HUAWEI Band 10 レビュー | 新しいアルミニウム合金ボディが高級感あり。前作との違いも紹介


こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
HUAWEIから10作目となるスマートウォッチ『HUAWEI Band 10』が2025年3月に新発売!今作は睡眠機能やデザイン面が大きくグレードアップ。
プラスチック製ボディは、計2色で価格は6,800円。新しいアルミ合金ボディは、計5色で価格は8,580円。


前作Band 9も同様、HUAWEI Bandシリーズはとにかく価格がめちゃくちゃ安い。ワークアウトやヘルスケア機能が充実しているのに価格は驚愕の1万円以下。しかも薄くて軽くて装着感も快適すぎ。Apple Watch信者の僕は涙目。
メーカーからサンプルを送ってもらってしばらく使ってみました。Band 9→Band 10は何が変わったのか?デザインや使い勝手などを含めて、HUAWEI「Band 10」をレビューしていきます。
- HUAWEI:Band 10をレビュー
- 特徴、メリット、デメリットを紹介
HUAWEI : Band 10の「特徴」

製品名 | Band 10 |
---|---|
メーカー | HUAWEI |
ボディ素材 | アルミニウム合金 | プラスチック(繊維強化ポリマー)
ディスプレイ | 1.47インチAMOLED(有機EL)、194 × 368px、PPI282 |
タッチスクリーン | 搭載 |
センサー | 9軸センサー(加速度、ジャイロ、地磁気)/ 光学式心拍センサー / 環境光センサー |
防水性能 | 5ATM(水深50Mまで) |
バッテリー性能 | 最長14日間、通常8日間 |
急速充電 | 対応(5分充電で2日間使用可) |
ワークアウト | 100種類以上 |
ヘルスケア | 心拍数、血中酸素濃度、睡眠、生理周期、情緒など… |
文字盤 | 10,000種類以上 |
バンド素材 | フルオロエラストマー素材 |
対応OS | Android 8.0、iOS 13.0以降 |
カラー | アルミニウム合金:マットブラック、ホワイト、グリーン、ブルー、パープル | プラスチック:ブラック、ピンク
サイズ | 約24.8 × 43.4 × 8.9mm |
重量 ※ベルト含まず | アルミニウム合金:約15g | プラスチック:約14g
価格 | アルミニウム合金:8,580円 | プラスチック:6,800円
HUAWEI Bandシリーズの特徴といえば、小型で軽量でありながら快適な装着感でお馴染み。新しく登場したBand 10も厚みが8.99mm・重量は約15g。とんでもない軽さと薄さが魅力的なスマートウォッチです。


HUAWEI Band 9→10では、主に次の3つの項目がアップグレードされてます。
- 高級感溢れるアルミニウム合金フレームを新採用
- 睡眠管理機能が大きくグレードアップ
- メンタルヘルスを全面サポート(情緒の健康に関する機能)
Band 9のケース素材はプラスチック(耐久性ポリマー)でしたが、Band 10で待望のアルミ合金フレームを採用。煌めきのある美しさで見た目がガラッと変わったことが印象的です。


睡眠管理・情緒などの健康やメンタルヘルス機能も大きくアップグレード。新しく睡眠時のHRV指標を導入したことで、ストレスレベル・リラックス状態・健康状態などを把握したり、HUAWEIヘルスケアAppで細かい分析結果を見ることができます。


他にも、心拍数や血中酸素濃度、生理周期、睡眠時呼吸乱れ検知対応など、ヘルスケア機能も充実。ワークアウトの種類も100種類以上と豊富。バッテリー性能も最長14日間で、5分間の充電で2日間使える急速充電にも対応してます。



これで価格は6,800円(アルミ合金は8,580円)ですからね。「スマートウォッチってどんな感じなの?」を気軽に試せる価格帯もかなり魅力的!
同梱品は次の通りです。


- Watch本体
- 専用充電ケーブル
- 取扱説明書
HUAWEI : Band 10の使用感
高級感と煌めきのあるアルミニウム合金フレームがカッコいい
まずは外観から。ボディの素材は、従来のプラスチックからアルミニウム合金にグレードアップ。エッジが綺麗にカットされていて、マットな質感がありながら輝きもある美しいボディに仕上がっています。


今回紹介するのはホワイトですが、白バンド × シルバーボディが絶妙な色合いでマッチしていてクラシカルな印象を漂わせます。男女問わず使いやすいカラーリングです。
カラバリは全部で7色。価格が安くプラスチック製ボディの「ブラック」「ピンク」は、オンライン限定で販売。高級感あるアルミ合金製ボディは、「パープル」「ホワイト」「ブルー」「グリーン」「マットブラック」の5色。


購入時のボディとバンドのカラーは変更できませんが、バンドは取り外しできるので別売のバンドを買ってカスタマイズが可能です。


ディスプレイ性能は前作を踏襲していて、1.47インチの有機ELを採用。決して大きい画面サイズではありませんが、表示も明るく見にくい感じはありません。


前作同様、自動輝度調整やAOD(常時点灯)にも対応してます。明るい場所では画面が明るく、暗い場所では画面が暗くなるので、寝る時の「画面眩しすぎ…」あるあるを回避できるメリットは地味に嬉しいポイント。
15gの軽さと8.99mmの薄さ。違和感のない装着感
Bandシリーズの魅力の一つといえばコレ。厚みはわずか8.99mm、重さは約15gと驚愕の薄さと軽さ。普段使いだけでなく就寝時でもつけるとなると、装着感ってめちゃくちゃ大事ですよね。


ベゼルが面取りされているので長袖を着る時も引っかかりません。とにかく軽くて装着時の違和感が全くないので、手首の異物感を極力減らしたい方におすすめ。
ちなみに使われているバンドは、敏感肌な方にも優しいフルオロエラストマーが全モデルに採用されてます。


かゆみや蒸れにくい素材でありながら耐久性も備えたバンド。Apple Watch純正スポーツバンドでも使われているほど、品質が高い素材がバンドに使われています。
充実した睡眠管理機能がさらにグレードアップ
今作のもう一つの魅力といえば、睡眠管理機能。HUAWEIヘルスケアAppでは、ただ睡眠時間を計測するだけでなく、睡眠の質を評価したり、心拍・血中酸素・呼吸数の計測、さらに分析と提案まで行ってくれます。


他にも、睡眠中の呼吸乱れを検知してくれたり、今は海外だけですが睡眠時無呼吸症候群のリスクをスクリーニングしてくれる機能も搭載。この機能、最新のApple Watch Series 10で搭載されましたが、Band 10ではこの価格帯で使えるなんて。早く日本も対応してほしい…!


さらにBand 10では、睡眠時のHRV指標(心拍変動)が新しく追加されてます。これは7日間の個人データを分析して個人のベースライン範囲を設定することで、そこからの変化を可視化して睡眠状態を把握できるというもの。自身の基準値を把握できれば、睡眠の質を高めたり健康リスクを割り出すことができる。健康志向を高めたい方には嬉しい機能!
メンタルヘルス機能も大きくアップグレード。新しい「情緒」機能
HUAWEI Band 10では、新しく「情緒」モニタリングが可能に。ウォッチの説明欄を見ると、”感情は主観的なものであり、このソフトウェアは物理的な変化に基づいて感情の推測のみを行う。”とのこと。感情やストレスなどのデータを分析することで、自身の感情や健康状態を見える化できるようになりました。


例えば、1時間に4回「不快」状態が検出されるとネガティブな感情が続いていることを通知する→呼吸エクササイズでリラックスを促してくれたり、パンダさんの可愛い文字盤で情緒状態を把握することができるみたい。


その後、測定した情緒はアプリ上で確認して、心の健康に関するリスク測定や心の健康に関する自己評価を行うことで、メンタルヘルスをサポートしてくれるそうです。これは凄い。情緒に変化があった時に通知が届くことで、自分の心の状態を客観的に見ることができる。ウォッチが心のケアまでしてくれるなんて凄い時代になったものだ。
急速充電に対応したロングバッテリーを搭載
最長14日間使えるロングバッテリーを搭載したHUAWEI Band 10。通常利用でも8日間も使えちゃいます。18時間のApple Watchさんは頑張ってほしい。


AOD(常時点灯)を有効にすると最長3日間とさすがに減っちゃいますが、特筆すべきは、たった5分間の充電で2日間も使える急速充電にも対応してること。さらにフル充電にかかる時間はたったの45分。これなら安心して充電し忘れられますね!(?)
ワークアウトは100種類以上!水泳と屋内ランニングが強化
前作同様に、ワークアウトは100種類以上の種目に対応。Band 10では、水泳や屋内ランニングの測定法がアップグレードされてます。


水泳アルゴリズムに9軸センサーとAI測定技術を組み合わせることで、水泳中のフォームやラップ数・距離などのデータを測定。なんと水泳フォームの検出精度は97.9%。もちろん5ATMの防水性能もあるので水の中でも安心です。屋内ランニングではAIモデルを追加したことで、距離やペースなどの測定制度が大幅にアップグレードされました。



サイズ感が小さいBand 10だからこそ、ワークアウトも扱いやすい!
まとめ : 健康を考えるキッカケになる「HUAWEI Band 10」


ということで、HUAWEI Bandシリーズの最新作:Band 10をレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。


- アルミニウム合金の高級感あるフレーム
- 軽い&薄い!快適な装着感
- 分析・提案までしてくれる睡眠管理機能が優秀
- 14日間のロングバッテリー&急速充電に対応
- 1万円以下で購入できるリーズナブルな価格
- 決済機能は非搭載
- 物理ボタンが非搭載(タッチ・スワイプ操作only)
HUAWEI Band 10は、文字盤やワークアウトの豊富さ、ヘルスケア機能、見た目、装着性など・・どれも充実しているのに1万円以下で買えてしまう価格帯も魅力的。
Apple Watchの価格だと勇気がいりますが、、この価格ですからね。手軽にスマートウォッチを試したい方や入門機としてもいいですね。
特にヘルスケア機能が充実しているので、健康志向を高めたい方や健康への意識を変えたい方にはぴったりなモデルかと思います。4月にも入ったので新しい生活を見直すキッカケとして、気になる方はぜひ手にとって体験してみていただきたいです!
- 今回紹介した商品は、こちら

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