、報告書や参考書など大量のページから必要な情報をピックアップしたいシーンがベストな使い方になりそう。

OCRでWordやExcelファイルに出力ができる

OCR機能を搭載

ChatPDF以外にもLightPDFには、OCR機能(光学文字認識)が無料で使える点も魅力の一つ。いわゆる文字起こしが簡単にできちゃいます。

OCR…PDFファイル等の画像の文字を読み取り、文字コードに変換する技術

試しに、スキャナーで読み込んだ単行本の1ページをアップロードしてOCRで出力した結果、空白が少し気になるものの、間違いやすい日本語でも一字一句間違いなく出力できました。

OCRで文字起こした結果
OCRで文字起こし(左:出力後、右:出力前)

日本語の読み取り精度が非常に高いのに、このOCRが無料で使えちゃいますからね・・驚きです。PDF変換・編集だけでなく、OCRも使えるのはLightPDFならではでしょう。

Yuma

書き写し程度の目的であれば、時間を大幅に削減できるのは嬉しい!!

まとめ : PDFとAIチャットできるLightPDF

PDFとAIチャットできるLightPDF

ということで、LightPDFをレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。

LightPDF
総合評価
( 4 )
メリット
  • PDF変換/編集/最適化まで全てカバーできるPDF編集ツール
  • 多少の制限はあるものの無料版でも全然使える
  • クラウドベースで管理可能。デバイス問わず使える手軽さ
  • 高精度なOCR機能
デメリット
  • 無料プランは5つの質問(1日)と制限があり実用的じゃない(有料契約が必然)
  • (ChatGPTならではの)回答している箇所をピックアップして表示させてる感あり

PDF編集ソフトなんて山のようにありますが、まるでPDFと会話しているかのようなAIチャット機能が搭載しているPDFツールは希少。PDF編集ツールもここまで進化したのか・・と驚きを隠せないツールとなりました。

専用ソフトのDLも不要でオンラインで使える。しかもマルチデバイスで。最近使用したファイルやドキュメントの管理もクラウドベースなので、Mac・iPhoneなどデバイス切り替え頻度が高い方にも使いやすいと思います。

ChatPDFをメインに使う人には無料プランだと1日に5つの質問しかできず実用的じゃないので、有料プランの契約は必須になりそうですが、PDF編集ツールとして使うのであれば無料版でも十二分。

  • クラウドベースの扱いやすいPDF編集ツールをお探しの方
  • 膨大なPDFファイル読むの大変すぎ・・ChatGPTを通して必要な情報だけほしい人
  • 日本語の精度が高いOCR機能を使い方

このような方に特におすすめできるPDF編集ツールでした。毎日PDFファイルを触っていて何か効率化できないものか・・とお困りの方はぜひLightPDFを使ってみてはいかがでしょうか。

LightPDFの評価
外観/UI
8.5
機能性/使いやすさ
9.2
価格
8.0
総合評価
8.5

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