強力すぎるANC完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 6i」レビュー
こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
HUAWEIから、強力なANC性能が備わった「FreeBuds 5i」の後継機である完全ワイヤレスイヤホン『HUAWEI FreeBuds 6i』が新登場。ブラック・ホワイトの2色展開で、価格は14,800円。
ノイキャン性能や音質を追求したイヤホンを探すと3万円~からと手が出しづらい・・ですが、HUAWEI FreeBuds 6iは1万円台で購入できるミドルレンジのイヤホン。
今作は前モデルと比較して、100%もノイキャン性能が向上した強力すぎるノイキャンが魅力的。実際に使ってみましたが、ノイキャンが強すぎて興奮。これで14,800円って・・。
「イヤホンに3万~は出せないけど、ノイキャンにはこだわりたい!」という方に特におすすめ。ということで、ANC性能や音質・装着感などと合わせて『HUAWEI FreeBuds 6i』をレビューします。
- HUAWEI:FreeBuds 6iをレビュー
- 特徴、メリット、デメリットを紹介
HUAWEI:FreeBuds 6iの「特徴」
「HUAWEI FreeBuds 6i」は、ミドルレンジの完全ワイヤレスイヤホン”FreeBuds i”シリーズでお馴染み、2024年6月18日に発売された最新モデル。同年2月に発売したオープンイヤー型イヤホンHUAWEI FreeClipが高評価で有名なほど、オーディオ分野にも注力しているメーカーです。
イヤホンの形状は、AirPodsのようなスティックが短く耳に密閉するタイプのカナル型。圧迫感が気になる方はいるかと思いますが、装着時の安定感は抜群。普段使いのリモートワークから激しい運動を伴うスポーツまで、幅広いシーンで使いやすい形状となってます。
HUAWEI FreeBuds 6iの特徴をまとめると次のとおり。
- カナル型の完全ワイヤレスイヤホン
- 前モデルより100%向上!強力すぎるANC
- 11mmクアッドマグネット・ダイナミックドライバー搭載
- イヤホン単体で8時間再生(ケース込み35時間)
- 単体で音量調整などできるタッチコントロール搭載
- 防塵・防水性能:IP54
- 2台同時接続できるマルチポイント対応
- カラバリ:2色
- ブラック、ホワイト
- 価格:14,800円
HUAWEI「FreeBuds 6i」最大の魅力は、前モデルよりも100%も向上したノイズキャンセリング性能。「インテリジェンス・ダイナミックANC3.0」という技術を採用し、環境に合わせてノイキャンをシームレスに最適化されてます。
34ものシーン別に調整されたアルゴリズムにより、2.6μsごとにノイズをモニタリングし1秒以内にパラメータを調整しているとのこと。カフェ・地下鉄や電車内など幅広いシーンでノイズを自動低減してくれます。
これだけではなく、11mmのクアッドマグネットダイナミックドライバー搭載より前モデルから50%向上した迫力あるサウンドや、ケース併用で最大35時間のロングバッテリーも搭載。
同じ価格帯と比較して、ノイキャンの効きが非常に良いイヤホンという印象を受けました!
同梱品は次の通り。イヤーチップもS,M,Lの3サイズで自分の耳に合う大きさを選択できます。
カラバリは、ツヤ消しマット仕上げの「ブラック」「ホワイト」の2色が用意されてます。
HUAWEI FreeBuds 6iの使用感
デザイン|楕円型の充電ケースとやや光沢のあるイヤホン
HUAWEI FreeBuds 6iの充電ケース外観は、ツヤ消しマット調で可愛らしい楕円デザインが印象的。右側面にはペアリングボタン、底部には充電用のUSB-C端子を配備。
イヤホンの外観は、やや光沢感のある仕上がり。音量調整や再生/一時停止などをイヤホン単体でできるショートスティック型のステムとなってます。
イヤーチップは、シルクのような手触りのシリコン製。3種類のサイズが用意されていて、1千万人を超える耳のデータを使ってシミュレーションを行ったことで耳の中に入る部分を前モデルから約6%削減されてます。
圧迫感を抑えた装着感はカナル型が苦手な方にもおすすめ
装着感は、カナル型が苦手な僕でも圧迫感を感じにくいほど、想像以上にストレスフリーで驚き。イヤーチップも医療グレードの肌に優しい液体シリコンが使われていてデザインも改良されているそう。
専用アプリを使えば、「イヤーチップの適合度テスト」を実施可能。ノイキャン効果を高めたり、より音楽を楽しむための気遣いがされてるのは嬉しいポイント。
ちなみにFreeBuds 6iの重さは、片耳5.4gと平均クラス。カナル型ということもあり、運動中もズレることなく落ちないので安心。
最大35時間のロングバッテリー&マルチポイントに対応
連続再生時間は、イヤホン単体で8時間・ケース込みで35時間と、カナル型では平均クラスのバッテリー容量。10分の充電で最長4時間再生ができるクイック充電も搭載。
また、最大2台のデバイスに同時接続できるマルチポイントにも対応。HUAWEIイヤホンを2つ接続すれば一緒に音楽を流せる”音楽シェア”と珍しい機能も持ってます。
その他、Bluetooth 5.3対応・AAC/SBC/L2HC/LDACコーデックをサポート(ハイレゾ認証取得)。IP54の防塵防滴性があるので、普段使いから激しいスポーツまで幅広いシーンで使いやすいスペックとなってます。
カスタマイズは「HUAWEI AI Life」アプリから
HUAWEI製品の専用アプリ「HUAWEI AI Life」を使えば、ノイズコントロールやEQ、ジェスチャー操作などカスタマイズできます。
HUAWEI AI Life
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再生/一時停止、曲送り/戻し、音声アシスタント起動などの起動は、「ダブルタップ」や「トリプルタップ」「長押し」などで割り振り可能。また、ステムを上下に「スワイプ」した音量調整にも対応し、より直感的にコントロールできます。
タッチ操作の感度も強すぎず弱すぎずでちょうど良い。アプリの使用感も含めて操作性は全く気になる箇所が見当たりませんでした。
ノイキャンが強力すぎ!メリハリのある音質
HUAWEI FreeBuds 6iの一番の魅力は、強力なノイキャン性能でフラグシップモデルと同じくらいノイキャンの効きが良くて驚き。日常会話はもちろん、電車や車の走行音、近くで作動しているサーキュレーターの音がほぼ聞こえないレベルでノイズ除去してくれます。
ANCのモードは、「ダイナミック」「くつろぎ」「標準」「ウルトラ」の4種類から切替可能。
ノイキャン特有の「サーッ」というノイズは聞こえるものの、それだけ大きな騒音下でもノイズ除去してるのでノイキャン性能はかなり高いと言えそう。
音質は、低音・高音ともにバランスが取れていてメリハリのあるサウンドといった印象。
前モデルより50%向上した”11mmクアッドマグネットダイナミックドライバー”搭載から、低音は引き締まり感があってボワボワ感やうるさくなく聴きやすい感じ。
個人的には、高音がかなりクリアで聞きやすく気持ちよさを感じるほど好印象。ボリュームを上げすぎると刺さりが気になるものの、ボーカルも聞きやすく全体的にまとまりのあるサウンドでした。
マイク・通話品質もクリアで聞こえやすい
FreeBuds 6iは、イヤホン片側あたり3機のマイクが搭載。ディープ・ニュートラル・ネットワークアルゴリズム連動より、ノイズと声を識別してノイズだけを除去可能。
通話中も周囲のノイズを打ち消してくれるので、自分の声をよりクリアに違和感のない自然な声を届けられました。
まとめ : ミドルレンジでノイキャン重視におすすめの「HUAWEI FreeBuds 6i」
ということで、HUAWEIの完全ワイヤレスイヤホン「FreeBuds 6i」をレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。
- フラグシップモデル並の強力すぎるノイキャン性能
- 低音・高音共にバランスの取れたメリハリのあるサウンドを再現
- イヤホン単体で様々なタッチコントロールが可
- ノイキャン性能が高いわりには、価格が1万円台と手頃
- イヤーピースは独自規格のため代替不可
最後に気になった点を挙げると、イヤーピースの形状が独自規格のため、付属品以外のイヤーピースを使う方は注意が必要かも。
1.5万円という手頃な価格でありながら、フラグシップモデル並の強力なノイキャン性能がある『HUAWEI FreeBuds 6i』。店頭によっては視聴できるので、ノイキャン性能や装着感をチェックして、ぜひ検討してみてください。
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