Dreame「L10s Ultra Gen3」レビュー|25,000Paの圧倒的吸引力と全自動メンテを備えたロボット掃除機


こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
“毎日の掃除”って地味にストレスですよね。仕事から疲れて帰ってきたあと、床に転がるホコリや猫の毛をみて「あ〜…やらなきゃ」とため息をついた経験はあるある⋯。そこで今回紹介するのが、Dreame(ドリーミー)の最新ロボット掃除機『L10s Ultra Gen3』。
前モデルGen2から大幅な進化を遂げた本機は、業界最高水準となる最大25,000Paの吸引力、伸縮式サイドブラシ・モップ、そして全自動セルフメンテナンスシステムを備えた”家事負担を限りなくゼロに近づけるための一台”。


モップを洗ってゴミを捨てて、水を補充して⋯とそんな煩わしさを飲み込む全自動システムを搭載した、いわば“掃除係の完全なアウトソーシング先”とも言えるこのプロダクト。メーカーさんから送っていただき2週間ほど使ってみたので、使用感から気になった点までレビューしていきます。
結論を先にいうと、”ほんとに手間がゼロになる”が限りなく実現に近づいた一台だったので、「ロボット掃除機ってどれも同じじゃないの?」と思っている方こそ、ぜひ最後までお付き合いください。
- Dreame:L10s Ultra Gen3をレビュー
- 特徴、メリット、デメリットを紹介
Dreame:ロボット掃除機”L10s Ultra Gen3″の「特徴」
| 製品名 | L10s Ultra Gen3 |
|---|---|
| メーカー | Dreame |
| 最大吸引力 | 25,000Pa(Vormax吸引システム) |
| モーター | 第6世代 TurboForce モーター |
| モップリフトアップ | 10.5mm |
| バッテリー容量 | 5,200mAh |
| ダストバッグ容量 | 3.2L(最大100日間収集可能) |
| ダストボックス容量 | 250mL |
| 浄水タンク容量 | 4.5L |
| 汚水タンク容量 | 4.0L |
| 水拭きシステム | DuoScrub(32段階水量調節対応) |
| サイドブラシ・モップ伸長 | 最大4cm |
| ドック機能 | 自動ゴミ収集・モップ自動洗浄・温風乾燥・給水・排水・充電(PowerDock) |
| 自動洗浄システム | AceClean DryBoard(20個のスプレーノズル搭載) |
| 障害物回避 | 3DAdapt障害物回避 / Smart Pathfinder(360°スキャン) |
| マッピング | 高精度複数階マッピング(LDSレーザー) |
| サイズ | 350×350×97mm(掃除機) 457×340×590mm(ベースステーション) |
| 重量 | 3.89kg(掃除機) 8.86kg(ベースステーション) |
| 価格 | 69,800円(割引後価格) |
まずはL10s Ultra Gen3の特徴を大きく3つにまとめると、次のとおりです。
- 業界トップクラスの25,000Pa「Vormax吸引」で、髪の毛・ペットの毛・猫砂までしっかり除去
- 壁際や隅の”取りこぼし”までしてくれる
- フルオートの「PowerDock」で、日々のメンテナンスをほぼ自動化
本機最大の特徴が、最大25,000Paを誇る圧倒的な吸引力。第6世代TurboForceモーターによって生み出されるパワーは同価格帯のロボット掃除機(おおよそ20,000Pa前後)と比較しても一段上のスペック。
フローリングの溝に入り込んだ微細なホコリから、ペットのトイレ周りに飛び散った猫砂のような重みのゴミまで⋯しっかりと取りこぼさずに吸い上げてくれます。


メーカー試験では、ゴミ除去率・髪の毛除去率ともに99%と驚きの数値を記録。特にカーペット上での清掃性能は従来モデルから大幅に向上していて、吸引力の高さをしっかり体感できます。
さらに注目したいのが、ロボット掃除機の弱点である「隅の掃除残し」を克服するための”デュアルフレックスアームテクノロジー”と呼ばれる機能。
サイドブラシとモップパッドがそれぞれ最大4cmまで自動で伸びることで、壁際や家具の脚まわりといった細かいエリアまでしっかりアプローチしてくれます。


これまで「毎回ココだけ残るんだよな…」と感じていたポイントもきっちりカバーしてくれます。また、丸みのある家具の周囲もスムーズに回り込めるので掃除の抜け漏れを感じにくいのも嬉しいポイント。
そして、メンテナンスが面倒…というロボット掃除機の弱点を大きくカバーしてくれるのが、全自動ベースステーション「PowerDock」。
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ゴミの自動収集(最大100日分)に加えて、モップの自動洗浄・温風乾燥・給水・排水・充電までをすべて自動化。ほぼ触らなくていいレベルまで手間を削減しています。
さらに、20個のスプレーノズルが水を均一に行き渡らせることで、ベースステーション内部まで自動で洗浄。ドック内が汚れてしまう心配もほとんどありません。僕たち側のメンテナンスは、数ヶ月に1回のダストバッグ交換程度。
ここまでくると、掃除機というより“家事代行ロボット”に近い存在ですね⋯。
Dreame:ロボット掃除機「L10s Ultra Gen3」の使用感
家電感を消す、完成度の高いデザイン
まずはデザインから。ホワイト×シルバーで統一された外観は、ひと目で“上質”と感じさせる完成度。


本体は清潔感のあるホワイトを基調に、ベースステーション中央へシルバーのアクセントを配置。主張しすぎないのにしっかりと存在感があって、リビングに置いても生活感を感じさせないのが魅力的です。
本体は幅・奥行きともに350mm、高さ97mmとコンパクトな設計。重量も約3.89kgに抑えられていて、持ち運びやちょっとした移動も苦にならない感じ。


一方でベースステーションは、幅340×奥行き457×高さ590mmと縦長のシルエット。設置にはある程度のスペースが必要ですが、奥行きが抑えられているので壁際やコーナーにも収まりやすく見た目以上に圧迫感は控えめでした。
25,000Paの吸引力は“体感でわかる”レベル
「25,000Pa?」と聞いても、正直ピンと来ない方が多いと思いますが、実際に使ってみるとこの数値の違いがしっかり体感できます。
まず、厚みのあるラグやカーペットの上でも躊躇なく乗り上げ、毛足の奥に入り込んだホコリやペットの抜け毛をしっかりとかき出して吸引。その力強さは、今までのロボット掃除機と比べても一段上と感じられるレベルです。




フローリングでは微細なチリまで逃さず、なぞるだけでキレイになる感覚。床材を問わず安定した清掃力を発揮してくれました。
さらに便利なのが、カーペット検知時にモップパッドを自動で10.5mm持ち上げるリフトアップ機能。これにより、フローリングと絨毯が混在する環境でも水拭きによる濡れを気にすることなくシームレスに掃除を続けてくれます。


そして、このモデルの完成度をもう一段引き上げているのが「ブラシまわりの仕上がり」。


本機では標準的なメインブラシが採用されていますが、実際に使ってみると髪の毛やゴミの絡まりは比較的少なく、日常使いの清掃でストレスを感じるシーンはほとんどなかったです(別売のTriCutブラシにも対応してます)。
掃除後にブラシへ絡みついた毛を毎回取り除く…といった手間も最小限で済むので、メンテナンスの高さをしっかりと実感。とくに長い髪の毛やペットの毛が多い環境でも扱いやすく、「ロボット掃除機はラク」という本来の価値をきちんと体現してくれている印象ですね。
壁際までしっかり届く、水拭き性能の完成度が高い
水拭き性能において特筆すべきは、MopExtend RoboSwingという機能。これはモップパッドが最大4cm自動で伸長することで、壁際カバー率100%・壁との距離ほぼ0mmを実現するというもの。


これまでのロボット掃除機ってどうしても壁際に1〜2cmほどの“拭き残しゾーン”ができがちでしたが、本機ではその弱点をほぼ完全に解消。「最後だけ自分で拭く」というひと手間から解放されるのは想像以上に快適⋯。
さらに、水拭きの“質”を底上げしているのが”DuoScrub”と呼ばれる水拭きシステム。
2つのモップが高速回転しながらしっかりと圧をかけて床を磨き上げるので、今までような“濡れたモップを引きずるだけ”の方式とは異なる仕上がり。皮脂汚れや軽いこびりつきもしっかりと落とし切ってくれました。


加えて、32段階の水量調節に対応しているのもポイント。デリケートなフローリングでは水量を抑えて、食べこぼしが多いダイニングではしっかりめに——といった細かな使い分けができるので、床材や汚れにあわせた最適な水拭きをしてくれます。
実際に使ったあとの床を触ってみると、水分はすぐに乾いてベタつきもほとんどなし。サラッとした仕上がりなので、小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して使えるポイントだと思います。
“考えて動く”ナビ性能。3Dマッピング×AIで掃除はここまで進化する
この掃除機を語るうえで欠かせないのが、ナビゲーション性能について。LDSレーザーセンサーと3DAdapt障害物回避AIを組み合わせた高精度マッピングにより、初回の走行で部屋全体の3Dマップを自動生成します。
椅子の脚や段差、絡まりやすいケーブルといった細かな障害物もリアルタイムで認識しながら、最適なルートを自律的に構築。実際に動かしてみても無駄な動きが少なく、かなり賢く立ち回っている印象でした。


このSmart Pathfinderと呼ばれる機能がなかなか秀逸で、回を重ねるごとにより効率的な動きへと最適化。無駄な往復や取りこぼしが減っていき、“ちゃんと考えて掃除している”と感じられる挙動に仕上がっています。
基本的に「Dreamehome」アプリで操作します


スマホからリアルタイムで清掃状況を確認できるのはもちろん、部屋ごとの清掃頻度の設定・進入禁止エリアの指定なども直感的にコントロール可能。マップを見ながら“どこをどう掃除させるか”を細かくコントロールできます。
しかもコレ、Matterに対応しているんですよね。AppleのホームやGoogle Homeといった主要なプラットフォームに連携できて他の家電とまとめて管理することが可能。


Apple Watchからの操作にも対応しているので、ソファでくつろぎながら腕元から指示を出す——そんな使い方も自然に実現できます。
よくある“自動で動く掃除機”ではなく、住環境に合わせて最適化されていく存在。このスマートさこそが本機の体験価値を大きく引き上げているポイントですね。
使えば使うほど賢くなって、手をかけずとも効率よく掃除してくれる——そんな一歩先の掃除体験をしっかり感じられる一台だと感じました。
- Dreame L10s Ultra Gen3は本当に「手放しで使える」のか?
-
ほぼ、イエスです。タンクの補充(目安:週1〜2回)と定期的なフィルター清掃を除けば、日々の掃除に人手は不要です。
- これだけの価格を払う価値があるか?
-
「1日あたりに換算すると…」という計算をするよりも、毎日30分の掃除時間と精神的なゆとりが生まれることを考えると、多くの方にとって十分に元が取れる投資と言えるかと思います。
まとめ : 家事を任せる、という新しい選択肢


ということで、Dreame ロボット掃除機「L10s Ultra Gen3」をレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。


- 最大25,000Paの圧倒的な吸引力でゴミ・毛・猫砂を完全除去
- 伸縮式サイドブラシ+MopExtend RoboSwingで壁際・角を100%カバー
- PowerDock搭載。最大100日間ゴミ捨て不要の自動メンテナンス
- TriCutブラシ対応で髪の毛の絡まりを大幅に低減できる
- Matter・Apple Watch・音声アシスタント対応のスマートホーム連携
- 浄水・汚水タンクの補充・排水は数日に一度必要
- 動作音は吸引力の高さゆえそれなりにあり(深夜で使うには少しうるさいかも)
Dreame L10s Ultra Gen3は、ロボット掃除機の進化が「ここまで来たのか」と実感させてくれる一台。かつて主流だった“床を吸うだけ”のロボット掃除機とは別次元で、吸引・水拭き・モップ洗浄や乾燥・ゴミ収集、さらには本体のメンテナンスまで自動化されていて、“家事を代行する存在”に近い仕上がりでした。
とはいえ、“完全放置でOK”というわけではなく、浄水・汚水タンクの補充や排水は数日に一度必要になります(どのロボット掃除機も一緒ですが⋯)。設置スペースもある程度必要なので、ワンルームで使うにはややオーバースペックに感じるかも。
それでも、「掃除は自分でやるもの」という感覚が変わるこのラクさは、一度体験すると手放せなくなります⋯。25,000Paの吸引力、高精度な水拭き、自動メンテナンス——全部入りのロボット掃除機として、現時点でもトップクラスの完成度を誇る一台と言っていいのでは。
日々の”当たり前”を変える価値がしっかりとあるので、気になっている方はぜひこの体験を味わってみてください。
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