スポーティなデザインで1年ぶりの後継機!耳を塞がないオープンイヤー型イヤホン「TRUEFREE O2」レビュー
こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
TRUEFREE JAPANより、”耳をふさがない”でお馴染みの完全ワイヤレスイヤホン「TRUEFREE O1」の後継機である『TRUEFREE O2』が新登場。今作は、オレンジの色合いが印象的なスポーティ仕上げ。価格は6,680円。
前作よりも約3gも軽くなった”片耳8g”と軽量化を実現。さらに、15mmのダイナミックドライバーと低音補強アルゴリズムより低音を強化し、マルチポイントやIPX5の防水にも対応。
今回メーカーよりサンプルを送ってもらったので、快適な装着感と周囲の音を拾えるオープンイヤー型イヤホン「TRUEFREE O2」の音質や使用感を含めてレビューしていきます。
- TRUEFREE:O2をレビュー
- 特徴、メリット、デメリットを紹介
TRUEFREE : O2の「特徴」
TRUEFREEといえば、耳を塞がないイヤホンなどのオーディオ機器を中心に展開していて、高コスパで有名なイヤホンメーカー”SOUNDPEATS“の姉妹ブランド。お手頃な価格帯で買えるメーカーとして有名ですよね。今作は、前モデル”TRUEFREE O1″の後継機となる「TRUEFREE O2」として2024年6月19日に新登場しました。
特徴をざっくりとまとめると、次の通りです。
- 耳を塞がないオープンイヤー型イヤホン
- 15mm大口径ドライバーと低音強化アルゴリズムで迫力のある低音を実現
- 片耳8gの軽量設計+柔らかい触感で快適な装着性
- 連続再生6.5時間(ケース併用で22時間)
- 2台のデバイスに同時接続できるマルチポイント対応
- 音量調整などのタッチコントロール対応
- 防水性能:IPX5
- カラバリ:1色(グレーオレンジ)
- 価格:6,680円※定価
TRUEFREEの新モデル「O2(オー・ツー)」は、“耳をふさがない”でお馴染みの開放型の完全ワイヤレスイヤホン。イヤホンチップを耳に入れるカナル型やインナーイヤー型とは異なり、耳への圧迫感が気になる方に装着しやすいタイプであることが特徴的。
今作はなんと片耳8g。サイズ感が少し大きめな割には、前作の片耳11gから大きく軽量化が実現されてます。人間工学に基づいた設計と肌に密着しやすいシリコン素材のイヤーフックから装着感がUP。普段使いから作業中、スポーツ目的まで幅広いシーンでもズレ落ちない安心感があります。
カラバリは、「グレーオレンジ」の1色(2024年7月時点)ですが、秋頃には新色「ブラック&ホワイト」も登場するそうです。
同梱品は次の通り。USB-Cの充電ケースとUSB-C to Aケーブルが付属してきます。
完全ワイヤレスイヤホン「TRUEFREE O2」の使用感
デザイン|スポーティ仕様のオレンジがスタイリッシュでいいぞ!
イヤホン外観がこちら。耳掛け式のカーブが特徴的で、人間工学に基づきデザインされたシリコン素材のイヤーフックを採用。イヤホン先端は樹脂仕上げ、スポーティなオレンジカラーが印象的でやや光沢感があります。フックは柔らかく、”ぐにょり”と曲がるので様々な耳のサイズ・形状にもフィットするよう設計されてます。
充電ケースは、”TRUEFREE”のロゴが大きく印字されたテクスチャ模様。ケース内部はオレンジ一色でアクセントカラーにもなっていて、中にはリセットボタンが配備されてます。
オレンジは印象的で少し目立つので、使い方によってはシーンを選ぶ必要がありそう。秋頃には「ブラック&ホワイト」モデルが登場するそうなので、「目立つオレンジはちょっと・・」と思った方は新色の発売まで待ってもいいかも。
前作よりも軽量化した片耳わずか8g!違和感なしの装着感
TRUEFREE:O2の重さは、片耳8gと前作よりも3gも軽量化を実現。長時間装着しても不快さを感じにくい重さで、イヤホンの大きさに反した軽さが印象的でした。
ただし、充電ケースのサイズ感は大きめ。ポケットに入れても気兼ねなく持ち運べるサイズ感ですが、コンパクト化が進むイヤホン業界では大きめの部類に入ります。
人間工学に基づきデザインされたイヤーフックで、しっかりと耳にフィットするため激しい運動でも落ちにくくフィット感に優れてます。外装には特殊な液体シリコン素材が使われてるそうで、柔らかく弾性がある感じ。前作と比較すると、肌への密着感が高まり、不快感もなし。僕の耳のサイズでは装着感は良好でした。
ただし激しいワークアウトで使うと(僕の耳サイズでは)少しズレて聞こえづらくなったので、耳が少し小さい方で激しい運動する方は相性があるかも?
ランニング程度の軽い運動であれば落下やズレもなく問題なかったです!
最大22時間再生のバッテリー&マルチポイント対応
バッテリー性能は、ケース込みで最大22時間・イヤホン単体で6.5時間再生と平均よりやや劣るレベルの性能。前作のTRUEFREE O1は、ケース込みで45時間・単体で10時間だったのでここは前作よりもグレードダウン。
とはいえ、1日ずっと付けっぱなしというシーンは限定的なので充電時間についてはそこまで気にする必要はないかも。また、充電ケースのフル充電は約2時間でクイック充電にも非対応。価格帯を考えるとここは妥協しないといけない所かと・・。
その他、最大2台のデバイスに同時アクセスができるマルチポイントも搭載。Bluetooth 5.3対応、IPX5の防水仕様なのでワークアウト中の汗や水しぶきなどにも耐えうる防水性能を持ってます。
設定はTRUEFREE専用アプリから
TRUEFREEの専用アプリを使えば、タッチコントロールのカスタムやサウンドエフェクトなどの調整が可能。76ms低遅延ゲームモードの切替もここから変更します。
タッチコントールの種類は、「一度タップ」「二度タップ」「三度タップ」「1.5秒長押し」の4つ。これらの種類から、音量調整や再生/一時停止、曲送り/戻し、音声アシスタント、ゲームモードの切替を割り振りできます。iPhoneのダークモードの対応や使い勝手など完成度はめちゃくちゃ高いわけではないのでこれからのアップデートに期待です・・!
TRUEFREE
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ドンシャリ系の音質で迫力のある低音!
オープンイヤー型と価格帯を考えると音質はそれなり・・でしたが、ドンシャリ系の音質で特に低音がしっかりと出てくれるので迫力ある音を楽しめました。
オープンイヤーの特性上、上下の響きは感じにくいですが・・横(水平)方向に音が広がるので、まるでホールにいるような臨場感ある”空間”を感じやすいイヤホンだと思います。反して、中音域はキレが弱くモヤがかかった感じ。イコライザーで高音を強調することもできますが音量を大きくしすぎると”刺さり”を感じたので、中音域は少し物足りなさがあるかな、といったところ。
15mmの大口径ドライバー×低音強化アルゴリズム搭載から、低音は迫力があって高音と低音のバランスが整ってるので”ながら聴き”目的としては十分楽しめるイヤホンになりそう。ちなみにコーデックはAAC/SBC対応で、LDACは対応していません。
あと少し残念な点は、(前作同様)音量を50%くらいまで上げると音漏れが結構します。
イヤホンの構造上仕方ありませんが、ガンガン音楽を楽しみたい方には使うシーンが限定的になりそうです。そう考えると、音量を抑えながらイコライザーで好みの音質に調整して、ランニングや勉強中などBGMのように”ながら聴き”する・・という使い方になりそう。
まとめ : 低価格でオープンイヤー型イヤホンを楽しめる「TRUEFREE O2」
ということで、完全ワイヤレスイヤホン「TRUEFREE O2」をレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。
- 前作より3gも軽量化!ストレスフリーの装着感
- 臨場感ある迫力ある低音
- マルチポイント/低遅延ゲームモード対応
- 低価格でオープンイヤーを楽しめるコスパの高さ
- バッテリー持ちは前作よりグレードダウン
- 中音域はキレが少し弱く物足りなさあり
- 音漏れは全然する
最後にもう一点気になった点を挙げるならば、ケースを開けた時に流れるアナウンス音が中々でかい。静かな場所で開くと周りに聞こえるレベル。アップデートで調整してほしい..!
前作よりダウングレードした箇所もありましたが、価格が安い割には、装着感・機能・音質ともに十分すぎるくらいのスペック。オープンイヤー入門機としてもおすすめできるので、「オープンイヤーってどんなもんよ?」と気になってる方はぜひ手にとって体験してみていただきたいです!
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