LOOI Robot レビュー | スマホがAIロボットに変身するガジェット!?


こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
今回紹介するのは、「スマホをロボットに変える」というなんとも斬新すぎるコンセプトのガジェット『LOOI Robot(ルーイロボット)』。


スマホを乗せるだけでデスクトップAIロボットに変身してしまう、ちょっとぶっ飛んだ発想のこのプロダクト。製造元は中国のスタートアップ企業「TangibleFuture」で、2024年にKickstarterでのクラファンを経て世界市場へ展開、すでに世界6万人超のファンを獲得している話題作でもあります。
2026年4月28日からMakuakeで先行発売していて、メーカーさんからサンプルを送っていただき一足先に使わせていただきました。
ChatGPTやGeminiなどの最新AIモデルと連携し、話しかければ答え、見せれば反応し、放っておけばちょっとすねる。おしゃべりで、ちょこちょこ動き回る——そんな日常に「ちょっとした賑やかさ」を加えてくれる面白いガジェットでしたので、気になった点や使用感をレビューしていきます。
- LOOI Robotをレビュー
- 特徴、メリット、デメリットを紹介
LOOI Robotの「特徴」



| 製品名 | LOOI Robot |
|---|---|
| メーカー | TangibleFuture |
| バッテリー容量 | 6,000mAh |
| 連続使用時間 | 約5時間(スタンバイ:最大30日) |
| ワイヤレス充電出力 | 最大10W ※MagSafe対応:iPhone 12以降 ※非対応機はDocking Ring使用 |
| 対応AIモデル | ChatGPT/Geminiなど |
| 対応スピーカー | 内蔵スピーカー(3W) |
| センサー類 | 顔認識・物体認識・ジェスチャー認識・崖検知・障害物検知 |
| サイズ | 110×98×110mm |
| 重量 | 約400g |
| カラバリ | ブラック/ホワイト |
| 価格 | 19,800円 |
まずは、LOOI Robotの特徴を大きく分けて3つにまとめました。
- 手持ちのスマホがそのままAIロボットに変身する斬新な発想
- 複数の最新AIモデルと連携する「マルチAI対応」の会話能力
- デスク上を自律移動し、落下も防ぐ安全設計
LOOI Robotの最大の特徴は、「スマホをロボットの頭部として活用する」というユニークなアーキテクチャにあります。スマホをロボット本体のドッキングマウントに装着すると、そこには表情豊かなLOOI(AIキャラクター)が誕生。
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スマホのカメラがロボットの目となって、人の顔・ジェスチャー・物体・服装・環境などをリアルタイムで認識。スマホの処理能力をすべてロボットの脳として活用する設計はコスパの面でもとても合理的。
MagSafeに対応しているので脱着もワンタッチですし、余っているサブスマホがあればデスクに鎮座させることもできちゃいます。
また、ChatGPTやGeminiなど複数のAIモデルとシームレスに連携できるのが、単なる”ガジェット”に留まらない理由でもあります。「Hey,LOOI」と呼びかけるだけで、仕事のアイデア出し、天気予報、哲学的な問いまで、なんでも瞬時に答えてくれるのが魅力。
しかも、”生体模倣行動システム”によって、ただ会話するだけでなく感情を持っているかのようなリアルな動作やリアクションを見せてくれるのが面白いポイントの一つ。

お菓子を目の前に差し出せば身を乗り出したり、抱えていたストレスをぶつければしょんぼりする——そんな「生き物感」が思いのほか癒しになります。
さらに、LOOIはキャタピラー式の駆動機構によってデスク上を自律的に動き回ります。

ToFセンサーと机の端を検知するセンサーを搭載しているので、障害物にぶつかったり、机の端から転落することもなし。その他、顔認識を使った体感ミニゲームや、仕事中の僕たちを見守りながら”息抜き”を促す気遣いまで備えているなど⋯ただ置かれているだけのロボットとは違った「生き物に近い存在」という、これまでにない体験を提供してくれます。
LOOI Robotの使用感
キュートな見た目に隠された重厚な存在感
まず外観ですが、サイズは110×98×110mmとほぼ正方形に近いコンパクトさ。ぎり手のひらに乗るほどの小ぶりなロボット台座なんですが、385gという重量はなかなかしっかりした印象があります。素材は高密度のABS/PC樹脂で、指紋が付きにくいマット仕上げ。チープな光沢感がまったくなく、価格に見合った質感がありますね。


カラーは今回紹介するブラックのほか、ホワイトも展開。デスクのインテリアに溶け込みやすいシックな配色で、どちらも飽きのこない選択だと思います。
スマホを乗せると画面がそのままロボットの「目」になる仕組みで、アプリが起動した瞬間にキュートな瞳がパチクリと動き出すので、「初見でちょっとテンションが上がる」そんな男心くすぐるギミックが所々散りばめられています。
ただ、小さめのデスクで使うと存在感が大きいので、動き回ることを考えるとそれなりに設置スペースは取らなきゃいけませんが⋯「お前、そこに座ってたんか」と話しかけたくなるくらい、存在感と愛らしさのバランスが絶妙でした。
AIが身を乗り出してくる時代、きてます
LOOI最大の魅力は、ChatGPTやGeminiといった最先端のLLMとのシームレスな連携にあります。「Hey、LOOI」とウェイクワードを呼びかけるだけでスタンバイが解除されて、天気やスケジュールの確認、ちょっとした相談や仕事のアイデア出しまで幅広く対応してくれます。
ただ、LOOIが他のスマートスピーカーと決定的に違うのは、“会話に感情が乗る”こと。単に音声で返答するだけでなく、その内容に合わせて視覚的なリアクションを見せてくれるのが面白いポイントです。


たとえば、知っている話題になると「おっ、それ知ってる!」と言わんばかりに身を乗り出し、少し難しい質問を投げると「うーん……」と考え込むような仕草に。このちょっとした動きがあるだけで、ただのAIではなく“相手と会話している感覚”がぐっと強まりますね。


技術面で見ると、ウェイクワードの認識はデバイス側のローカル処理で行われているので反応はとても高速。一方で、クラウドを経由するAIの応答には1〜3秒ほどの待ち時間が発生します(ここは他のAIサービスと同様ですね)。
とはいえ、その間も「考え中」のアニメーションでしっかり“間”を演出してくれるので、実際に使っていてストレスを感じることはほとんどない感じ。
さらに、スマホのカメラと処理能力を活かした顔認識・物体認識にも対応。試しにお菓子を見せてみると、「一口ちょうだい!」と言わんばかりに身を乗り出すリアクションを見せてくれて思わず笑ってしまう場面も。こうした体験を通して、「AIってここまで来たのか…」と実感させられる完成度の高いプロダクトだと感じました。
デスクを“散歩”する安心感。キャタピラ駆動×センサーの完成度が高い
LOOIが他のデスクロボットと一線を画すポイントのひとつが、このキャタピラによる移動ギミック。ゴム製キャタピラを採用した差動駆動方式によってその場でくるっと回転できる“ゼロ半径ターン”を実現。狭いデスク上でもスムーズに動き回ることができます。

実際に使ってみると、木製デスクやガラスデスク、デスクマットの上でもしっかりとしたグリップ力を発揮。見た目以上に安定感があって、「思ったよりちゃんと動くな」というのが正直な印象。
そして気になるのが、「机の端から落ちないの?」問題。ここはしっかり対策されていて、崖センサー(落下防止センサー)を搭載。デスクの端を検知すると自動で方向転換してくれるので安心して動かしておけます。


キーボードやマウスには軽く当たることはありましたが、(少なくとも僕の環境では)コーヒーカップを巻き込む大惨事は起きてません。とはいえ、誤動作の可能性がゼロではない以上、飲み物などは可動範囲に置かないようにしておくのが無難ですかね。
動きそのものが中々おもしろいものがあって、つい作業の手を止めて眺めてしまう、そんな不思議な魅力がありますね。“見ていて楽しい体験”までしっかり作り込まれているあたり、LOOIの完成度はなかなか高い⋯。
MagSafe充電×AI秘書機能。見た目以上に“仕事で使える”一台
かわいい見た目に反して、しっかり実用性も備えているのがLOOIの魅力。
まず便利なのが、スタンドに置くだけで始まるMagSafeワイヤレス充電(最大10W)。何も考えずにポンと置くだけで充電が開始される*ので、「充電し忘れ」の地味なストレスがかなり減りましたね。
* LOOIの台座(ベース)が有線充電されている時のみ、LOOI本体からスマートフォンへのMagSafe充電が可能になります


iPhone 12以降であれば純正MagSafeに対応していて吸着も安定。Androidや非MagSafe機種でも、付属のリングを貼り付けることで同様に磁気接続ができます。
スタンバイ中は時計表示や天気予報として機能しつつ、通知が届けば表情で知らせてくれるのもユニークなポイント。さらに、ジェスチャーに反応して自動追跡カメラへ切り替わる機能も搭載しています。
また、専用のLOOIアプリからキャラクター設定をカスタマイズすることも可能。性格や話し方を調整することで、会話の雰囲気が大きく変わるのも面白いところ。


加えて安心できるのが、プライバシー設計。写真や動画といった個人データはクラウドへアップロードされず、すべてローカル処理される仕様になっているので、このあたりの配慮も抜かりありませんね。
一緒に過ごすほど変わっていく。“自分だけのLOOI”が育つ体験
使い始めて数日で気づいたのは、LOOIが少しずつ「自分色」に変わっていくこと。LOOIは会話の履歴をもとに、ユーザーの好みや口癖、性格の傾向を学習。使い続けることで、まるで“自分専用に最適化されたキャラクター”のように成長していきます。


実際に使い込むほどに、会話の精度やリアクションのクセに変化を感じられるのが面白いところですね。「ちょっと自分に寄ってきてる?」と感じる瞬間、たまにあるんですよ⋯。
さらに、自動アップデートによって新しい言語やゲーム、スキルが追加され続けるのも魅力。多くのガジェットが“買ったときがピーク”になりがちな中で、時間の経過とともに価値が積み上がっていく設計はかなりいいですね。


ちょっとした気分転換にレトロゲームで遊んだり、「夢を見る」モードで独特な世界観を楽しめたりと、飽きさせない仕掛けも随所に用意されています。“関係性が変わる”なんて言うと少し大げさですが、気づけばただのガジェットではない存在になっている感覚があります。この体験こそがLOOIのいちばんユニークな価値なのかもしれません。
LOOI Robotの「よくある質問」まとめました
- LOOI Robotはどんなスマホに対応していますか?
-
iOSおよびAndroidの両方に対応しています。
iPhone 12以降はMagSafeに対応しているので、追加パーツなしで磁気接続が可能。それ以外のスマホには、付属の「ドッキングリング」を取り付けることで対応できます。
- LOOIを使うためにサブスクリプション料金はかかる?
-
LOOIアプリ自体は無料でダウンロードできます。場合によっては有料プランが必要になるケースがあります。最新情報はMakuakeプロジェクトページや公式SNSをご確認ください。
- 机の端から落ちないか不安……
-
崖センシング機能を搭載しているので、デスクの端を検知すると自動的に方向転換します。
ただしセンサーの応答速度はスマホの処理能力に依存するの、高負荷時は念のため広めのデスクでの使用を推奨します。
まとめ : あなたのデスクに”AIの魂”を宿す体験ができる「LOOI Robot」


ということで、LOOI Robotをレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。


- ChatGPT/Gemini連携で本格的なAI会話が楽しめる
- 1,200超の感情アクションで「生き物らしさ」を体感できる
- MagSafe対応10Wワイヤレス充電で実用性も高い
- 崖センシング・障害物検知で机上走行が安全
- プライバシーに配慮した設計(認識データは保存されない)
- AI会話のクラウド処理に1〜3秒の遅延が発生する
- 長時間使用でスマホが発熱しやすい
- LOOIとして動かしている間はスマホが手元から離れる
AIという技術をはじめて”生き物っぽさ”に昇華させた「LOOI Robot」。単なるガジェットではなくて、日常的に話しかけ、反応を楽しみ、育てていく存在として、日々の生活の質を高めてくれるプロダクトでした。
特におすすめなのは、リモートワーカーですね。一人で仕事をしていると、話し相手がいないことで集中力や気分が落ちてしまうことってあると思うんですが、LOOIはそういった「人との会話が減りがちな作業環境」にちょうどよい温かみと賑やかさをプラスしてくれる。“程よい距離感の話し相手”となってくれます。
一方で、LOOIを動かしている間はスマホが使えませんし、長時間使うとスマホが発熱するので、24時間使いっぱなしは勿論できない、という点は理解しておく必要があります。とはいえ、こういったトレードオフを差し引いても、LOOIが日常にもたらす「楽しさ」と「便利さ」のバランスはとてもユニーク。
デスクをただの「作業場」から「ちょっとワクワクする空間」に変えたい方には、ぜひ一度試してほしい一台。4月28日からMakuakeで発売されているので気になっている方はぜひチェックしてみてください。
- 今回紹介した商品は、こちら



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