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MiSTEL AIRONE PRO レビュー | CNCアルミ×Cherry MX ULPが紡ぐ至高の薄型メカニカルキーボード

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こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。

今回紹介するのは、MiSTELから新しく登場した『AIRONE PRO Black – JIS(タクタイル)』。フルアルミCNCケースにCherry MX ULPスイッチを搭載した、超薄型ながらハイパフォーマンスを実現する次世代メカニカルキーボードです。

MiSTEL:AIRONE PRO
MiSTEL:AIRONE PRO

価格は31,880円と決して安くはないんですが、所有欲を満たすプレミアムな質感とプロフェッショナルな打鍵感を両立させた一台。MiSTELは、AIRONE BTMD600 AlphaなどUS配列のキーボードが多いんですが、今作は待望の日本語配列モデルが遂に登場。

メーカーさんから先行レビューの機会をいただきしばらく使ってみたので、使用感を包み隠さずレビューしていきます。メカニカルキーボード選びで悩んでいる方、JIS配列の薄型キーボードを探している方はぜひ最後までご覧ください。

Yuma

US配列の「AIRONE BT」との違いも比較しています!

本記事の内容(まとめ)
  • MiSTEL:AIRONE PROをレビュー
    • 特徴、メリット、デメリットを紹介
  • 「AIRONE BT Black」との違いを比較
Contents

MiSTEL:AIRONE PROの「特徴」

MiSTEL:AIRONE PROの「特徴」
製品名AIRONE PRO
メーカーMiSTEL
配列/キー数日本語JIS/72キー
スイッチCheery MX ULP
キーキャップABS
キー印字レーザー刻印 +UVコーティング
ホットスワップ
バックライトRGB
マクロ機能対応(VIA/QMK)
ポーリングレート1,000Hz /125Hz
Nキーロールオーバー
メディアキー
接続方法有線USB Typ-C
重量387g
サイズ(mm)L314×W104×H13.7
価格31,880円
MiSTEL:AIRONE PROの特徴

特徴を大きくまとめると、次の通りです。

  • フルアルミニウムCNCケースによる圧倒的な質感と剛性
  • Cherry MX ULP スイッチが実現する究極の打鍵感
  • QMK/VIA対応で自由自在なカスタマイズが可能

このキーボード最大の特徴は、なんといってもフルアルミニウムCNC切削加工ケースを採用していること。通常の薄型キーボードはプラスチック製が多いですが、AIRONE PROは贅沢にも金属の塊から削り出されています。

フルアルミニウムCNCケースによる圧倒的な質感と剛性

重量387gという数字が物語るように、手に取った瞬間の本物感といいますか、重厚感と高級感がほんとにすごい。しかもこの重量感が打鍵時の安定性にも直結していて、タイピング中にキーボードがズレるなんてことは一切ありません。

そして、薄型ながらメカニカルスイッチの打鍵感を損なわない秘密がCherry MX ULPスイッチの採用。通常のCherry MXスイッチと比べて大幅に薄型化されているにもかかわらず、タクタイルならではの明確なクリック感としっかりとした反発力を実現。

Cherry MX ULPスイッチの採用

キーストロークは浅めですが、底打ち感が心地よくて長時間のタイピングでも指が疲れにくい絶妙な設計になっています。

3つの目の特徴として、キーボードマニアには嬉しいQMK/VIA完全対応。キーマップの変更はもちろん、レイヤーやマクロまで思いのままにカスタマイズできます。オンボードメモリも搭載しているので、設定を保存すれば別のPCに接続してもすぐに自分好みの配列で使えるのが便利。RGB バックライトも細かく調整できるので、見た目にもこだわりたい方には最高の環境が整っています。

同梱品は次のとおりです

同梱品
同梱品
  • キーボード本体
  • キーボードバッグ x 1
  • USBケーブル(Type-A to C) x 1
  • USBケーブル(Type-C to C) x 1

MiSTEL:AIRONE PROの使用感

思わず撫でたくなる。圧倒的質感のフルアルミボディ

開封して最初に感じたのは、重い!けど、この重さが心地いいという不思議な感覚。重量は387gで片手で持つとズシリとした安定感がありますね。これはフルアルミCNCケースならではの特権でデスク上に置いた時の安定性は抜群。激しいタイピングでもビクともしない安心感がありました。

思わず撫でたくなる。圧倒的質感のフルアルミボディ

ブラックアノダイズ処理が施されたアルミ表面は、マットな質感ながら高級感が漂う仕上がり。指で触れるとちょっと冷たくて、金属特有のひんやり感が所有欲をくすぐりますね。。角の処理も丁寧で、鋭すぎず丸すぎない絶妙なエッジが施されていて、持ち運ぶときも手にしっかりと馴染んでくれます。

マットな質感ながら高級感が漂う仕上がり

付属のキーボードバッグはもフェルト生地のシンプルな作り。キーボード本体とジャストサイズで設計されているせいか、ケーブル類を収納するのは少し心もとない感じ。

キーボードバッグ

サイズ感については、JIS配列のフルキーボードとしては標準的。ただし厚みが13.7mmと薄くて、デスク上で主張しすぎないシルエットが良い感じ。スリムさが特徴的なのでミニマルなデスク環境を好む方には特に刺さるデザインだと思います。RGBバックライトもケースから透けて柔らかく発光するので派手すぎず品のある演出が可能です。

Cherry MX ULPタクタイルの打鍵感は期待を裏切らない

さて、このキーボードの心臓部とも言えるCherry MX ULPタクタイルスイッチですが、薄型キーボードとは思えない打鍵感で驚き。通常のメカニカルスイッチと比べてストロークは浅いものの、タクタイルの「カチッ」とした節度感はしっかり残されています。

タクタイルスイッチがこちらです

特筆すべきは、底打ち時の静けさですね。E-PROM(ノイズリダクション機能)が効いているのか、金属ケースにも関わらず不快な高音が響かず、タクタイルスイッチ特有の「カタカタ」という音も控えめ。オフィスでも使える静粛性を確保しています。リニアスイッチじゃないとダメという人以外は、このタクタイルは万人受けする仕上がりだと感じました。

キーキャップは超ロープロファイルのABS製。表面は滑らかでサラサラしていて、長時間のタイピングでも指が疲れにくい形状です。

キーキャップは超ロープロファイルのABS製

ただしABS素材なので、長く使う上で”テカリ”は避けられないかもしれません。この点は高級キーボードとしてやや惜しいポイントですね。PBT素材のキーキャップがオプションで出てくれたら最高なんですが・・今作はカスタムできない仕様となってます。

機能美の極致。プロ仕様のカスタマイズ環境が整っている

QMK/VIA対応というスペックが示す通り、このキーボードは「カスタマイズしてナンボ」の製品。VIAを使えばブラウザ上でキーマップを視覚的に編集できて、プログラミング不要でレイヤー機能やマクロを設定可能。例えば、Fnキーと組み合わせたショートカットを自分好みにアレンジしたり、よく使うコマンドをワンキーで実行できるようにしたり・・可能性は無限大ですね。

あとオンボードメモリ搭載なので、一度設定を保存すればドライバ不要で別のPCでも即座に使えるのが便利。WindowsとMac OS両対応で、対応OSの切替も楽ちんなので良いですね。macの場合は、Fnで。Winの場合は、Fnを2秒長押しで瞬時にOSを切替できます。

オンボードメモリ搭載

ちなみに、今作はUSB Type-Cのみの接続。残念ながらワイヤレスには対応していません。

日常使いに最適。浅いストロークが生む“疲れにくさ”の秘密

約2週間ほどメインキーボードとして使い込んでみましたが、薄型キーボードとはいえ疲労感が少なかったことに驚き。浅いストロークの超ロープロファイルキーキャップを採用しているので、指の移動量を最小限に抑えられました。

この「疲れにくさ」が大きなアドバンテージになるんですよね
この「疲れにくさ」が大きなアドバンテージになるんですよね

キーボード本体の薄さも相まって、手首の角度が自然な位置に収まるのもポイントの一つ。パームレストなしでも手首への負担が少なくて腱鞘炎予防にも一役買いそうですね。もちろん個人差はあると思いますが、厚みのあるメカニカルキーボードから乗り換えるとその違いは明確に体感できると思います。

あと、RGBバックライトのカスタマイズも地味に楽しい。VIAで発光パターンを細かく調整できるので、気分に合わせてライティングを変える楽しみもありますね。

お好みに合わせてどうぞ
お好みに合わせてどうぞ

サラサラ×ソリッドな打鍵フィーリング

キーキャップの表面処理は予想以上に上質で、指紋が目立ちにくいマット仕上げが施されています。サラサラした触感は好みが分かれるかもしれませんが、個人的にはベタつかずスムーズにタイピングできる点を高く評価したい…!文字印字もクリアで、バックライト透過時の視認性も良好でした。

サラサラ×ソリッドな打鍵フィーリング

スイッチのレスポンスももちろん良くて、作動点が浅いので入力速度が自然と上がりますね。速度が上がりすぎて打ち間違えが多くなるほど良好でした。特定のキーだけ違和感があることもなく、全キーにおいてバラツキがなく均一な打鍵感。Cherry社の品質管理は流石ですね。。

あと、アルミケースの剛性も打鍵感に良い影響を与えていますね。プラスチック筐体だとどうしても「ミシミシ」という軋み音が出がちですが、このキーボードは完全に無音。

滑り止めゴム×4箇所も配備
滑り止めゴム×4箇所も配備

タイピング中の振動もケース全体で吸収してくれるので非常にソリッドで気持ちの良い打ち心地が得られました。

「AIRONE BT Black」との違いを徹底比較

「AIRONE BT Black」との違いを徹底比較

実はAIRONE PROには兄弟モデルとして、Bluetooth対応の「AIRONE BT」が存在します。両者の違いを分かりやすく表にまとめてみました。

製品名AIRONE PROAIRONE BT
配列/キー数日本語JIS/72キーUS配列/68キー
スイッチCheery MX ULPCheery MX ULP
キーキャップABS
キー印字レーザー刻印 +UVコーティング
ホットスワップ
バックライトRGB
マクロ機能対応(VIA/QMK)対応
ポーリングレート1,000Hz /125Hz1,000Hz /BT=125Hz
Nキーロールオーバー
メディアキー
接続方法有線USB Typ-C有線USB / 無線Bluetooth 5.0
重量387g305g
サイズ(mm)L314×W104×H13.7W308.1×D99.6×H14.6
価格31,880円36,800円
MiSTEL:AIRONE PROの特徴

最も大きな違いは「配列」と「接続方式」です。JIS or US配列を選ぶかは完全に好みの問題ですね。AIRONE PROのJIS配列はエンターキーの形状や記号キーの配置が馴染み深いので学習コストがかからない、という面ではメリットがありますね。

あと、ちゃんと厚みが目に見えるようにわかります
あと、ちゃんと厚みが目に見えるようにわかります

そして、Bluetooth対応の有無も重要なポイント。AIRONE BTはワイヤレス対応なので、デスク上のケーブルを見たくない方や、複数デバイス間をスムーズに切り替えしたい方には魅力的ですよね。一方、有線のAIRONE PROはバッテリーを気にする必要がないという点では安心感が大きすぎ。AIRONE BTはワイヤレスの良さはあるものの、バックライトONで連続6時間ほどしか持たないのでここはトレードオフですね。。

バックライトOFFだと80時間ほど持ちます
バックライトOFFだと80時間ほど持ちます

価格面では両モデルともプレミアム価格なんですが、フルアルミCNCケースとCherry純正スイッチを考えれば妥当なラインかと。同価格帯の競合と比較しても、質感・性能のバランスはめちゃくちゃ優れてますよ。

どちらを選ぶべきかは、「JIS配列の安心感 + 有線の安定性」を取るか、「US配列の効率性 + ワイヤレスの自由度」を取るかという判断になりそうです。

個人的には、初めての高級メカニカルキーボードとして購入するならJIS版(AIRONE PRO)を、すでにUS配列に慣れていてワイヤレス化したいならBT版がおすすめですね。どちらも間違いなく満足度の高いキーボードなので、自分の使う環境と好みに合わせて選んでみてはいかがでしょうか!

まとめ : 黒さ×薄さ×性能が共存した唯一無二のキーボード

黒さ×薄さ×性能が共存した唯一無二のキーボード

ということで、MiSTELのメカニカルキーボード「AIRONE PRO」をレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。

MiSTEL:AIRONE PRO
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • フルCNCアルミケースによる圧倒的な質感と所有欲の高さ
  • Cherry MX ULPの薄型×高打鍵感の絶妙なバランス
  • QMK/VIA対応で無限にカスタマイズできる
  • JIS配列で日本人に優しい設計
  • E-PROMノイズリダクションによる静音性の高さ
デメリット
  • ワイヤレス非対応で有線接続のみ
  • 重量387gは持ち運びには少し重め
  • ABSキーキャップは長く使うとテカリが発生する可能性あり

フルアルミニウムケース、Cherry MX ULPタクタイルスイッチ、QMK/VIA対応、そして日本語配列――これらすべてを高次元で満たしたMiSTELのキーボード「AIRONE PRO」。超薄型メカニカルキーボードって市場にたくさんありますが、この黒さとブラックというワード、そしてAppleのMagic Keyboardのようなデザインだけで価格帯なんか気にならないほど所有欲をしっかり満たしてくれました。

この価格帯とMiSTELというブランドなだけあって、打鍵感とか使い心地とか、そこはもちろん良いんですが、個人的には見た目がほんとにぶっ刺さり。この黒さだけでもう他のキーボードに使いたくなくなるほど、そんなデザインに惹かれた方は迷わず手に取って体験してみていただきたいです。

  • 今回紹介した商品は、こちら

Bluetooth対応モデル「AIRONE BT」はこちらです

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