BUFFALO 写真や動画をデジタル大掃除できる「おもいでばこ」レビュー!iCloudの容量不足問題はコレで解決!
こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
写真や動画を撮り続けるとぶち当たる”スマホの容量足りない問題”。クラウドに保存するか、しぶしぶ写真を削除するか・・または外部ストレージに保存するか、いろいろ選択肢がありますよね。
今回は、外部ストレージに保存するタイプのBUFFALO「おもいでばこ」というデジタルフォトアルバムを紹介!
いわゆるデータストレージというものですが、ただ保存するだけではなく、写真や動画を自動整理し、保存・共有までしてくれることが魅力的。テレビ連動も充実していて、思い出を大画面で楽しめるという新しい体験を提供してくれるデバイスです。
メーカーからサンプルを提供いただいたので、何ができるのか?使用感はどうか?などBUFFALOのデジタルフォトアルバム「おもいでばこ」をレビューしていきます。
遂に「あ、スマホの容量いっぱいだ…」問題に終止符を打つことができそうです!
- BUFFALO:おもいでばこをレビュー
- 特徴、メリット、デメリットを紹介
BUFFALO : デジタルフォトアルバム”おもいでばこ”の「特徴」
製品名 | おもいでばこ:PD-2000 |
---|---|
メーカー | BUFFALO |
有線LAN | 1Gbps |
HDMI | 2.0(4K対応) |
SDスロット | ○ |
無線LAN | Wi-Fi 6対応 |
搭載ドライブ | HDD |
サイズ | 190 x 44 x 157mm |
重量 | 837g(4TB) | 747g(1TB/2TB)
価格 | 34,800円 |
BUFFALOのおもいでばこは、スマホやカメラに入っている写真や動画を自動でカレンダー順にして保存してくれるストレージのこと。
「いやいや、データを保存するデバイスなんてたくさんあるでしょ」と思っちゃいますが、おもいでばこはただ保存するだけでなく、テレビと接続して、大画面で写真や動画を見返して思い出を楽しめることができる。一般的なストレージとの一番の違いはココですね。
最大4TBという大容量モデルもあって、家族全員の写真や動画を何年分も一括保存が可能。撮影好きな方にとっても朗報ではないでしょうか…!
過去の旅行写真や子どもの成長記録をリビングのテレビでスライドショーとして再生すれば、アルバムをめくる以上の臨場感を味わえる。近年のスマホはカメラ性能が高いですからね・・今のうちに撮影しておけば、あの時のこの瞬間を高画質で保存しておける。まさにデジタルデバイスならではの体験ですよ。
他にも、自動で重複データを削除してくれたり、撮影日やイベントごとに分類してくれたり、取り込んだ写真や動画をランダムに表示して楽しめる「おもいで散策」機能などを搭載。
専用アプリを使えば、スマホやタブレット・パソコンからも見返すこともできます
ラインナップとしては、今回紹介するスタンダードモデルの「PD-2000」、プレミアムモデルの「PD-2000-V」、エントリーモデルの「PD-2000E」の3種類。基本的な機能はどのモデルでも一緒ですが、主にWi-Fiに対応してるか・してないかが異なります。
型番 | PD-2000 | PD-2000-V | PD-2000E |
---|---|---|---|
モデル | スタンダード | プレミアム | エントリー |
接続方式 | 有線LAN(1Gbps) | 無線(Wi-Fi 6対応)有線LAN(1Gbps) | 無線(Wi-Fi 6対応)有線LAN(1Gbps) |
容量 | 2TB 4TB | 1TB2TB | 1TB2TB | 1TB
搭載HDD | HDD | 高信頼 VideoHDD | HDD |
データ復旧 | 1年間 | 3年間 | 1年間 |
リモコン | Bluetooth | Bluetooth | 赤外線 |
価格 | 34,800円〜 | 38,800円〜 | 29,800円〜 |
映し出したいテレビ近くにWi-Fiルーターがあるかどうかが選ぶ決め手になりそう。2mのLANケーブルも付属するので、テレビとルーターが近ければエントリーモデル、遠ければスタンダードかプレミアムモデルで選ぶと良いでしょう。
BUFFALO : おもいでばこの使用感
開封〜同梱品など
まずは商品を注文するとおもいでばこ専用BOXで登場。素敵なキャッチコピーと共に商品たちが丁寧に梱包されていました。ケーブルや電池など、おもいでばこをすぐに使える備品は全て揃ってます。
- おもいでばこ本体
- リモコン、単4電池 ×2
- ACアダプター
- HDMIケーブル
- クイックスタートガイド、保証書など
スタートガイドの中身はすごくシンプルで丁寧。いつものBUFFALO製品はすごくボリューミーな取説ですが、おもいでばこはめちゃくちゃ簡単に扱えるからこそシンプルな説明書で十分なんですね。
どのインテリアにも馴染みやすいシンプルなデザイン
おもいでばこの外観は、シンプルかつミニマムなデザイン。ホワイトを基調としたマットな質感はリビングや書斎に置いても圧迫感がなく、むしろオシャレなインテリアとして溶け込んでます。
サイズは、幅190mm × 高さ44mm × 奥行き157mmとコンパクト。テレビ台や机の隅でもすっぽり収まるサイズ感です。
こちらは正面。左からSD/SDHC/SDXCカードスロット、取り込み/書き出し用のUSB端子、とりこみボタンが配備。
続いて裏面。左からセキュリティスロット、電源スイッチ、電源端子、バックアップ用USB端子、テレビと接続する4K対応HDMI端子、1G有線LAN、ファンクションボタンが配備されてます。
セットアップは一瞬で完了
おいでばこの導入プロセスは驚くほど簡単。ざっくりと次の3STEPで完了しちゃいます。まず必要な機器として次のモノを準備しておきましょう。
- HDMI端子搭載テレビ(モニターでも可) ※必須
- 有線/無線ルーター
- スマホ/パソコン
クイックスタートガイドに沿って、おもいでばことテレビを付属のHDMIケーブルで接続して電源を入れて、日時やリモコンの設定などの初期設定を行います。
次にスマホやパソコンで用意されてる専用アプリをダウンロードして、おもいでばこを登録します。iPhone/iPad、Android、Windows、Macでそれぞれ用意されてるのでDL後、スマホやPCの画面の指示通りに登録しましょう。
スマホやパソコンのおもいでばこアプリを起動して、取り込みたい写真や動画を選びます。
専用アプリ以外では、SDカードやHDD/SSD/デジカメなどのUSB機器をおもいでばこ正面の端子に接続→取り込みボタンを押しこんで取り込むことができます。
基本的には以上でセットアップは完了。おもいでばこホーム画面の「カレンダー」や「最近とりこんだもの」から写真や動画をお楽しみください。
もちろんテレビだけでなく、スマホやPCのアプリ経由で写真や動画を見ることもできます!
テレビで見る感動のスケール感
おもいでばこのオススメの使い方はコレですよね。スマホより大画面のテレビで見るとでは感動が一味も二味も違う。子どもの運動会などのイベントで撮影した写真や動画など、感動の瞬間をスライドショーで楽しめます。
年末年始の大掃除や親戚の集まりなどに大活躍。子どもの成長記録をテレビでスライドショーにすれば、おじいちゃんおばあちゃんも大喜びですよ。
スマホの容量足りない問題を解決してくれる
日々撮影した写真もワイヤレスで同期できるので、なによりもスマホのストレージ不足の心配がなくなるメリットは大きすぎる。これなら要らなくなった写真を削除したり、パソコンに写真をコピーしてスマホの容量を空けたり、クラウドサービスを課金する必要がありません。
特にiPhoneユーザーはiCloudを使ってる方も多いと思いますが、iCloud写真の同期をONにするとiPhoneの容量めちゃくちゃ取られちゃうじゃないですか。写真や動画を減らせばいいんですが、選ぶのも大変だし消したくもないし、おまけにストレージ費用も抑えたい。そんな時におもいでばこは大活躍してくれます。
あと地味に便利なのが、iCloudからオリジナルデータを自動取得して取り込んでくれること。iPhoneの設定で「iPhoneストレージを最適化」にチェックを入れることで写真を縮小化してくれる機能ですが、おもいでばこなら縮小版かオリジナルを分析してくれます。
一般的な外付けHDDやNASと比べるとやや高価であるものの、写真の自動整理や重複検知、アルバムのグルーピング、写真や動画をカレンダーで非表示など機能がモリモリ。ユニークな機能を考えればその価値は十分にあると思います。
写真管理の精度が高い
おもいでばこでは、写真が日付順に自動整理される機能はもちろん、イベントごとに分けてくれるタグ付けのような機能も搭載。特に便利なのが、重複写真の検知機能。うっかり何度も同じ写真をインポートすることを防いでくれます。
ちなみに取り込んだ写真は撮影日をもとに仕分けされる仕様とのこと。カレンダー表示、タイムライン表示、アルバム表示など表示方法も多い。おまけに、動画だけ探したりカメラの種類で絞り込めるなど絞り込み機能も充実。写真整理が苦手な人でも安心すぎますよね。
おもいでばこの弱点は・・
最後におもいでばこのデメリットを挙げるならば、本体そのものが物理的リスクにさらされることでしょうか。
クラウドストレージと比べるとココは仕方ないところ・・
一応、おもいでばこ裏側にバックアップ用HDDを接続する端子が付いてるんですが、物理的なリスクは変わりないですからね・・。
とはいえ、「みまもり合図 for おもいでばこ」という内蔵ドライブの健康状態を把握して事前に故障を予測・通知する機能は付いてるみたい。
これは内蔵ドライブの自己診断機能”S.M.A.R.T.”情報を監視・診断することで、徐々に劣化して起こる故障を予測してくれるもの。100%の故障予測を保証するものではないですが、急に壊れた時の絶望感を考えると少しは安心できますよね。
まとめ : デジタル時代の宝箱「BUFFALO おもいでばこ」
ということで、BUFFALOのおもいでばこをレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。
- セットアップは一瞬で完了!簡単すぎる操作性
- 数十万枚の写真や動画を保存できる大容量ストレージ
- 自動整理や豊富な表示形式、重複写真検知など機能が盛り沢山
- SDカードやデジカメなど多様なデバイスと連携できる
- HDDやNASと比べるとやや高価
- クラウドストレージと比べると物理的なリスクがある
- ドキュメントや音楽ファイルなどの保存には利用できない
BUFFALOのおもいでばこは、写真・動画の保存と管理を劇的に簡単にしてくれるデバイス。単なるガジェットではなく、家族の絆を深める「思い出保管庫」としての役割を果たしてくれました。
「写真管理って面倒だろ・・」というイメージを打破して思い出をより楽しく、そしてより簡単に管理できるのだおもいでばこ最大の魅力。写真整理に悩んでいる方をはじめ、スマホのストレージがパンパンになりがち、写真が散乱しまくっている方に特におすすめしたい一品。
デジタルライフを一新してくれる「おもいでばこ」。気になった方はぜひ手にとって体験してみてはいかがでしょうか!
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