TRUEFREE Clip C10 レビュー | 耳を塞がないコスパ高すぎなイヤーカフ型イヤホン


こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
TRUEFREEからイヤーカフ型イヤホン「Clip C10」が新登場。近年流行りの耳を塞がないタイプで、周囲の音を拾いながら音楽を楽しめることが魅力的。カラーはブラック1色で、価格は4,680円。


片耳わずか5.1gの超軽量設計で快適な装着感。12mm大型ドライバー搭載でパワフルな低音があるサウンドを実現。そしてイヤーカフ型では少し珍しい”物理ボタン”が付いててい直感的なコントロールができるイヤホン。
メーカーからサンプルを送ってもらってしばらく使ってみたので、音質や使用感はどうかなど、TRUEFREEのイヤーカフ型イヤホン「Clip C10」をレビューしていきます。
- TRUEFREE:Clip C10 イヤーカフイヤホンをレビュー
- 特徴、メリット、デメリットを紹介
TRUEFREE:Clip C10 イヤーカフイヤホンの「特徴」

製品名 | Clip C10 イヤーカフイヤホン |
---|---|
メーカー | TRUEFREE |
ドライバー | 12mmデュアルマグネットドライバー |
対応コーデック | AAC/SBS |
左右自動識別 | 対応 |
マルチポイント | 対応 |
イヤホンを探す機能 | 対応 |
連続再生時間 | 単体8時間(ケース込みで28時間) |
急速充電 | 対応(10分で1.5時間) |
防水性能 | IPX5 |
カラバリ | ブラック |
サイズ | 約59.6 x 50.8 x 32.4mm |
重量 | 約37.5g(ケース) | 約5.1g(片側)
価格 | 4,680円 |
TRUEFREEは、コスパが高いイヤホンブランド”SOUNDPEATS“の姉妹ブランド。特に耳を塞がないイヤホンを中心に展開していて、SOUNDPEATS同様にコスパが高いことでお馴染み。そんなTRUEFREEから初となるイヤーカフイヤホン「Clip C10」が新発売。


特徴を大きく分けると、次の3つの特徴を持ってます。
- 片耳5.1gの軽量設計で、快適な装着感
- 12mm大口径ドライバーで迫力あるサウンド
- 物理ボタン搭載で誤動作のないコントロールが可能
Clip C10は、片耳わずか5.1gという軽さで付けていることを忘れるほどの軽量設計。TPU素材と形状記憶合金を採用したことで、耳に自然にフィット。長時間付けていても違和感が少ない付け心地があります。


ドライバーは12mmデュアルマグネットを採用。一般的なドライバーの2倍の性能を持ち、特殊なチューニング技術と組み合わせることで、低音は力強くクリアなサウンドを実現しています。


そしてイヤーカフ型では希少な”物理ボタン”を搭載。この手のイヤホンはタッチセンサー式が多く、ふと手で触った時に誤動作することがあるある。対して物理ボタンだと誤動作が一切なくなるので、扱いやすさでは物理ボタンが圧倒的。
他にも、左右のイヤホンを区別する必要がない左右自動識別に対応したり、IPX5の防水性能、マルチポイント対応など機能も豊富。しかも価格は4,000円以下(セール時)と手が出しやすい価格がめちゃくちゃ魅力的。


- イヤホン+充電ケース
- USB-A to C充電ケーブル
- 取説、アプリガイド



ということで、デザインや音質などの使用感を詳しく見ていきます!
TRUEFREE:Clip C10 イヤーカフイヤホンの使用感


ほぼ左右対称のコンパクトなデザイン
TRUEFREE Clip C10の外観は、球体のサウンドホールと耳の裏側に配置する充電端子を繋ぐブリッジの3つのパーツから構成されています。全体的に樹脂仕上げで価格相応の質感といったところ。
特筆すべきは、ほぼ左右対称のデザインで、左右を区別することなく装着できること。装着時に左右の耳を自動識別してくれる機能も付いています。


充電ケースはかなりコンパクトで手のひらにしっかりと収まるサイズ感。背面は、USB-Cの充電端子とペアリングボタンが配備されてます。




ケースもイヤホン同様に樹脂仕上げでめちゃくちゃ質感が高いとは言えない素材ですが、イヤーカフ型をこの値段で体験できるのであれば全然妥協できるレベルでした。
付けていることを忘れるほどの軽い装着感
TRUEFREE Clip C10の重さは、片耳約5.1gと軽量設計。ケース込みだと約37.5gとかなりコンパクトで軽い仕上がり。


装着感はかなり軽めでイヤホンを付けている感じがしませんが、フィット感がかなり良い。その理由は、ブリッジがTPUと形状記憶合金を採用したことで、程よい柔らかさと触感を持たすことでこの快適なフィット感を実現しています。
実際に装着したままランニングや少し激しいワークアウトをしてみましたが、ズレなし落ちなしで装着感はかなり良い。メガネやマスクとも干渉なし。圧迫感もなく違和感がないので長時間の装着も問題ありませんでした。



イヤーカフ型の魅力である”ながら聴き”の恩恵をフルに感じられたイヤホンでした
急速充電とマルチポイントに対応
連続再生時間は、イヤホン単体で8時間・ケース込みで28時間。わずか10分の充電で1.5時間の急速充電にも対応してます。


また、最大2台のデバイスにアクセスできるマルチポイントにも対応。Mac⇔iPhone間の切り替えもスムーズで違和感はありませんでした。その他、Bluetooth 5.4対応、IPX5の防水仕様なのでジムや水しぶきにも耐えうる防水性を持ってます。
中高音域がクリアでボーカルが際立つサウンド
TRUEFREE Clip C10の音質は、中高音域がクリアで非常に聴きやすいサウンド。ボーカルの表現も繊細でディテールも際立ってました。
低音域はイヤーカフ型の特性上、カナル型と比べると迫力ある低音は期待できませんが、専用アプリのプリセットやイコライザーを調整すれば多少はカバーできます。
音漏れに関しては(僕の環境では)音量を50%以上に上げると、隣の方には結構聴こえるレベルで漏れます。また音量を上げると比例して、刺さりも強くなるので要注意。
総評としては、音楽を本格的に楽しむには不向きですが、「ながら聴き」としては十分に楽しめるサウンドでした。


通話品質については、室内の静かな環境だと全く問題なくクリアに聴こえますが、屋外での使用は少し注意するシーンがあるかも。Clip C10には防風ノイズキャンセリング搭載で風の音の影響を受けにくい設計ですが、音声出力が少し弱かったので、騒音が激しい環境では声がしっかりと届かないシーンがあるかもです。
細かな調整はTRUEFREE専用アプリから
Clip C10には専用アプリも用意。物理ボタンのタップ数/長押しによるカスタマイズやゲームモードやムービーモードのON/OFF、イコライザーの調整などを行えます。


他にも、イヤホンに水が入り込んだ時に水を出す”排水機能”やイヤホンを”探す”機能という珍しい機能が揃ってます。この価格帯でアプリがあること自体嬉しいので、アプリについては何も言うことありませんでした。
TRUEFREEアプリのインストールはこちらから
まとめ : ながら聴きを手軽に体験しやすい「TRUEFREE Clip C10 イヤーカフイヤホン」


ということで、TRUEFREEのイヤーカフ型イヤホン「Clip C10」をレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。


- 片耳わずか5.1gの軽量設計で快適な装着感
- 中高音域がクリアでボーカルが聴きやすい
- 物理ボタン搭載で誤動作を防げる
- 急速充電&マルチポイントに対応
- 低音は少し迫力さに欠ける
- マイクは音声出力が少し控えめかも?
中高音域がクリアで聴きやすいサウンドを表現しながら価格がめちゃくちゃ安い「TRUEFREE Clip C10」。価格帯を考えれば、音質・装着感・スペック共に満足すぎるほどの仕上がりでした。カナル型やインナーイヤー型と異なり、耳を塞がずに周囲の音を拾えるので安全面も安心です。
なによりもイヤーカフ型をこの価格帯で体験できるのは嬉しすぎる。リモートワークや通勤、子育て中など「周囲の音」が大事なシーンにドンピシャなので、気になった方は体験してみてはいかがでしょうか!
- 今回紹介した商品は、こちら

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