名刺サイズでコンパクトなAIボイスレコーダー「TALIX DingTalk A1」レビュー


こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
今回紹介するのは、”DingTalk”が満を持して送り出した初のハードウェア製品『TALIX DingTalk A1』。


最近流行りのAIボイスレコーダーなんですが、TALIX DingTalk A1は、名刺サイズでありながら録音・文字起こし・翻訳・要約・議事録作成までワンストップでこなしてくれる。しかも厚さわずか3.8mm、重さ40.8gという驚異的な薄型軽量ボディ。もちろんスマホ背面に取付できるMagSafeにも対応しています。
ビジネスパーソンなら誰もが経験したことがある、「あの時なんて言っていたっけ・・」「議事録作るのダルすぎ・・」というような悩みをこのデバイス一つで解決できるこのAIボイスレコーダー。
今回メーカーさんが送ってくださりメインAIボイスレコーダーとして使い込んでみたので、良い点も気になった点も含めて使用感をレビューしていきます。
- TALIX DingTalk A1をレビュー
- 特徴、メリット、デメリットを紹介
TALIX DingTalk A1の「特徴」
| 製品名 | TALIX DingTalk A1 |
|---|---|
| メーカー | TALIX |
| ストレージ | 64GB |
| 内蔵マイク | 全指向性マイク×5、骨伝導マイク×1 |
| MagSafe | 対応(専用ケース&リング付き) |
| 連続録音時間 | 45時間 |
| バッテリー容量 | 660mAh |
| サイズ | 60×91.6×3.8mm |
| 重量 | 40.8g |
| 価格 | 32,800円 |
特徴を大きくまとめると、次の通りです。
- クレジットカードより薄い、ポケットサイズのAIアシスタント
- 日本語に特化した初の大規模AIモデルを搭載
- 30以上のシナリオテンプレートで即戦力化
TALIX DingTalk A1の最大の特徴は、厚さは3.8mm・重さ40.8gという圧倒的なコンパクトさ。数値だけ見てもピンとこないんですが、クレカの厚みが0.76mmなので約5枚重ねた程度の厚さですね。


それでいて5つの全指向マイクと1つの骨伝導マイクを搭載し、最大8メートル先の音声まで拾えます。500種類以上のノイズを低減する高性能AIチップ”BES2800″を内蔵しているので、会議室の雑音やエアコンの音をカットしてクリアな録音ができることが特徴的。
そしてこのデバイスの真骨頂は、日本語音声に特化した初の大規模AIモデルを搭載していること。博多弁や関西弁などローカルな方言も認識してくれるので、日本人に最適なボイレコといえますね。しかも日本語だけでなく、英語・中国語など21言語間でリアルタイムに文字起こし&翻訳ができるという驚きのスペック。国際会議やリモートでの商談など、あらゆる場面で活躍してくれます。
また、営業会議や面接、医療カウンセリング、教育現場、顧客対応など、30種類以上の業務シナリオに最適化されたテンプレートも用意されています。


例えば、営業会議モードを使えば顧客情報を自動整理してCRM風のサマリーを生成してくれたり、面接モードなら人の発話能力や内容を評価レポートとして出力してくれたり。他にも、医療現場では患者とのやり取りをカルテ形式で構造化することもできちゃいます。
AIが自動でマインドマップやTo-Doリストまで作成してくれるので、会議が終わった瞬間にはもう次のアクションが明確になっている、という近未来的な体験ができちゃいます。
同梱品は次の通りとなっています


- TALIX DingTalk A1
- MagSafeケース
- マグネットリング
- マニュアル一式
TALIX DingTalk A1の使用感
手のひらに収まるミニマルデザインが所有欲を刺激する
まずは外観デザインから。アルミ合金ボディで高級感があり、小さな前面ディスプレイと物理ボタンが2つ付いています。録音状態やバッテリー残量が一目でわかるので、ディスプレイが付いていると地味に便利。厚み3.8mmというだけあって、ポケットやバッグのちょっとした隙間にスッと収まるサイズ感がいいですね。


重さは40.8gと、ちゃんと軽量設計。磁石でスマホ背面にピタッと装着できるMagSafe対応で、通話録音や即座のメモ取りにも対応。磁力も問題なく強くてガチッとホールドしてくれます。カフェで商談しながらさりげなく録音、なんて使い方がスマートにできるデザインを持っています。
デザインで個人的に気に入っているのは、USB-Cの位置ですね。


よくあるAIボイレコは背面に専用の磁気ケーブル、という製品が多いんですが、TALIX DingTalk A1は待望の「Type-C」充電に対応。スマホの充電ケーブルと共用できる、という点でもこの配置はすばらしい。。
660mAhバッテリーで45時間連続録音
バッテリー性能も特筆すべきポイント。660mAhという容量ながら、最大45時間の連続録音が可能。スタンバイモードなら60日間も持つというから驚きですね。


充電はType-Cで約1.5時間でフル充電可能。スキマ時間に少しずつ充電しておけば、バッテリー切れの心配をすることはなさそう。64GBの内部ストレージも搭載しているので、クラウドに即座にアップロードできない環境でもローカルに大量のデータを保存しておけるのも嬉しいポイントです。
6マイクアレイの実力は?大会議室でも全員の声をキャッチ
録音品質については、この価格帯を考えると想像を上回るものがありましたね。5つの全指向マイクと1つの骨伝導マイクを組み合わせた集音システムで、最大8メートル先の音声まで明瞭に拾うことができます。実際に20人規模の会議室で使ってみましたが、部屋の隅に座っている人の発言もしっかり録音されていました。


特に感動したのがノイズキャンセリング性能。エアコンの音、プロジェクターのファン音、隣の部屋の話し声など、500種類以上のノイズを自動で判別・低減してくれて、文字起こしの精度が非常に高い。ボイレコにありがちな、「ゴー」というホワイトノイズもDingTalk A1ではほとんど気になりませんでした。
そして骨伝導マイクを搭載しているので、マスク越しの会話や小声でのやり取りもクリアに録音可能。マスク着用の会議が増えた現代ですが、このデバイスはそんな時代にもしっかり対応していますね。
「聞き逃しゼロ」DingTalk × 音声文字起こしが便利すぎる
録音したデータは、DingTalkアプリと即座に同期可能。会議中にスマホやタブレットを見れば、リアルタイムで文字起こしされたテキストが表示されます。「今なんて言った?」と聞き逃した時もスマホをチラッと見れば確認できてしまう。地味なんですがこれがめちゃくちゃ便利です。


文字起こしの精度も高く、アリババグリープの音声認識大規模モデル”Fun-ASR”搭載&4,320時間の学習時間でトレーニングされているので、業界用語や専門用語の認識もなかなか高精度。言語の認識精度も95%と高くて、後から手直しする手間は今までの半分以下になった印象でした。
さらに驚いたのが、話者識別機能。複数人が話しているミーティングでも、誰が何を言ったかを自動で判別してくれて、発言者ごとに色分け表示が可能。議事録を作成するときに「これ誰の発言だっけ?」と悩むこともなくなります。最大8人まで話者を識別できるので中規模のミーティングでも全然使えますね。
議事録作成が5分で完了!AI要約がもたらす新時代の働き方
そて肝心なAI要約ですが、これもちゃんと優秀。1時間の会議を録音すると、終了後すぐに3〜5段落程度の要約と箇条書きのアクションアイテムを生成してくれます。しかもただの要約ではなく、「決定事項」「課題」「次のステップ」といったカテゴリーに自動で分類してくれます。


例えば、営業会議テンプレートを使えば、「顧客の課題」「提案内容」「懸念事項」「次回アクション」といった形で構造化されたサマリーが自動生成されます。これをそのままメールに貼り付けて送れば、議事録として十分なクオリティ。今まで1〜2時間かけていた議事録作成が、わずか5分で完了しちゃいます。
さらに、マインドマップ自動生成機能も秀逸。ブレインストーミングや企画会議で使えば、話の流れを視覚的に整理してくれるのでアイデアの整理がスムーズ。DingTalkのタスク管理機能と連携すれば、会議で決まったタスクを自動でチームメンバーにアサインすることもできちゃいます。


ちょっと気になる操作性と日本語UIの課題
ここまで褒めちぎってきましたが、もちろん気になる点もあります。まず、本体の物理ボタンが2つも付いているとはいえ、もちろん細かい設定変更はすべてアプリ経由になります。当然といえば当然なんですがね、、


また、DingTalkアプリ自体が中国発のサービスということもあり、日本語UIがところどころ不自然な箇所があります。機能的には全く問題ないんですが・・今後のアップデートで改善されることを期待!
あと購入特典として、文字起こしが月300分という制限があります。頻繁に会議がある方だと、すぐ上限に達してしまうので、本格的にビジネス利用するなら有料版を選ぶ必要があります。ここはどのAIボイスレコーダーも一緒なんですが・・買い切り版があると個人的には嬉しいところ。。
まとめ : 録音するだけの時代が終わった。TALIX DingTalk A1がもたらす新しい働き方


ということで、TALIX DingTalk A1をレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。


- 名刺サイズの驚異的なポータビリティ
- 8m先まで高精度録音&500種類以上のノイズを自動カット
- 日本語に特化した初の大規模AIモデルを搭載
- 最大8人の話者識別に対応
- 底面にType-C充電で充電がしやすい
- 細かい設定はアプリ経由
- アプリの日本語UIに若干の不自然さ、ローカライズの改善余地あり
日本語音声に特化した初の大規模AIモデルを搭載した「TALIX DingTalk A1」。ローカルな方言もしっかりと認識してくれる精度の高さを日本人にぴったり。
要約や翻訳などAIボイレコの恩恵を大きく受けられる一方で、完全にアナログなメモを置き換えるかというと、そうでもなくて、ブレストや戦略会議ではやはり手書きのメモやホワイトボードの方が思考が整理されやすい場面もあります。DingTalk A1は「記録係」として優秀ですが、「思考のツール」としてはまだ紙とペンに軍配が上がる、というのが正直な感想です。両者をうまく使い分けることで、より生産的な働き方が実現できるんじゃないかと思いました。
ただ無料版は月300分という制限があるので、それ以上使うには有料版を選択する必要があります。とはいえ、営業職、コンサルタント、プロジェクトマネージャー、医療従事者、教育関係者など、日常的に多くの会議や面談をこなす方には強くおすすめしたいプロダクト。気になった方はぜひ手にとって体験してみていただきいです。
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