SOUNDPEATS CC | 低価格で音質も良い。コスパ最強のイヤーカフイヤホンをレビュー


こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
耳に挟むだけで聞こえる”ながら聴き”として有名なイヤーカフイヤホン。今回紹介するのはSOUNDPEATSブランド初の『CCイヤーカフイヤホン』。ブラックカラー限定で、価格は7,280円。


イヤーカフ型の快適な装着感、片耳わずか5gの軽量設計、左右対象デザイン、急速充電対応、12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー搭載など機能モリモリで、(セール時に購入すれば)5,000円台で買えてしまう破格の価格。メーカーからサンプルを提供してもらってしばらく使ってみましたが、音質がかなり良い。良い意味で今作も完全にやってくれました。
ということで本記事では、使用感や音質・デザイン面も含めて、SOUNDPEATSの『CC イヤーカフイヤホン』をレビューしていきます。
- SOUNDPEATS:CC イヤーカフイヤホンをレビュー
- 特徴、メリット、デメリットを紹介
SOUNDPEATS:CC イヤーカフイヤホンの「特徴」

製品名 | CC イヤーカフイヤホン (モデル名:PearlClip Pro) |
---|---|
メーカー | SOUNDPEATS |
ドライバー | 12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー |
対応コーデック | AAC、SBC |
マルチポイント | 対応 |
イヤホンを探す機能 | 搭載 |
連続再生時間 | 単体6時間(ケース込24時間) |
急速充電 | 対応 |
防水性能 | IPX5 |
カラバリ | ブラック |
サイズ | 72.21 × 24.15 × 45.53mm(ケース) | 31.34 × 14.69 × 29.05mm(片側)
重量 | 約47.34g(充電ケース込) | 約5g(片側)
価格 | 7,280円 |
SOUNDPEATSのCC イヤーカフイヤホンは、耳をふさがないでお馴染みのイヤーカフ型イヤホン。耳に挟み込むだけという圧迫感ゼロ設計で、重さも片側約5gという軽さが魅力的です。


今までのカナル型やインナーイヤー型とは形状が異なる”イヤーカフ型”は、メガネやマスクも干渉しにくく、周囲の音も聞きながら音楽を流せるので安全面も安心。
しかもこのイヤホンは、左右を区別することなく使える左右対称のデザイン。使い終わったら左右を気にせず充電ケースに入れるだけで充電できる。扱いやすさは抜群です。


さらにマルチポイント対応で、急速充電にも対応。おまけにタッチコントロールにも対応。12mm大口径ドライバー搭載でパワフルなサウンドを再現しているのに関わらず、価格はなんと7,280円。このスペックをこの値段で販売してるなんて驚きですよ。さすがのSOUNDPEATSです。
同梱品は次の通り。USB-Cの充電ケースとUSB-C to Aケーブルが付属してきます。


- イヤホン本体
- 充電ケーブル(USB-C to A)
- ユーザーガイド一式
- シール
SOUNDPEATS:CC イヤーカフイヤホンの使用感
左右の区別がない左右対称デザイン
まずはイヤホン外観がこちら。球体のボール部分は光沢のあるパネルを使うことで高級感を再現し、内側は柔らかいシリコン素材を使うことで肌への優しを考慮。ボールを繋ぐワイヤー部分は、ニッケルチタン形状記憶合金を内蔵することで、安定性と快適な装着感を両立した抜け目ないデザインが印象的です。


先に注意点をあげておくと、左右を区別することなく装着できますが、イヤホンの前後には向きがあるので要注意。サウンドホールが合う側が前側で、充電端子がある側が後ろ側という正しい向きが存在します。


見た目で判断しないといけないですが、前後向きを間違えるとそもそも音が聞こえないので間違うことはないと思います。
カラーはブラック限定。光沢のあるパネルが採用されてますが、黒色でギラギラ感丸出しではないので気兼ねなく使えそう。


ちなみに形状がアルファベットの「C」に似ていることから製品名に”CC”が付いたそうです。
片耳約5gという業界トップクラスの軽さで、装着感が快適すぎる
CCイヤーカフイヤホンの重さは、片耳約5gと業界トップクラスの軽量設計。この軽さと耳に挟み込むという構造上、長時間つけていても不快感を感じにくいのはイヤーカフ型ならでは。


膨大な耳データに基づいて設計された挟む角度と強さでフィット感と安定感を実現しているそうです。付けながらのランニングやトレーニングをしても落下はもちろん、ズレもほとんど無し。


本体は約70%がシリコン素材で覆われてるおかげか、装着時の不快感は皆無でした
再生時間は平均的だが、マルチポイントに対応
CCイヤーカフイヤホンの連続再生時間は、ケース込みで最大24時間・イヤホン単体で最大6時間とイヤーカフ型ではやや平均的ですが、特筆すべきは急速充電に対応していること。10分間の充電で2時間の再生が可能です。


また、2台のデバイスに同時にアクセスできるマルチポイントにも対応。Bluetooth 5.4に対応し専用アプリをインストールすれば、イヤホン単体でのタッチ操作やEQのカスタマイズ、モードの切替などができます。
イヤホンのカスタマイズは「PeatsAudio」アプリを使う
CC イヤーカフイヤホンの細かな設定を調整するには、専用アプリ「PeatsAudio」を使います。
このアプリを使えば、タッチ操作の割り当て変更、ノーマル⇔ゲーム⇔ムービモード切替、ダイナミックEQのON/OFF、プリセット切替、EQ調整など好みの音質にカスタマイズが可能。


イヤホン外側のパネル部分にはタッチセンサーが付いてて、音量UP/DOWNや再生/一時停止など当たり前のようにできますが、タッチ感度はかなり良すぎるのはやや気になるところ。ふとした時に触れると即反応するほど良好すぎるタッチ感度なので、イヤホンをつまむ時は後ろ側を持つように心掛けると誤作動がなくなるかと思います。
低音から高音までバラウンスのとれたサウンド
音質はイヤーカフ型にしては低音域から高音域までバランスが取れていて聴きやすさのある印象がありました。
特にダイナミックEQをONにすれば、楽曲に応じて自動的に音質を調整してくれて、低音の迫力やボーカルの明瞭さを引き出してくれてます。低音域・中音域の存在感がしっかり出ていて臨場感あるサウンドが楽しめました。
逆に高音域の伸びが少なくクリアなところはありますが、刺さりがないので聴きやすく全体的にバランスが取れてるます。
音漏れに関しては抑えられた作りであるものの、最低音量が少し大きめなので音量を上げると当然音漏れします。


(環境によりけりですが僕の場合)Apple Musicで音量を半分くらいにすると、周りに何を聞いてるか分かるくらい漏れます。
ただイヤーカフ型ってガンガン音楽を楽しむものではなく”ながら聴き”目的として使うケースが多い・・と考えると、音量を上げすぎるケースって中々ないので音漏れはそこまで気にしなくていいんじゃないかという所感。
まとめ : 日常使いに最適な「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」


ということで、SOUNDPEATSのCC イヤーカフイヤホンをレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。


- 長時間つけても違和感を感じない快適な装着感
- 左右区別なしの左右対称デザイン
- イヤーカフ型では珍しい低音の迫力さがある音質
- 10分充電で2時間再生ができる急速充電に対応
- マルチポイントに対応
- タッチ感度が良すぎてたまに誤作動する
- 最低音量が大きいので上げすぎると音漏れする
1万円以下という価格でありながら音質・装着感が素晴らしく普段使いには最適な「SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン」。イヤーカフ型で有名なHUAWEIのFreeClipより約4分の1以下で買えてしまいますから・・驚きです。
イヤーカフ型は耳をふさがないので開放感もありますし、なによりも周囲の音が聞こえるのは安全面で安心。メガネを掛けたままでも装着できますし、特にこのイヤホンは左右の区別がないデザインなので使い勝手も飛び抜けて良い。
他のイヤーカフ型と比べるとコスパは圧倒的。1万円以下で満足度の高いイヤーカフイヤホンをお探しの方、ぜひ手に取って体験していただきたいです。
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