Logicool Webカメラ BRIO 300レビュー | 円錐型デザインがかわいいぞ!デスク周りがスタイリッシュに決まるミドルレンジ向けWebカメラ!
こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
リモートワーカーには欠かせないWebカメラ。コロナが拡がり始めた当初は、「とりあえずWebカメラを買わなきゃ!」「どれでもいいからWebカメラが欲しい!」のように”カメラ不足“に陥ってましたが・・今や当たり前になってますよね。
今ではいろんな種類のWebカメラが登場し、当時ではあまり気にしなかった”画質”や”音質”など・・性能面にこだわる人も増えたのではないでしょうか。
そこで今回紹介するのは、コンピューター周辺機器を取り扱う一流企業“Logicool”から新発売されたWebカメラ『BRIO 300』。
円錐型のかわいらしいデザインが特徴的で、フルHDに対応+ノイズを軽減するマイクが搭載するなどミドルレンジの高性能Webカメラです。
メーカーよりサンプルを提供いただいたので、本記事では、Logicoolの「Webカメラ BRIO 300」をレビューします。
そろそろWebカメラを買い替えたいけど、少し上質なカメラが欲しい・・!
そんな人におすすめしたいWebカメラでした。画質や音質、使い勝手はどうか?そのあたりを中心に紹介しますので、気になっている方の参考になれば幸いです。
- Logicool:Webカメラ BRIO 300をレビュー
- メリット、デメリットを紹介
- 専用ソフト「Logi Tune」でできること
- 他モデルのWebカメラを比較紹介
Logicool:Webカメラ BRIO 300レビュー
Logicool:Webカメラ BRIO 300の「特徴」
今回紹介する商品は、PC周辺アクセサリーで有名なLogicoolの新型『Webカメラ BRIO 300』。
おおまかな特徴は、次の通りです。
- 外部ディスプレイに挟み込むタイプのWebカメラ
- 高画質なフルHD(1080p/30fps)対応
- ノイズリダイレクション機能付きマイク搭載
- RightLight 2による自動光補正機能あり
- 視野角:70度(固定)
- プライバシー保護シャッター搭載
- カラバリ:3色
- 価格:10,890円
Logicoolの「BRIO 300」は、高画質なフルHD(1080p/30fps)に対応したWebカメラです。
よくあるWebカメラとは違って、円錐型のちょっと可愛らしいデザインが特徴的。
Webカメラって使っていない時でも、監視されている感があったり、大きな筐体から存在感があるのが気になりますが、ちょこっと居座っている感じがあって可愛らしさのある見た目となってます。
さらに、周囲の雑音を軽減する”ノイズリダイレクション”機能のあるマイクを搭載し、明るさを自動調整してくれる”自動光補正機能”も搭載。
あれば便利だな・・と思う最低限の機能が搭載しているので、約1万円弱と少し高めのミドルレンジクラスのWebカメラとなってます。
同梱品は、次の通り
カメラ+固定マウントクリップの一体型タイプ。USB-C端子のあるPCやハブに差し込めば、すぐに使える”プラグ&プレイ接続”に対応しています。
カラバリは、次の3色が販売中
グラファイト | ホワイト | ローズ |
---|---|---|
Webカメラ王道の黒(グラファイト)をはじめ、中々珍しいホワイトがあります。
まずは外観デザインから見ていきます!
円錐型で少し可愛らしさのあるデザイン
LogicoolのWebカメラ「BRIO 300」の外観は、円錐型のかわいらしさのあるデザインが特徴的。「これ、Webカメラ・・?」と一瞬思わせる柔らかな印象がある見た目です。
側面は、前面同様に微かなまだら模様のあるデザイン。
裏面は、USB-Cケーブル(1.5m)が伸びる一体型タイプ。
底面は、外部ディスプレイに挟み込むためのマウントクリップを搭載。3つのヒンジを曲げられるので、モニターサイズに合わせて自由に角度調整ができます。
こう見ると至って普通のWebカメラですが、実はこのカメラ・・48%以上の再生プラスチックで作成されています。
環境に配慮したゆえに出る”まだら模様”をオシャレなデザインに仕立ててしまう・・この辺はさすがのLogicool製品です。
プラスチック製ですが、触り心地は少しサラサラしていてスタイリッシュな仕上がりです!
ちなみにBRIO 300のサイズは、高さ6.5cm×幅5.3cm×奥行き4.5cmと少し縦に長いのが特徴的。
一般的なWebカメラってサイズ感が大きくデザインによって、”存在感“が少し気になりますが・・。このWebカメラは、丸みがあるので優しい印象があります。
プライバシー保護シャッターを搭載
BRIO 300には、回転式のプライバシ保護シャッターを搭載しています。
カメラのレンズがむき出しのWebカメラは、”監視されている“感があるじゃないですか・・。Web会議をする時以外はカメラを完全にブロックできるので、プライバシーが気になる人にも助かる機能です。
どのモニターにも取付けできるマウントクリップを搭載
BRIO 300は、角度を自由に調整できる3つのヒンジを搭載し、どんなモニターにも取付けできるマウントクリップを搭載しています。
私が使っている曲面モニターやMacBook Airなど、様々な厚みのディスプレイに取付可能。
リアヒンジが180度曲がるので、このように据え置きで使うこともできます。
また、カメラは下向きにも傾けられるので、手元を映したいシーンでも活躍できそう。
ちなみに、クリップでモニターを挟み込みできる最大幅は「約4.0cm」。
モニター厚みが4cm以上の場合は取付けできませんが、一般的なモニターであれ問題なく取付けできそうです。
プラグ&プレイ対応|サクッと接続するだけでOK
BRIO 300は、カメラ一体型のUSB-Cケーブルを接続するだけですぐに使える“プラグ&プレイ”に対応しています。
(メーカーでは)ハブ経由ではなく直接PCに接続することを推奨していますが、手持ちのドッキングステーションやハブに接続しましたが問題なく動作しました。
この辺は接続デバイスとの相性がありそうです・・
カメラ・マイク性能について
BRIO 300のWebカメラ性能は、次の通りです。
- 解像度
- フルHD 1080p/30fps(1920×1080px)
- HD 720p/30fps(1280×720px)
- ※カメラメガピクセル:2MP
- 視野角:70度(固定フォーカス)
- ズーム:1倍デジタルズーム
- オートフォーカス:非搭載
- 内蔵マイク:モノラルマイク(マイク集音範囲:最大1.22m)
- 自動光補正:搭載(RightLight 2)
BRIO 300は、フルHD対応だけでなく、自動光補正によって薄暗い環境でもクリアに映し出すことが可能です。
実際に、部屋の照明をON/OFFした時の比較映像がこちら
どうでしょうか・・?私の部屋は遮光カーテンを使っているので照明を消すと真っ暗になるんですが、(若干の薄暗さは感じますが)暗闇の割にはなかなか綺麗に映し出されていますよね。
ちなみにBRIO 300は、オートフォーカスが非搭載で、ズームも1倍と固定。手元の書類など細かな文字を映したい時は、文字が少しぼやけます。値段が1万弱する割にこれは少し不便・・。
なお、画面に映し出される視野角は「70度」です。
顔を中心に映しつつ周囲のモノは映さないので、個人的にはちょうど良い角度。ミーティング室など3~4人でWeb会議する場合は少し画角が狭いですが、1人で在宅ワークには最適な角度でしょう。
またレンズ下には、ノイズリダイレクション機能のある内蔵マイクが搭載。
これは周囲の雑音を抑えることで自分の声をクリアに届けられる機能ですが、しっかりと音声を拾ってくれてクリアでいい感じ。Web会議にありがちな「ちょっと聞こえづらい・・」問題が解消されるので、相手からしてもこれはありがたい機能です。
同じカラーのヘッドセットと相性良し
BRIO 300のマイク品質は普通にいいのですが、コールセンター対応など音声をしっかりと拾いたい場合は、同時期に発売された「ヘッドセット H390」と合わせて使うことがおすすめです。
BRIO 300と同じく3つのカラーが揃っていて、約3,000円弱とお手頃価格で購入できます。
ノイズキャンセリング搭載で仕事に集中したいシーンでも使えますので、「音声品質にもこだわりたい!」という方は、ぜひ合わせて検討してみてはいかがでしょうか。
詳細のレビューはこちらから
Logicool専用ソフト「Logi Tune」でできること
Logicoolが提供している無償のソフトウェア「Logi Tune」をダウンロードすることで、カメラの色合いや解像度などを細かく調整できます。
BRIO 300では、明るさやコントラスト・彩度・シャープネス・ホワイトバランスの調整、フィルター処理、ファームウェアの自動更新も可能です。
(BRIO 300では使えませんが)Webカメラによっては、ズームや画角・ピントも調整できるので、Logicool製品をお持ちの方は使ってみる価値がありそうです!
Logicool:他モデルのWebカメラを比較紹介
Webカメラを探していると「他のモデルも気になる!」「もっと安いカメラが欲しい・・」とカメラ選びに迷いますよね・・。ここでは、同じLogicool製品の各モデルを比較してみました。
気になるWebカメラがあれば、ぜひ比較してみてください!
Logicool:各モデルのWebカメラの比較表
モデル | BRIO 300 | BRIO 500 | C920n | C505 |
---|---|---|---|---|
外観 | ||||
解像度 | 1080p/30fps 720p/30fps | 1080p/30fps 720p/30fps | 1080p/30fps 720p/30fps | 720p/30fps |
視野角 | 70度 | 90度 | 78度 | 60度 |
ズーム | 1倍 | 4倍 | ||
オート フォーカス | ||||
自動光補正 | RightLight 2 | RightLight 4 | RightLight 2 | RightLight 2 |
ノイズ軽減 マイク | シングル | ビームフォーミング×2 | 全方位×2 | 全方位×1 |
接続端子 | USB-C | USB-C | USB-A | USB-A |
三脚対応 | ||||
価格 | 10,890円 | 19,580円 | 7,480円 | 3,410円 |
まとめ:Logicool Webカメラ BRIO 300レビュー
ということで、LogicoolのWebカメラ BRIO 300をレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。
- フルHDに対応(1080p/30fps)
- 周囲の雑音を軽減するノイズリダイレクション搭載
- 在宅ワークに最適な”70度”の視野角
- プライバシー防止の保護シャッターを搭載
- 円錐型でかわいらしさのあるデザイン
- 三脚に取り付けできない
- 横に首振りができない
- 価格のわりに性能が低い(オートフォーカス非対応、ズーム1倍固定)
BRIO 300は、鮮明な映像で周りの音を軽減できるノイズリダイレクションマイクを搭載し、ちょうど良い70度の視野角など・・リモートワークで使うには理想のWebカメラでした。
環境に配慮した作りから”まだら模様”のデザインも可愛らしいですし、円錐型タイプは希少。デスク周りをスタイリッシュに可愛く仕上げたい!そんな人にはぴったりなのWebカメラと言えそうです。
対して気になったのは、1万円弱となかなかのお値段の割に、三脚非対応でカメラ性能も低め。
円錐型のちょこっと可愛いデザインやサイズ感から、おそらく在宅ワーク仕様に最適化されたWebカメラだと思いますが・・。この価格帯であれば、ズームや視野角の調整ができる機能もあってもいいのでは・・と感じました。
とはいっても、Webカメラのイメージを覆すようなカラー展開とデザインは最高!他メーカーでは味わえない斬新かつオシャレさは、BRIO 300最大の魅力でしょう。
もちろん映像・音声ともに問題なく使えるので、この辺は全く心配する必要ありません。この可愛らしいデザインに惹かれた方は検討してみてはいかがでしょうか・・!
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