MUSON アクションカメラ ULTRA2 レビュー | 4K60fps&4,800万画素撮影ができる低価格スポーツカメラ
こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
今回紹介するのは、MUSONのアクションカメラ「Ultra 2」。4K60fps&4,800万画素、手ぶれ補正や20Mまで耐えるIP68等級の防水性能などを搭載したスポーツカメラです。
グアムやハワイなど海が綺麗な場所に行くと、ウォータースポーツを楽しみたいじゃないですか。せっかくなら海の中の映像も記録として残しておきたい・・そんな時にアクションカメラは便利。
今回メーカーからサンプルを提供いただいたので、機能や使用感も含めてMUSONのアクションカメラ「Ultra 2」をレビューしていきます。
- MUSON:アクションカメラ Ultra2をレビュー
- 特徴、メリット、デメリットを紹介
MUSON : アクションカメラ”Ultra2″の「特徴」
MUSONってあまり聞き慣れないメーカーですが、僕が4,5年前にグアムでウォータースポーツを楽しんだ時に使ったカメラがMUSON製で、個人的にはお久しぶりのメーカー。価格も安くて手頃な割には4K対応と全然悪い印象を受けなかった思い出があります。
そんな中、今回紹介する商品は、MUSONというメーカーのアクションカメラ『Ultra 2』。
ざっくりと特徴をまとめると、次の通りです。
- 4K/60fps&4,800万画素対応のアクションカメラ
- IP68等級の防水性能(最深20M)&-10℃までの寒冷地仕様
- 6軸EIS手ぶれ補正搭載
- デュアルカラースクリーン搭載(前面、背面)
- 170°の魚眼広角レンズ採用
- マイク内蔵ワイヤレスリモコン付き
- 価格:18,980円
MUSONの「Ultra2」は、4K60fps(4,800万画素)に対応したアクションカメラ。アクションカメラといえば、バイク・自転車などに取り付けたり、衣服に固定しながら動画を撮影できるのでアクティビティな生活をする方には持っておきたいアイテム。
GoProやInsta360、DJIなど有名どころのメーカーのカメラは、最低3万〜ほどと結構勇気がいる価格ですが、MUSONのUltra2は、約15,000円ほどで買えてしまう価格帯が魅力的。※クーポン適用後
安いとはいえ、4,800万画素の写真撮影、4K/60fps対応の動画撮影ができたり、手ぶれ補正やIP68等級の防水性能、デュアルディスプレイ搭載など・・他メーカーと比較しても謙遜ないスペックが魅力的。
スクリーンも前面と背面に一つずつ配備。背面スクリーンでは、タッチパネルで操作できるようになってます。
Bluetoothのワイヤレスマイク内蔵リモコンも付属するので、Vlogなど音声も収録したいシーンでもハンズフリーで使えます。
同梱品としては次の通り。アクションカメラとして持っておきたいマウントが、これでもかと言うほどたくさん付属してきます。
- アクションカメラ本体
- カメラクリップセット
- 2in1トランスミッター(リモコン/無線マイク)
- リモコン/マイク用ストラップ
- バッテリー×2
- 充電器(バッテリー×2個充電用)
- USBケーブル
- 自転車スタンド
- マウントセット
- ヘルメットマウント
- 固定バンド
- 収納袋
ということで、実際の使用感も含めて詳細をレビューしていきます!
MUSON アクションカメラ Ultra2の使用感
小型軽量設計のコンパクトデザイン
まずは外観から。正面には、4K60fps&4,800万画素に対応したカメラユニットとスピーカー、前面スクリーンが配備。170°の広角レンズに対応し、レンズは9層のコーティングが施された頑丈な作りとなってます。
上部には、シャッターボタン(セレクトボタン)と内臓マイクが配備。
左側面には、microSDカードやバッテリーを入れるための防水カバー。充電する時は、付属のUSB-A to Cケーブルを使います。
右側面には、モード(動画⇔写真)切替や電源ON/OFF用のボタンを配備。
背面には、タッチセンサー式の2インチHDカラースクリーン。撮影モードの変更や手ぶれ補正のON/OFF、システム的な設定変更はここからタッチして操作します。
重量は、約121gとアクションカメラの中では比較的軽めとなってます。
全6種類の撮影モードはタッチスクリーンから切替
撮影モードとしては、写真・動画撮影をはじめとした以下の6種類のモードに切替可能。
- 写真モード
- ビデオモード
- 連写撮影モード(一度に3枚/7枚/15枚の写真を撮影)
- タイムラプス動画モード(設定した一定の間隔で一連のビデオを撮影)
- タイムラプス写真モード(設定した一定の間隔で一連の写真を撮影)
- プリレコード録画モード(シャッターを押す12秒前からビデオを撮影)
モード切替は基本タッチスクリーンから操作しますが、スクリーンを左右にスワイプすれば、ビデオ⇔写真モードにサッと切替も可能。
試しに写真モードでデスク周りを撮影してみました
公式では4,800万画素となってますが画質はそこまで良いとはいえない感じ。広角レンズの性質上、少し歪みやザラつき感が見受けられたので、価格相応かな・・といった印象。ビデオ撮影についても同じような感じでした。
ちなみに写真や動画では、以下の細かな設定が調整できます。
- 写真
- 解像度(5/8/12/14/16/20/30/48MP)や感度・露出値・ホワイトバランス(オート/雲天/晴天/電球灯)・特殊効果(標準/白黒/レトロ/ネガティブ/暖色/寒色)・歪み補正・画質・シャープネス・長時間露出・測光モード・日付スタンプ
- ビデオ
- 解像度(720p60fps/720p120fps/720p240fps/108030fps/1080p60fps/1080p120fps/1080p60fps(9:16)/2K30fps(9:16)/2.7K30fps/2.7K60fps/4K30fps/4K60fps)・手ブレ補正・ループ録画(1/3/5分)・露出値・ホワイトバランス・特殊効果・歪み補正・測光モード・スロー動画・ハイスピード動画・ビデオフォーマット(MP4/MOV)・日付スタンプ
またビデオ撮影には、スローモーションを有効にして撮影もできます。
1080p/120fps,720p/240fps,720p/120fpsどれかを選ぶことでスローモーション録画を有効にできる仕様。手ぶれ補正は自動OFFになるという制限がありますが、8倍遅く撮影できるのでここぞというシーンでは活躍してくれそう。
手ぶれ補正は結構強力
MUSONのUltra2は、6軸EISの手ぶれ補正を搭載。iPhoneのアクションモードと比較すると物足りなさを感じるものの、価格帯を考えれば必要十分に使えるレベルでした。
こちらの方が配信されてる手ぶれ補正が参考になりました
上下左右のブレを感じさせないほどブレはしっかりと抑制されてる感じ。登山やバイク・ツーリングでも使えますし、このサイズ感なのでドラレコにも最適かも。
マイク内臓のワイヤレスリモコン付き
Ultra2には、ワイヤレスマイクやリモコンとしても使える2-in-1ワイヤレストランスミッターが付属。サイズ感も小さくクリップ付きで、USB-Cで充電できるあたりも魅力的。
上のボタンがビデオ撮影に使う「録画」で、下が「写真」撮影時に使うボタン。Ultra2本体のシステム設定から切替できます。
周波数帯は2.4GHzで距離は約10mまでに対応。マイク品質はめちゃくちゃクリアに聞こえるわけではなく必要最低限レベルですが、この価格帯であれば許容範囲。
IP68等級の防水性能
本アクションカメラの防水性能は、IP68等級。本機のみで最深20Mまで対応してます。
僕が以前使っていたMUSONの4Kカメラはケースを付けないと水の中で使えなかったのですが、今作はケース無しで使えます。
本体のバッテリーカバーやボタン類は全て防水仕様なので水の中でも安心。アクセサリーを付けなくてもこのままって点がポイント高い。-10℃までの寒冷地仕様なので、ウォータースポーツだけでなくスキーなど雪山環境でも使えるのは嬉しい。
バッテリー持続時間はそこまで高くないが・・
Ultra2の連続使用時間は、最大2時間とそこまで高くありませんが、バッテリー(1,350mAh)が2個と充電器が付属。
最大待機時間も30時間と長めなのは嬉しいですが、充電時間は0%→100%まで約4時間かかるので、1日フルで使うには少し物足りなさを感じるかも。
SDカードは別途準備しときましょう
4K動画を撮影するためにSDカードはそれなりの容量が必要。公式では、以下のmicroSDカードが推奨されてます。
- 容量:32GB〜128GB
- 転送速度:U3(4K60fpsの場合)or U1またはClass10(4K6fps以下)
SanDisk A2やSAMSUNG EVO PLUS U3あたりが無難だと思います。
まとめ : お手頃価格で4K撮影ができるアクションカメラ 「ULTRA2」
ということで、MUSONのアクションカメラ「Ultra 2」をレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。
- 4K60fps/4,800万画素で撮影ができるアクションカメラ
- 最深20MのIP68等級対応!ケース無しで水の中でも使える手軽さ
- アクションカメラの中ではお手頃に買える魅力的な価格
- 6軸EIS手ぶれ補正搭載でドラレコとした使い方も◯
- 歪みやザラつきを感じる画質
- マイク品質は必要最低限レベル
- 画面タッチの操作性はイマイチ
Ultra2は、4K60fps撮影や手ブレ補正・豊富なアクセサリーが付属・・と考えると1万円台で買える手軽さは本アクションカメラの一番の魅力といえそう。
有名どころのアクションカメラメーカーとしても遜色ないスペックですが、画質・音声・操作性など細々した点はやはり使いづらさを感じる一面もありました。
本格的なアクションカメラを使いたい人には不向きですが、水上スポーツやドラレコとした使い方、ご家庭で楽しむ用として、入門機としては使う方にはおすすめできるアクションカメラだと思います。気になっている方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか!
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- 今回紹介した商品は、こちら
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