mokibo Fusion Keyboard 第2世代 ユニバーサルモデル レビュー | スマホと一緒に使う。ミニマリストに最適なタッチパッド内蔵キーボード


こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
キーボードとタッチパッドが一体化したmokiboの「Fusion Keyboard 2.0」。タイピングだけでなく、クリックやスワイプなどのタッチパッド機能が使えることが魅力的。今回新しくmokiboからスマホでも使える「ユニバーサルモデル」が登場したとのことで代理店さんから送っていただきました。


操作性など基本的な仕様は一緒なんですが、サイズ感が小さくなって持ち運びしやすくなり、デザインも少し変化したユニバーサルモデル。iPhoneと合わせてしばらく使ってみたので、少し気になった点も含めて使用感をレビューしていきたいと思います。
特にiPhone×キーボードを使った作業スタイルの方におすすめできる一品でした。このスタイルで作業する頻度が多い方はぜひ最後までご覧ください。
- mokibo:Fusion Keyboard 2.0 ユニバーサルモデルをレビュー
- 特徴、メリット、デメリットを紹介
mokibo:Fusion Keyboard 2.0 ユニバーサルモデルの「特徴」

製品名 | Fusion Keyboard 2.0 ユニバーサルモデル |
---|---|
メーカー | mokibo |
タッチパッド | 内蔵(キーボード一体型) |
バッテリー性能 | 最大約60時間(スリープモードで約3ヶ月) |
対応OS | Windows Android macOS… | iOS/iPadOS
互換性 | 12.9インチiPad Pro | 11インチiPad Pro/Air
生活防水 | 対応 |
サイズ | 256 x 285 x 6.8mm |
重量 | 約348g |
価格 | 13,860円 |
特徴を紹介する前にモデルの説明から。少しややこしいのですが、mokibo Fusion Keyboard(第2世代)には次の3種類が存在します。
- ユニバーサルモデル(当記事で紹介するモデル)
- iPad 11インチモデル
- iPad 12.9インチモデル
以前弊サイトで紹介したのはiPad 11インチモデルで、今回紹介するのはスマホ向けの「ユニバーサルモデル」。


基本仕様はいずれも変わりありませんが、ユニバーサルモデルはスマホに最適化されたモデル。カバーデザインやサイズが少し異なっていて、カバーにあるスリットを折り畳むことでスマホを立て掛けられる仕様になってます。
改めて、mokibo Fusion Keyboard 2.0(ユニバーサルモデル)の特徴をまとめると次の通り。
- タッチパッド内蔵のキーボード一体型
- スマホに最適化されたコンパクトなサイズ感
- 様々なOSで使えるマルチデバイスに対応
最大の魅力はキーボードにタッチパッドが内蔵されていること。タッチ・スワイプなどスマホ同様の操作をタイピングしながらできる。こりゃあ新感覚ですよ・・。


タッチ⇔キーボードの切替は自動変換してくれるので操作が超スムーズ。キーボードとパッドが別々で設けられいる純正Magic Keyboardにはない良さがこのFusion Keyboardにはあります。
そしてユニバーサルモデルならではのこのコンパクトなサイズ感も魅力の一つ。


スマホを置くために設計されたモデルですが、カバーのスリットを折り畳めばiPad(11インチ)を立て掛けることも可能。iPhone・iPadを使ったクリエティブな作業をする方にも扱いやすいサイズ感だと思います。
ペアリングは最大3台まで。対応OSは、iOS/iPadOS・macOS・Windows・Androidなどに対応してます。


ちなみに11インチ・12.9インチ用の2モデルは、全てのiPadモデルで使えるわけじゃないので互換性には注意してください
- 11インチモデル
- iPad Pro 第1〜第4世代
- iPad Air 第4/5世代
- 12.9インチモデル
- iPad Pro 第4〜第6世代
11インチモデルのFusion Keyboard 2.0はこちらで詳しくレビューしてますので、よろしければ合わせてご覧ください。



mokibo:Fusion Keyboard 2.0 ユニバーサルモデルの使用感
より小さくコンパクトになった薄型デザイン
まず外観ですが、ユニバーサルモデルは11/12.9インチよりもサイズがコンパクトに。iPadを挟み込まないタイプなのでその分キー上部の面積が狭く、サイズも256×285×6.8mmと小型化してます。


今回紹介しているカラーは「ホワイト」ですが、カバーは白というよりグレーに近い色味。同じmokibo製iPadケースSlimと色合いが似てる感じで、引っ掻き跡も残りにくくホコリや汚れにも強い素材を使用。柔らかな手触りで指にグッと引っ付いてくれるので、このまま持ち歩いても落としにくいグリップ力もあります。
カバー内側には折りたたみ式のスリットを内蔵。2通りのたたみ方によって2段階の角度を変えられるようなギミックにになってます。


重さは実測値で約348g。11インチモデルで約420g(iPad無し)なので軽量化を実現してます。
スマホ×外付けキーボードを使った作業が捗る
「iPhoneでキーボードを使ってテキスト入力したい」そんな想いを叶えてくれるのがこのユニバーサルモデル。iPhone×キーボード作業ができるのでミニマリストの方には嬉しすぎるスタイルを実現できます。


それなりのサイズ感と重さがあるiPadを持ち歩かなくとも、このキーボードとスマホがあればこのスタイルで作業できる。外でちょっとした作業をしたい時、気分転換に作業部屋を変えたいシーンで僕はこのスタイルを使っています。
キー配列はUSで、キー間隔は18mm・隙間は0.7mmなので純正Magic Keyboardとほぼ一緒のサイズ感。一般的なキーサイズと近い数値なので狭さを感じることなくタイピングできました。


打鍵感は、ちょうど良い反発力と打鍵音がある静電容量無接点タッチ方式を採用していて、心地良さのある打ちやすさ。反発力63g・押し幅1.5mmなのでキーストロークは浅めですが、ほど良い沈み込みと押し返しがあるので打鍵感は軽快。静けさもあるので図書館など静かなシーンでも気兼ねなく使えるかと思います。


個人的に特筆したいのは、純正Magic Keyboardには無いマルチメディアキーFn
が搭載されていること。Fn
+F1~12
同時押しでホーム画面への移動や音量調整、スクリーンショットなど様々な操作を行えます。


Fnキーの機能一覧
- Esc:ホーム画面に移動
- F1:マイクOFF
- F2:カメラOFF
- F3〜F5:音量調整(ミュート、UP、DOWN)
- F6:仮想キーボードのON/OFF
- F7:スクリーンショット
- F8:バッテリー残量の表示(LEDカラー緑:100~80%、黄色:79~30%、赤色:29~0%)
- F9〜F11:ペアリングの切替
- F12:OS切替
- Del:OSとアプリが対応する場合に機能
- Caps Lock:タッチパッドのON/OFF、初期化
後述するタッチパッドを使えば、iPhoneを触らずともキーボードだけで画面操作できるので、iPhone/iPad画面⇔キーボードの移動が無くなるのがこのデバイスの魅力。手はキーボードに添えるだけスタイルでいいのです。
感度良好のタッチパッドでiPhoneを自由にコントロール
Fusion Keyboard最大の魅力といえばココ。キーボードにタッチパッドが内蔵されてます。まるでiPhone/iPad画面を操作している感覚で、スワイプやスクロール・拡大縮小・ホーム画面への移動などがキーボード上で操作できます。


スクロール・スワイプなどのジェスチャーコントロールが本当にスムーズ。3本指、4本指の操作などiPad画面を操作しているかのように同じ操作感なので本当に違和感がない。おまけにタイピングもできますからね。キーボード⇔画面へシームレスに切り替えできる。本機の魅力を十分に体験できました。
iPhoneで使う場合はAssistiveTouchをONに
iPad同様にiPhone画面の操作もシームレスで操作できますが、一点注意点を挙げるならば、iPhone設定で「AssistiveTouchをON」にしないと画面にポインターが出ません。


ポインター速度もiPhone側で自由に調整できるんですが、初めは少し慣れが必要かも。というのも普段僕はAssistiveTouchを使っていないので、最上位メニューの表示(黒色の常駐している丸ボタンのこと)や滞留コントロール(ポインターが自動でクリックしてくれる設定)など、慣れていない機能で扱えるまで時間がかかりました。これらは設定で一応非表示にできるんですがね、普段使っていない僕には少しクセがあるかなといった所感。僕のように初めて使う方は少し戸惑うと思うので、初めの扱いにくさを感じる可能性があることは心構えしておきましょう。
また、感度については良好で操作性はかなりスムーズ。思うようにポインターを動かして操作できるので、ここはストレスフリーでした。
ちなみに、スペースキーと”mokibo”ロゴが印字されているスペースキーの間にあるこの色付きのキーは「左クリック」と同じ役目を持ってます。


また、Fn
キー+グレー
キー同時押しで「右クリック」に。タイピング中であれば「スペースキー」として入力されるマルチな機能を持った特殊なキーとなってます。タッチ操作だけじゃなく、クリック感を味わいたい方にも嬉しい仕様ですね。
キーボードを開いてiPhoneを立てかけるだけで、すぐに使える
ユニバーサルモデルは角度を2段階に調整可能。iPad/iPhoneを立て掛けてもちょうど良い角度で違和感なく画面を見ていられます。


特筆したいのは、すぐに使える手軽さですよ。カバーを開いてスリットを折りたたんでスマホを立てかけるだけ。これだけですぐに作業に取り掛かれます。
本機の電源ON/OFFは、カバーを開くだけで自動ON/OFFするので作業するまでの時間がものすごく速い。ここは純正Magic Keyboardのように、扱いやすさがズバ抜けてます。僕のようにせっかちな方にぜひ、おすすめです。
まとめ : iPadではなくiPhone画面でキー操作ができる「mokibo Fusion Keyboard 2.0 ユニバーサルモデル」


ということで、mokiboのFusion Keyboard 2.0 ユニバーサルモデルをレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。


- タッチパッド内蔵のキーボード一体型
- スマホに最適化されたコンパクトなサイズ
- 様々なOSで使えるマルチデバイスに対応
- 約3ヶ月使えるロングバッテリー搭載
- 純正とは比較にならないほどの圧倒的なコスパの高さ
- キーが特殊配列なので慣れが必要
- iPhoneのポインター操作が少しクセあり
- Smart Connector非搭載で充電する必要あり
まさかiPhone画面を見ながら外付けキーボードを使う日がくるなんて。まるでミニマリストのような使い方をしている僕ですが、意外とiPhone×外付けキーボードの組み合わせって扱いやすいんですよ。ちょっと10分空き時間できたから集中して作業したい時とか、薄型サイズでカバンに入れても嵩張らないとか。結構役立つシーンが多かったです。
キーボードにタッチパッドが内蔵しちゃった「mokibo Fusion Keyboard 2.0」。気になった方はぜひこの新感覚デバイスを体験してみていただきたいです。
- 今回紹介した商品は、こちら

このWebサイトでは、Appleデバイス・ガジェットなどのレビューを発信しています。
SNS(X、Instagram)も更新してますので、フォローしていただけると励みになります!最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
- 関連記事





コメント