【iPhone】GoogleアシスタントをiPhoneで使うメリット・機能を解説
こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
「Googleアシスタント」は、Googleが提供する音声認識による双方間の会話が可能なAIアシスタントです。
(2018年8月より)iPhoneのGoogleアシスタントAppが日本語対応した為、iPhoneでもGoogleアシスタントを起動し利用可能となりました。(iPhoneのパーソナルアシスタントは『Siri』ですが、「Googleアシスタント」を混在し利用することが可能となりました。)
・iPhoneはSiriがあるから「Googleアシスタント」を使う必要性って?
・Googleアシスタントって、iPhoneで利用するメリットがあるの?
iPhoneのパーソナルアシスタントは『Siri』の為、iPhoneでわざわざGoogleアシスタントを利用することはどんな時か疑問に思われる方も多いと思います。
本記事では、iPhoneでGoogleアシスタントを利用するメリットやGoogleアシスタントの役立つ機能について紹介をしていきます。
iPhoneでGoogleアシスタントを利用するメリット
はじめに
iPhoneでもGoogleアシスタントを起動し利用が可能となったことは先程述べました。まず、iPhoneでGoogleアシスタントを起動する方法は2種類あります。
1つ目は、「Hey,Siri」と言った後に「OK,Goole〜」と言って起動させる。
2つ目は、「Googleアシスタント」Appを起動し、マイクボタンをタップし起動させる。(キーボード入力も可能)
いずれにせよ、iPhoneのパーソナルアシスタントは『Siri』ですので、iPhoneに向かって「OK,Google」と言ってもGoogleアシスタントは起動できません。
それを踏まえた上で、iPhoneでGoogleアシスタントを利用するメリットについて紹介をしていきます。
1.音声入力精度の高さ
Googleアシスタントは、音声入力に対する精度が高いです。
音声入力のメリットは、手を使わなくても音声だけで言葉を入力できることです。音声入力が誤認識し、違う言葉に変換されて入力されると、結果キーを打った方が早い…なんて音声入力をするメリットを感じられませんよね。。
Googleアシスタントでは、英語はもちろん・日本語・カタカナまでも一字一句正確に変換してくれる精度が高いです。(例えば、「Have a nice day!」と言った時、Googleアシスタントでは正確に判断してくれますが、Siriでは「パパに電話して」などと誤認識されます。(発音の問題も勿論あります))
カタコトな英語で話しても、しっかりと変換し認識精度が高いのがGoogleアシスタント特徴と言えます。
2.AIとして、会話機能がダントツでトップ
Googleアシスタントは、音声認識による双方間の会話が可能となるAIアシスタントです。AI(人工知能)は、使用すればするほどユーザーの好みを理解し、ユーザーに合った提案をしてくれるなど、学習機能を持ちます。
Googleアシスタントでは、会話の前後のやりとりを判断し、ユーザーに合った適切な会話(回答)をしてくれる【会話機能】がダントツでトップです。
(これは実際に使ってみないと伝わりにくいのですが..)会話の相手はAI(人工知能)ですが、まるで本当の人と話しているような感覚で、違和感がない対話が可能です。
Googleアシスタントは、文脈の前後を理解する能力に長けている為、一方通行には陥らず、双方向のコミュニケーションを取ることができます。
また、自分が話した会話の次に予測されるワードも複数表示される点もGoogleアシスタントならではの機能の為、選択の幅も広がります。
3.Googleアシスタント搭載製品との連携
Googleアシスタントが搭載された代表的な製品が「OK,Google」でお馴染みの【GoogoleHome】です。
GoogleHomeは、Googleが開発提供したスマートスピーカーのことです。他にGoogleアシスタント搭載製品としては、スマート家電(テレビ、エアコン、照明、空気清浄機、掃除機など)が挙げられます。
Googleアシスタントは、双方間の会話型AIアシスタントで学習機能を持ちますが、iPhoneでも各アプリを通じて連携・情報共有が可能となります。
GoogleHomeで一例を挙げると…GoogleHomeで聴いたあなたの好きな音楽が、Googleアカウントに記録されていきます。Googleアシスタント搭載App内で情報共有され、あなたの好きな音楽傾向を理解し情報共有します。つまり、iPhoneを使っていてもGoogleHomeとの連携が可能で、より使いやすくあなた好みの音楽を提供してくれます。
4.ウィジェット表示から話しかけずに起動できる
iPhoneでは、ウィジェット表示から”ワンタップ”でGoogleアシスタントを起動可能です。
この”ワンタップ”で話しかけずに起動できることが非常に有効です。(iPhoneのパーソナルアシスタント【Siri】と比較すると、ホームボタンの長押しより話しかけずに起動が可能です)
通常スマホ操作する上で、ボタンを長押しする場面は少なく、画面のタップ・スワイプ操作の方が多い(慣れている)為か、ウィジェット表示より”ワンタップ”で起動できる点は個人的に非常に使いやすいです。
アプリ起動後も、音声+キーボード入力で対応できる点も利便性が高いです。
設定方法としては、ウィジェット画面を表示し、下部の「編集」→ウィジェットを追加から「Googleアシスタント」を選択することで、ウィジェットに表示することができます。
iPhoneでGoogleアシスタントを利用するメリットまとめ
- 音声入力精度が高い
- AIとして、会話機能がダントツトップ
- Googleアシスタント搭載製品との連携可能
- ウェジェット表示から話しかけずに起動できる
【機能紹介】Googleアシスタントのお役立ち機能
Googleアシスタントでは、上記機能以外にも便利で役立つ機能が多々あります。その中でも私がオススメするお役立ち機能について、いくつか紹介をしていきます!
音声認識によるネット検索が可能
音声認識によるインターネット検索が可能です。ニュース・天気・交通状況・行きたい場所への経路情報など、様々なカテゴリをネット検索可能です。
例えば、「OK,Google。近くのラーメン屋までの経路を教えて」と検索すれば、一番近くのラーメン屋の情報や住所を音声で教えてくれます。かつ「Googleアシスタント」アプリ経由で、Map表示・ルート表示が可能です。続けて、「営業時間は?」と聞くことで、営業時間までも教えてくれます(コレが凄く便利!)
スケジュール管理
カレンダーに予定の作成・追加が、一声で設定可能です。また、メールの確認・メッセージの送信、リマインダーの設定も可能です。
「今日の予定は?」と聞くと、カレンダーに登録してある情報を音声で教えてくれます。リマインダーの追加設定も可能で「掃除の片付けをリマインダーに追加して」と話すと、何分後に設定するかなど情報を聞かれ、スマホ操作せずに追加することが可能です。
音楽・映画再生を楽しむ
音楽映像配信サービスと連携し、音楽・映画やドラマなどの再生が可能です。
音楽サービスとしては、GooglePlayMusic・YouTubeMusic・Spotify・AWA・ラジコ・うたパスなどが利用できます。
映像配信サービスとしては、Netflix・Hulu・YouTube・ビデオパスなどが利用できます。
Google HomeなどのGoogleアシスタント搭載スマートスピーカーとの連携が可能です。
「OK,Google。YouTube musicを流して」や「OK,Google。Netflixで○○の映画を流して」など、一声で音楽・映像配信サービスの連携及び再生ができるようになります。
Visual Snapshot
「Visual Snapshot」とは、1日のスケジュールをビジュアル化して表示してくれる機能です。1日のタスクやスケジュール時間など、スクロール式のインターフェースで表示をしてくれます。
また、現在時刻や位置情報、移動速度などの情報を考慮し、目的地に移動するための必要時間(徒歩なのか、自転車・自動車なのか等)を自動的に算出もしてくれます。
ユーザーが求めている情報をGoogleアシスタントが判断し、教えてくれる機能です。
最後に
以上、GoogleアシスタントをiPhoneで利用するメリットについての紹介記事でした。
Googleアシスタントは、Siriには兼ね備えていない音声入力精度の高さや、双方間のコミュニケーション能力に長けていると言えます。
Googleアシスタント搭載機種も年々増えている為、これからの活躍に期待が持てますね!
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