1万円以下でこの重低音!EDIFIER マルチメディアスピーカー QS30 レビュー
こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
“A Passion for Sound“をコンセプトに持つオーディオブランドEDIFIER(エディファイア)から、マルチメディアスピーカー「QS30」が新登場。ブラック・ホワイトの2色展開で、価格は11,990円。
2インチのフルレンジドライバーを2基搭載し、2つの独立したキャビティを採用することで合計出力5W(RMS)を実現。コンパクトなサイズ感ながらパワフルな音響を提供するサウンドバー。PCとの接続はUBCケーブル1本でオーディオと電源を共有可能。Bluetooth 5.4にサポートしてるのでスマホから遅延なく接続もできます。
メーカーからサンプルを送ってもらって使ってみたので、デザインや音質を含めてEDIFIERの『マルチメディアスピーカー QS30』をレビューしていきます。
サイズ感の割には重低音が効いてて気持ち良さを感じる音質。ライトエフェクトの種類も多いのでデスク周りとの相性も良かったです!
- EDIFIER:QS30をレビュー
- 特徴、メリット、デメリットを紹介
Edifier:マルチメディアスピーカー QS30の「特徴」
EDIFIER(エディファイア)は、1996年に創られたオーディオブランド。自社で研究開発・販売まで行っていて、世界70カ国以上で年間1,000万円台以上の販売実績を持つグローバル企業。オーディオ性能だけでなくデザイン面など数々の国際的な賞を受賞しています。
そんなEDIFIERから、コンパクトなサイズ感と価格帯を抑えたサウンドバー「QS30」が新登場。VGPアワード2024で金賞を受賞しているほど、音質だけでなくデザインや機能面まで魅力的なスピーカーです。
製品名 | マルチメディアスピーカー QS30 |
---|---|
メーカー | EDIFIER |
総出力 | 2.5W+2.5W(RMS) |
サブウーファー直径 | 2.5インチ |
接続方式 | Bluetooth 5.4 | USB-A
内蔵マイク | ○(高感度MEMSマイク) |
プラグアンドプレイ | 対応 |
カラバリ | ホワイト | ブラック
サイズ | 幅42.8cm × 高さ7.7cm × 奥行き8.9cm |
重量 | 1.1kg |
価格 | 11,990円 |
音質面は、計5Wの2インチフルレンジドライバーを2基搭載。横に長いサウンドバータイプでデスク上にも設置しやすいサイズ感も魅力的。さらに、特許を取得した”TempoAbyssテクノロジー”を使ったライトエフェクトで見栄えも良し。
スマホとPCアプリも用意されていて、ライトの色やエフェクト、イコライザーのカスタマイズが可能。Bluetoothにも対応しているので、本体から伸びるUSB-Aで給電さえすればデスク周り以外でも使えます。
カラバリは、「ブラック」と「ホワイト」の2色が販売中。
ブラック | ホワイト |
---|---|
同梱品は、次のとおり
- サウンドバー本体 ×1
- 取説類 ×1式
- クリーニングクロス ×1
本体から伸びるUSB-Aケーブルは取り外しができない一体型タイプなので、繋ぎ目の取り扱いは要注意。コードは約1.5mでケーブルマネージメントもしやすい長さとなってます。
Edifier:マルチメディアスピーカー QS30の使用感
デスク上でも邪魔にならないスタイリッシュなデザイン
EDIFIER QS30は、デスクやTV台に設置しやすいサウンドバータイプ。42.8cm × 7.7cm × 8.9cmとコンパクトなので、このようにデスクシェルフにも設置できるサイズ感が魅力的。正面には、2インチ口径のデュアルスピーカー、立体構造のLEDライトが配備されてます。
上部には、電源や再生/一時停止などの各種ボタンを配備。「電源ON/OFF」「ペアリング」「再生/一時停止(着信受話/通話終了)」「曲戻し/曲送り(音量DOWN/UP)」「ライト効果の切替」をそれぞれコントロールできます。
背面にはケーブル一体型のUSB-A端子。底部には少しだけ傾きのある脚(滑り止めゴム付き)付き。音が籠もりづらく、クリアな音質を効果的に広げられるような設計となってます。
スピーカーから出るケーブルは1本だけ。オーディオや給電も1本だけで済むのでマネジメント面でも助かりました。ちなみに重量は1.1kgで、ドッシリとした重さがあるので出先に持っていくのはあまり適していません。
立体的なライトエフェクトがおしゃれ
QS30の魅力の一つである立体構造のライトエフェクト。6重ほどのアクリルガラスが敷き詰められてることで立体感を表現。一つ一つのガラスに映る光量を変えることで奥行きを感じられます。なんとこれは、”TempoAbyssテクノロジー”という特許取得済みの技術が使われてるそう。
専用アプリを使えば、ライト色や輝度を自由にカスタマイズ可能。音に合わせて光量を変化させたり、激しめ/緩やかなど調整できます。
発光パターンの種類も豊富で、眺める美しさがあるデザイン。デスク周りに合わせてカスタマイズできるのは嬉しいですよね。もちろんライトをOFFにすることも可能。
音質|重低音が響いて臨場感あり
QS30の音質は、低音域と高音域が強調されたドンシャリ系に近い感じ。特に低音がしっかりと効いてるので迫力ある音を楽しめました。
高音域もしっかりと存在感があってボーカルも聞きやすくキレがある感じ。低音は52mmフルレンジドライバー×2個とサイズ感が小さいものの、音割れもなく重低音がしっかりと鳴り響いてくれます。
ただ、指向性は少し弱めで、聴こえる場所によっては解像度が落ちたように感じました。”PCスピーカー”と名前の通り、位置ズレを想定していないような作りなので設置位置は重要かも。デスクシェルフ上のように少し高い位置に置くと聴こえる位置も変わるので、できれば角度調整できる設計が(個人的には)良かったです。
また、重低音が少し強めなので、音量大きめの”ながら聴き”とした使い方は個人的には迫力ありすぎて少しキツかった。サウンド効果で多少の調整ができるものの、音量を下げないと無理・・というくらい低音が強め。逆に言えば、迫力ある音楽や映画をこの価格帯で楽しめるのでコスパとしてもかなり高い。
その他、高感度のMEMSマイクも内蔵。周囲のノイズを抑える機能も備わり、web会議でもクリアな通話が可能。なによりも有線接続なので、接続に関わるストレスが皆無なのは助かる。
細かなカスタマイズはEDIFIER専用アプリから
EDIFIER専用アプリを使えば、ライトエフェクトや簡単なイコライザーを調整可能。スマホとPCでアプリ名称が異なるので要注意。スマホ版は、「EDIFIER ConneX」、PC版は「EDIFIER TempoHub」という名前。以下にリンクを貼っておきます。
EDIFIER ConneX
BEIJING EDIFIER TECHNOLOGY CO.,LTD.無料posted withアプリーチ
スマホ版もPC版も基本的には調整できる項目は一緒。音楽を流すデバイスのアプリを準備しておきましょう。
発売当初(2024年9月執筆時)の影響なのか、サウンド効果が「音楽」「ゲーム」「映画」の3種類しか選べませんが、ライトエフェクト(色や輝度)はほぼ無限にカスタマイズ可能。今後のアップデートが楽しみです・・!
Bluetooth 5.4に対応しスマホから音楽も流せる
地味に使い勝手が良かったことが、スマホから無線で音楽を流せること。サウンドバー本体に電源を供給する必要はありますが、Bluetooth 5.4で規格も新しいので遅延なく音楽を楽しめます。
ただ、接続の安定性は有線 > 無線。環境によってはノイズが入る可能もあるので、電波干渉しない配置にしたり、安定性を重視するならば有線がおすすめ。
QS30はUSB1本で音楽+給電をカバーできるので、僕はワークアウト中にも活用してます。
サウンドバー本体から伸びるケーブルも1本で、煩わしいケーブル絡まりもなし。給電もできて、見た目もスタイリッシュに配線できる。TV台の上やトレーニングルーム、書斎など場所を選ばず使えるコンパクトなサイズ感も良かったです。
まとめ : デスク周りを彩る「EDIFIER サウンドバー QS30」
ということで、EDIFIERのサウンドバー「QS30」をレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。
- デスク上でも常設しやすいコンパクトなサイズ感
- 立体構造のライトエフェクトがおしゃれ
- 低音強めの迫力ある音質
- ワイヤレスでスマホから音楽を流せる
- セール時であれば1万円以下で購入可能
- 指向性はやや弱め
- サウンド効果の種類が少ない
EDIFIER QS30は、音質やサイズ感・デザイン性を備えながら1万円以下で購入できるコスパの高さが魅力的なPCスピーカー。「本格的なスピーカーを導入するまでは求めてない・・」という方に特におすすめ。導入までのハードルも低い価格の安さも魅力的。
本格的なスピーカーより当然音質は劣りますが、激安スピーカーをお使いの方にはワンランク上の体験が得られるので満足感も高いはず。LEDのライトエフェクトも立体的でおしゃれな感じがあるので、一味違ったデスク環境を構築したい方にもおすすめできるスピーカーになりそうです!
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