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Yuma
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Apple製品・ガジェットのレビューブログ「yuLog」の運営責任者。

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Huion Ink EB1011 レビュー|”紙とデジタルの二刀流”を使いこなす電子インクタブレット!

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こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。

今回紹介するのは、Huionが手がけた電子インクタブレット『Huion Ink(EB1011)』。

Huionといえば、クリエイター界隈では液晶ペンタブレット”Kamvas”シリーズで広く知られるデジタルペン技術の老舗ブランド。そのHuionが新たな一手として送り出したのが、E-Ink(電子インク)ディスプレイを搭載したスマートノートタブレット『Huion Ink』です。

Huion Ink
Huion Ink

紙のような書き心地とデジタルならではのsmartな使い勝手を高いレベルで両立したこのプロダクト。発売直後から多くのクリエイターやビジネスパーソンの間で注目を集めています。今回メーカーさんからサンプルを送っていただき、数週間がっつりと使い込んでみたので使用感をレビューしていきます。

「電子ノートってほんとに使えるの?」という素朴な疑問など気になるポイントも掘り下げていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

本記事の内容(まとめ)
  • Huion Ink レビュー
    • 特徴、メリット、デメリットを紹介
Contents

Huion Ink(EB1011)の「特徴」

製品名Huion Ink(EB1011)
メーカーHuion
ディスプレイ10.3インチ E-Inkディスプレイ(A5サイズ相当)
解像度1,872×1,404(227 PPI)
フロントライト寒色・暖色デュアル調節対応
ガラス反射防止エッチングガラス+フルラミネーション
OSAndroid 11
ストレージ64GB(microSDカードで最大2TB拡張可能)
バッテリー4,650mAh(連続使用約12日間)
音声出力スピーカー内蔵(TTS読み上げ対応)
接続Wi-Fi、Bluetooth 5.0、USB-C(データ転送・充電)
付属スタイラスHuion Ink Pencil(EMR方式/充電不要/筆圧8,192段階/テールイレーサー対応)
ペン先フェルト芯(替え芯3本付属)
サイズ243×176×6.5mm
重量約450g
価格49,980円
Huion Inkの特徴

まずはHuion Inkの特徴を大きく3つにまとめると、次のとおり。

  • 8,192段階筆圧×EMRペンで実現する“紙のような書き心地”
  • 昼夜どちらも快適な「寒色・暖色デュアルフロントライト」
  • 電子ノート・電子書籍リーダー・ペンタブレットの”三刀流”デバイス

Huionといえば、デジタルアーティストや漫画家から高い支持を集めるペンタブレット分野の定番ブランド。

その技術力を活かして開発されたのがEMR(電磁共鳴)方式を採用した付属スタイラス「Huion Ink Pencil」。8,192段階の筆圧感知と傾き検知に対応していて、本物の鉛筆でノートに書いているかのような繊細な筆跡を電子インク画面上に再現してくれます。

ペン本体の充電が不要
ペン本体の充電が不要

ペン先にはフェルト芯が採用されていて、この素材が紙の上を滑るような独特の摩擦感を生み出し、「なんかデジタルっぽい」という違和感を徹底的に排除。いざ使おうとしたときにバッテリー切れで書けないといったストレスがないのが特徴的です。

また、E-Inkディスプレイデバイスって「暗い場所で読みにくい⋯」とあるあるの問題が出てきますが、Huion Inkはその弱点を寒色・暖色に切替できるデュアルフロントライトで克服しています。

屋外で使ってもちゃんと明るい
屋外で使ってもちゃんと明るい

日中は寒色(ブルーライト寄り)で視認性を高めて、夜間は暖色(アンバー系)に切り替えることで目への刺激を抑えつつ読書を楽しめる。そして反射防止エッチングガラスとフルラミネーション構造により、屋外の強い日差しの下でも表示が見やすく、場所を選ばない運用ができます。

そして本プロダクト最大の強みは、1台で複数の役割をこなせること。単体では、手書きメモができる電子ノートとして使えるだけでなく、ePUB・PDF・MOBIなどの形式に対応した電子書籍リーダーとしても活躍。さらに、PCとUSB-Cで接続すればペンタブレットとしても動作します。

電子ノート・電子書籍リーダー・ペンタブレットの"三刀流"デバイス

おまけにAndroid OS搭載で、Google Playからアプリを追加することも可能。画面分割を使えば、片側に資料や参考書、もう片側にノートを表示するといった使い方もできる。つまり、インプットとアウトプットを1台で完結できます。

E−Inkって高価な製品が多いですが、Huion Inkは約5万と比較的安価。これだけの使い方を1台に集約できるデバイスはE-Inkタブレットの中でも珍しいですね。

Huion Ink(EB1011)の使用感

スリムで高級感たっぷりのデザイン

見た目のファーストインプレッションは、まず筐体の薄さに驚き。厚さわずか6.5mm、重さ450gのアルミニウムユニボディは質感も上品。同クラスのE-Inkタブレットと比較しても、金属ならではのひんやりとした質感や継ぎ目の少ない滑らかな仕上げは一段上の印象ですね。

スクロールできます
スリムで高級感たっぷりのデザインガジェットというよりも上質な文具に近い佇まいですかね

ディスプレイ面には反射防止エッチングガラスが採用されていて、表面をそっと指でなでるとほんのわずかな凹凸感が感じられます。これがペン入力時の「紙のような摩擦感」に直結していて、ツルツルのスマホ画面に書くのとはまったく異なる体験を生み出しています。

画面には反射防止エッチングガラスを採用

サイズ感がちょうど良くて、A5相当の10.3インチで実際のノートに近い感じ。なお、付属のPUレザーケースはマルチアングルスタンドとしても機能し、タブレット立て置き時の安定感も十分。ケース内部にはスタイラスを収納するスロットがあるので、持ち運び中にペンを紛失する心配もなかったです。

サイズ感の目安:A5ノート(148×210mm)と並べると、ほぼ同等の画面面積。手書きメモを「ノートの感覚」で使いたい方にとって、このサイズ感は絶妙なバランスと言えそう…!

8,192段階筆圧×EMRペンの自然な書き味

Huion Inkの最大の魅力のひとつが、ペン入力の精度の高さ。付属の「Huion Ink Pencil」はEMR(電磁共鳴)方式を採用より、充電なしで使えるのが大きなアドバンテージ。ペンタブレットの世界で長年の実績を持つHuionの技術がそのままこのスタイラスに注がれています。

8,192段階筆圧

8,192段階という筆圧感知レベルは、デジタル手書きデバイスとしては最高水準の数値。軽くなぞるだけで細い線、ぐっと押し込むことで太く濃い線が描かれて、この繊細なレスポンスによって「書いている」というリアルな感覚が生まれます。傾き検知にも対応しているので、ペンを斜めに寝かせてシェーディング(ハッチング)表現も自然に行えました。

スケッチや手書きイラストを楽しみたいユーザーには嬉しい機能
スケッチや手書きイラストを楽しみたいユーザーには嬉しい機能

フェルト製のペン先による適度な抵抗感でガラス特有の滑りはしっかり軽減。紙に鉛筆で書くような自然な書き心地を再現されていますね。ペン後端にはテールイレーサーを搭載していて消去もスムーズ。ちなみに、フェルト芯は摩耗するので交換は前提となりますが、替え芯がはじめから3本付属しているのは地味に嬉しい。。

Huion Ink EB1011のペンは充電が必要ですか?

いいえ、付属の「Huion Ink Pencil」はEMR(電磁共鳴)方式のため、充電は不要です。

電源を気にせずに、使いたいときにすぐ書き始められるのが魅力。ペンの電池切れで使えない、といった心配はありません。

直感操作で快適。ノートから制作までこなせる1台

操作面で特に印象的だったのが、直感的に使えるジェスチャー操作。画面下部中央からのスワイプでHomeに戻り、右スワイプで前の画面へ。さらに、画面の左右端を上下にスワイプすることで、フロントライトの色温度も素早く調整できます。

スマホに近い操作感

設定画面を開く手間がなくなるので、その場の環境に合わせて調整できるのは地味ながら快適。

標準のメモ帳アプリも使い勝手がよくて、罫線や方眼・無地など47種類のテンプレートから選択可能。日記やアイデア出し、ToDo管理、会議メモまで⋯シーンに合わせて柔軟に使い分けできました。

メモ帳アプリでは、47種類のテンプレートから選択できる

書いた内容はQRコード・クラウドアップロード・ローカル保存など多彩な方法で共有・バックアップが可能。チームでのミーティングノートや授業のノートをサッとメンバーに共有するといった使い方も可能。また、プロジェクター出力にも対応しているので、書きながらそのまま画面共有できるのでプレゼン用途としても活用できます。

さらに、USB-CでPCと接続すればペンタブレットとしても使用可能。PhotoshopやKritaなどのイラストソフトを板タブ感覚で操作できます。電子ノートだけでなく、クリエイティブ用途までカバー――ペンタブメーカーであるHuionならではの強みといえそうですね。

注意点:OCR(手書き文字のテキスト変換)機能は複数言語に対応していますが、乱雑な筆跡(走り書きなど)では認識精度が低下することがあります。個人の筆跡による差異は結構大きいです。

約12日使える安心感。“読む・書く”に特化した一台

しばらく使ってみてまず驚いたのが、バッテリーの持ちの良さ。4,650mAhのバッテリーを搭載し、スペック通り最大12日間使えました(使い方は1日1〜2時間の手書きメモ・読書メインでの結果)。スマホやiPadのように毎日充電しなくていいのです。

バッテリー持ちがいいのです

ペンもバッテリーフリーなので「ペンの充電がない⋯」というストレスもなし。毎日使うからこそココはかなり重要なポイントですね。

強いて注意点を挙げるならば・・・E-Inkディスプレイの性質上、リフレッシュレートは液晶やOLEDには及ばず、スクロールやページめくり時に一瞬のちらつきが発生します。当然ですが、動画やゲームを楽しむみたいな使い方には向いていません。

ブラウジングとして使い方はスマホには劣ります
ブラウジングとして使い方はスマホには劣ります

あくまで「読む」「書く」に特化したデバイスであることを理解した上で使うと、この独特のペースがむしろ「余計な刺激がなくて集中できる」という大きなメリットに転化してくれるのではないかと思います。なお、AndroidOS搭載なのでGoogle Playからアプリをインストールできて、Kindleなどの電子書籍アプリも動作します。

TTS(テキスト読み上げ)機能も地味ながら便利で、目を休めながら文書をながら聞きしたい場面で重宝します。

スピーカーも内蔵されています
スピーカーも内蔵されています

また、使っていない時間帯の消費電力を自動的に抑えてくれるオートスリープも搭載。うっかり画面をつけっぱなしにしても大きく消耗することがないのも嬉しいポイントでした。

Huion Ink EB1011はAndroidアプリをインストールできますか?

はい、Android 11を搭載していて、Google Playストアから対応アプリをインストールして使えます。ただし、Googleデバイス認証のセットアップが初回に必要です。

また、E-Inkディスプレイの特性上、動画再生や激しいアニメーションを含むアプリは残像が生じることがあります。読書・メモ・ドキュメント閲覧系のアプリとの相性が抜群です。

まとめ : 「書く・読む・描く」すべてを一台に集約したい人への最適解 

「書く・読む・描く」すべてを一台に集約したい人への最適解 

ということで、Huion Inkをレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。

Huion Ink(EB1011)
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 8,192段階筆圧×フェルト芯による圧倒的な「紙に書く」感覚
  • 充電不要のバッテリーフリーペンで、いつでも即書き開始
  • 冷暖デュアルフロントライトで昼夜問わず目に優しい
  • Android搭載でアプリ拡張+ペンタブモードも使える多機能性
  • 最大12日間バッテリーで充電ストレスゼロ
デメリット
  • OCRの手書き文字認識精度が筆跡によってはばらつく
  • E-Ink特性上、描画速度が遅く動画・アニメーション系コンテンツは苦手

目に優しいE-Inkディスプレイと紙に近い書き心地のフェルト芯ペンを採用した「Huion Ink」。最大約12日のバッテリー持ちに加え、電子書籍リーダーやペンタブとしても使える多機能モデルです。A5サイズのスリムなボディにまとまっていて、初めてのE-Inkタブレットとしても扱いやすい仕上がりでしたね。

特におすすめしたいのは、勉強・読書・ノート整理を日常的に行う学生さんや社会人。ノートや議事録を手書きしながらそのままPDFに変換してクラウドに送る⋯これは一度使ってしまうとなかなか手放せなく体験⋯。

また、スマホの通知などで集中が途切れがちな方にとってもこのシンプルなUIは魅力的。E-Inkタブレットならではの落ち着いた使用感が余計な情報を遮断してくれる⋯いわば“デジタルデトックス”のような環境を作ってくれます。一方で、ゲームや動画視聴を楽しみたい方にはもちろん不向きなデバイスなのでココは要注意。

しかし、「書くこと・読むこと・考えること」に集中できる”デジタルの島”を探しているユーザーにとって、Huion Inkは間違いなくその答えのひとつ。通知に振り回されず、ただ目の前のメモに没頭できる。そんな贅沢な体験をしたい方は、ぜひ手に取って体験してみてはいかがでしょうか。

  • 今回紹介した商品は、こちら

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