2週間のロングバッテリー&ヘルスケア機能が豊富な「HUAWEI WATCH GT 5」レビュー
こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
HUAWEIの新作スマートウォッチ『HUAWEI WATCH GT 5』が2024年10月9日に新発売。41mmと46mmの2サイズ展開で、カラーは46mmは3色、41mmは2色の5色を用意。価格は33,880円から購入できます。
前作のHUAWEI WATCH GT 4より、デザイン・バッテリー時間・ヘルスケアなど全体的にアップグレードされたモデル。
3万円弱と比較的購入しやすい金額でありながら、ステンレス製ケースで見た目の質感も高い。さらに、5ATMの防水性能・史上初のIP69に対応したことで温水への耐性と長時間の防水性能を強化。ビジネスシーンだけでなくスポーツシーンまで幅広く使えるモデルとなってます。
今回レビューの機会をいただいたいので、Apple Watchと比べてどうか?という点も合わせて「HUAWEI WATCH GT 5」をレビューしていきます。
クーポンコードは、WATCH GT 5以外にも「WATCH GT 5 Pro」「交換ベルト」にも適用できますのでぜひお使いください!
- HUAWEI:WATCH GT 5をレビュー
- 特徴、メリット、デメリットを紹介
HUAWEI : WATCH GT 5の「特徴」
WATCH GT 5は、日常からスポーツ〜ビジネスまで幅広いシーンで使える「WATCH GT」シリーズの最新モデル。他にも同時期に発売されたモデルとして、プレミアムモデルの「WATCH GT 5 Pro」、最上位モデルの「WATCH Ultimate」が発売中です。
WATCH GTシリーズはどちらかというとスタンダードモデルで、サイズは46mmと41mmの2種類を展開。サイズによってはカラバリが異なることも特徴的です。
製品名 | WATCH GT 5 46mm |
---|---|
メーカー | HUAWEI |
ディスプレイ | 1.43インチAMOLED(有機EL)466×466px、PPI326 |
本体素材 | ステンレススチール |
センサー | 加速度 / ジャイロ / 磁気 / 光学式心拍 / 気圧 / 温度 /環境光センサー |
タッチセンサー/ボタン | 搭載 |
防水性能 | 5ATM、IP69K |
通信規格 | Bluetooth 5.2 |
バッテリー性能 | 通常使用:約14日間、ヘビーユース:約9日間、常時点灯:約5日間 |
ワークアウト | 100種類以上 |
ヘルスケア | 心拍数、血中酸素濃度、睡眠、ストレスレベル、情緒測定など⋯ |
バンド素材 | ブラウン:レザー ブルー:ウーブン | ブラック:フルオロエラストマー
サイズ | 45.8mm × 45.8mm × 10.7mm |
重量 | 約48g(ベルト含まず) |
価格 | 36,080円(41mmは、33,880円) |
GTシリーズの最新作「WATCH GT 5」は、前モデルよりも全体的に大幅アップデート。新しいTruSenseシステムより、心拍数や血中酸素レベルを25%も速く測定できてGPS精度も20%向上。WATCH全体に防護塗装を施すことで耐摩耗性が200%も向上し、バッテリー時間も向上しているなど全面的に進化したモデルです。
特に今作はゴルフ機能が充実していて、WATCH GT 5では日本の2,200以上のゴルフ場に対応し、コースの全景表示と距離測定ができます。
上位モデルのGT 5 Proでは、全世界15,000以上のゴルフマップに対応し、グリーンの方向や傾斜、手前/中心/奥などより精確に測定可能に。さらに上位モデルのUltimateでは、GT 5 Proの機能に加えて、コース内の傾斜補正やショットの飛距離、スイングの提案までしてくれる魅力溢れる機能を搭載。
ゴルフをしている方に特におすすめですが、ステンレス素材のシックなデザインやヘルスケア機能の充実、14日間のロングバッテリー搭載など・・これで3万円弱で購入できるコスパの高さが魅力的。価格・機能ともにApple Watchを大きく上回るスペックとなってます。
ということで、デザインや使い勝手はどうか?詳しくレビューしていきます!
HUAWEI : WATCH GT 5の使用感
開封〜同梱品など
商品を注文すると、黒色のボックスに包まれて登場。3万弱と価格も高いので、この高級感溢れるパッケージは嬉しい。贈り物として貰っても特別感を感じます。
- WATCH GT 5本体
- 充電ケーブル(to USB-A)
- クイックスタートガイド
ペアリングや細かな設定は”HUAWEI Health”アプリと連携させて使うので、同梱品はクイックスタートガイドとケーブルだけとシンプルに収まってます。
アナログ時計のようなシックで高級感あるデザイン
WATCH GT 5の外観は、アナログ時計のようなシックな見た目で、八角形デザイン印象的。Apple Watchと一番違うのはこの見た目ですよね。素材は316Lステンレススチールを採用していて、ビジネス・フォーマルなシーンでも合わせやすいです。
右サイドには物理ボタンが2つ配備し、Crown部分はダイヤルを回すことで直感的にコントロール可能。厚みは9.5mmとサイズ感の割には薄く、前作より0.3mmも薄くなってます。
ケースサイズは、46mmと41mmの2種類。46mmは、ブラック・ブラウン(レザー)・ブルー(ウーブン)の3種類。41mmは、ブルー・ホワイト(レザー)の2種類。各モデルで筐体ケースのカラーが異なります。
ステンレスは光沢があってカッコいいですよね。。シルバーだけでなく、ブラック・ホワイトでコーティングされたカラーも珍しい。人と被りにくいという面でも嬉しいデザインじゃないでしょうか。
バンドはワンプッシュで取り外しできるEasyFit 3.0を採用
バンド背面は、ワンプッシュで着脱できるEasyFit 2.0→3.0にアップデート。ワンプッシュでバンドを着脱できる手軽さが魅了的です。
従来タイプのバンドとも互換性があるので、歴代モデルのWATCHをお使いの方にも嬉しい仕様。
今回紹介してるのはレザーですが、サラサラした質感でベタつきも無く装着感はかなり良さげでした
もう一つの純正”フルオロエラストマー”素材のバンドは、汗をかいてもベタつきにくい素材なので、ワークアウト目的にはこっちのバンドを選択するのが良さそうです。
屋外でも明るく見やすいディスプレイ
WATCH GT 5のディスプレイは、46mmは1.43インチ・41mmは1.32インチの有機ELを採用。解像度はどちらも466 × 466px(46mmは326ppi、41mmは352ppi)で、炎天下の屋外でも見えやすい明るさを持ってます。
環境光センサーが搭載しているおかげで、周囲の環境に合わせて画面の明暗を自動で調整してくれる機能も搭載。常時ディスプレイ表示にも対応している他、時間指定(5分/10分/15分/20分)ができる「画面点灯」にも対応してます。
装着感|筐体サイズ大きめの割には違和感なし
WATCH GT 5の装着感は、見た目のサイズに反して思ったよりも軽いといった印象。9.5mmの厚み・48gという重さで、普段使いとしても気兼ねなく使えました。僕が普段使ってるのはApple Watch Ultra(=61.3g)なので・・体感的にも全然違いました。
46mmと41mmで重さが違うので、手首が細い方や軽さ重視の方には41mmサイズがおすすめです。
モデル | 46mm | 41mm |
---|---|---|
本体サイズ | 45.8 × 45.8 × 10.7mm | 41.3 × 41.3 × 9.5mm |
手首サイズ | 140 – 210 mm | 120 – 190 mm |
重量 | 48g ※ベルト含まず | 35g ※ベルト含まず |
レザーバンドは質感が高く、スーツやシャツなどビジネス/フォーマルなシーンと相性が良さそう。滑らかさもあってサラサラしてるので、少しくらい汗を掻いてもベタつきなく使えました。
筐体のサイズ感は人によって好みが分かれるところですが、軽さ重視であれば今年発売された「HUAWEI Band 9」という選択もあり。
14gというとんでもない軽さなので、装着感を重視する方はこちらもおすすめです
ヘルスケア機能|新しく追加された「情緒測定」
WATCH GT 5では、これまで独立した健康管理測定技術が「HUAWEI TruSense」システムとして統合。睡眠管理や心拍数・血中酸素レベルなどの測定をより包括的にトラッキングできるようになりました。
WATCH GT 5で使えるヘルスケア機能は、次の通り。「ストレス測定」や「情緒測定」など、Apple Watchにはない機能が搭載されてます。
- 心拍数の測定、アラート
- 血中酸素レベル測定
- 睡眠測定、睡眠中呼吸乱れ検知
- ストレス測定
- 情緒測定
- 生理周期など…
新しく追加された「情緒測定」では、感情とストレスデータを分析することで快適・普通・不快の3段階で心の健康状態を示してくれるというもの。不快の状態が続いた場合は、ウォッチ内蔵の”呼吸エクササイズ”を提案してくれることで、改善に繋がるアクションを取ることができます。
その他、予め設定した閾値を超えた時にアラートを出す「心拍測定」や24時間測定ができる「血中酸素レベル」、体表温度の測定から「生理周期カレンダー」が使えるなど、従来のヘルスケア機能も充実。
ウォッチ上では見れるデータが制限されてるので、専用のHealthアプリから詳しいデータ分析をレポートとして見られます
HUAWEI Health
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ちなみに近年のApple Watchでは「心電図」を測定できますが、WATCH GT 5シリーズでは「心電図」は測定できません。上位モデルの「Pro」モデルであれば心電図を測定できるので、日常的に使っている方はProモデルを検討してみてください。
100種類以上のワークアウト&ゴルフ機能に特化
WATCH GT 5は、ランニングやサイクリング・登山やスキーなど100種類以上のワークアウトモードに対応。特に今作は、WATCH GT 4よりも(iOSでの)ゴルフマップのDL速度が大幅に速くなりました。
アプリ側でマップをDLしてウォッチに同期しておけば、スマホを持たなくともコースに出ることが可能。GT 5では国内2,200以上のゴルフ場にも対応する他、プレイ中にマップや現在位置やグリーンまでの距離、風速/風向き、心拍数や消費カロリーなどを確認することもできます。
特に今作では、「ヒマワリ型アンテナ」と呼ばれるアンテナ設計とアルゴリズムより、GPS精度が(前モデルより)20%以上向上してます。これによりランニングルートや自分の位置などを詳細に把握することが可能。ランニングフォームの分析機能も付いてて怪我予防やパフォーマンスを上げるのに役立つので、ワークアウト目的とした使い方にもWATCH GT 5はおすすめです。
ちなみに今作もアクティビティリングを搭載。Apple Watchでもお馴染みですよね。
達成度がリングで表示されるので進捗が遅いと、「運動しよう!」を促してくれる。運動を習慣化させるためにこの機能は地味に助かります。。
2週間持続するロングバッテリー搭載
WATCH GT 5のバッテリー容量は、通常使用で14日間・ヘビーユースで9日間。AOD(文字盤常時点灯)の場合は5日間と、前モデルよりも1日向上しています。※46mmの場合
41mmの場合は通常使用で7日間・ヘビーユースは6日間と、46mmよりは使用時間が少なくなりますが、これでも十分な容量ですよね。
Apple WatchだとUltraで最大36時間・通常モデルで18時間ですからね・・もう比較にならないほどのロングバッテリーです!
充電方式は、付属の磁気ケーブルを使用。Apple Watchと同じで、ウォッチ背面にマグネットで引っ付きますがサイズ感はやや大きめ。
Apple Watchユーザーの僕としては申し分なしのバッテリー性能。毎日充電しなくても良いって、やっぱり楽ちんですよ・・。
まとめ : Apple Watchを上回るスペックで盛りだくさんの機能を持つ「HUAWEI WATCH GT 5」
ということで、HUAWEIのWATCH GT 5をレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。
- アナログ時計のようなシックで高級感あるデザイン
- 最大14日間使えるロングバッテリー
- 豊富なワークアウト&ヘルスケア機能
- 10,000種類以上の文字盤&カスタマイズ性の高さ
- キャッシュレス決済に非対応
- セルラーモデルが無い
- ウォッチ単体での音楽再生はAndroidのみ(iOS非対応)
Apple Watchと比較すると、ウォッチ単体で使用できるセルラーモデルが無く、単体での音楽再生はAndroidのみ(iOS非対応)、電子決済に非対応など・・縛りはありますが、スペックと価格を考えるとめちゃくちゃコスパが高いウォッチでした。
ゴルフ機能や情緒・ストレスレベルの測定など、Apple Watchを上回るスペックなのに半額以下で買えてしまうので、デメリットが気にならない方はぜひ触ってみていただきたいです。
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