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Apple製品・ガジェットのレビューブログ「yuLog」の運営責任者。

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BenQ MA320UG レビュー | 31.5インチ×4K Mac向けモニターの新定番がこれだ

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こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。

以前紹介したBenQ「MA320UP」は、グレアパネルの美しさとMacらしい色再現を実現したMacに最適化されたモニター。そんなMA320UPの上位モデルにあたる新製品『MA320UG』がBenQから発売されました。

BenQ:MA320UG
BenQ:MA320UG

120Hzリフレッシュレート、2000:1という高コントラスト比、Thunderbolt 4による96W給電、さらにデイジーチェーンやSmart KVMといった新機能まで盛り込まれたMacユーザー向けのハイエンドな一台。メーカーさんから使う機会をいただいたので、MA320UPとの比較も交えながら使用感をレビューしていきます。

ちなみにMA320UGはMA320UPの後継機というわけではなく、MAシリーズのより上位グレードに位置づけられたモデル。つまり現行のMA320UPを使っている方にとっては「買い換え」ではなく、「スペックアップという選択肢が増えた」というイメージが近いです。

価格はそれなりに張りますが、“Macの作業環境をもっと本気で整えたい”ならば間違いなく候補筆頭に挙げるべき一台。Mac モニター探しを終わらせる最良の答えがここにあるかもしれないので、気になった方はぜひ最後までお付き合いください。

本記事の内容(まとめ)
  • BenQ:MA320UGをレビュー
    • 特徴、メリット、デメリットを紹介
  • 「MA320UG vs MA320UP」の違いを比較

MA320UPはこちらで紹介しています

Contents

BenQ:Mac向け4Kモニター”MA320UG”の「特徴」

製品名MA320UG
メーカーBenQ
DPサイズ/表面処理31.5インチ/Nano Gloss(グレア)
解像度4K UHD(3840 × 2160)
パネルIPS ※バックライト搭載
輝度450cd/㎡(HDR時最大450cd/㎡)
アスペクト比16:9
コントラスト比2000:1
リフレッシュレート120Hz
応答速度5ms
色域sRGB 99%、P3 98%
表示色10.7億色
HDRHDR10、VESA DisplayHDR 400
視野角178°/178°
カラーモードDisplay P3、sRGB、HDR、M-book、ユーザー、ゲーム、ePaper、Cinema
入力端子Thunderbolt 4(96W給電)×1、USB-C(35W給電)×1、HDMI(v2.1)×2
その他端子Thunderbolt 4(15W給電、デイジーチェーン用)×1、USB-C(15W給電)×1、USB-A×2
スピーカー3W×2
スタンド機能上下-5°〜20°、左右15°/15°、ピポット90°、高さ調整150mm
重量9.64kg
価格169,800円(定価)
BenQ MA320UGの特徴

まずは、Macに最適化されたモニター「BenQ MA320UG」の特徴を3つにまとめました。

  • Macそのままの色と滑らかさを再現するディスプレイ
  • “Thunderbolt 4″一本で全部つながる
  • Macユーザーに最適化されたデザインと扱いやすさ

MA320UGの特徴の一つは、Display P3 98%の広色域と2000:1の高コントラストに加えて、Nano Gloss(グレア)パネルを採用していること。しかもBenQ独自のM-bookモードによって、MacBookと並べても違和感のない色表現を実現しています。

Macと横に並べてもほとんど色の差がない
Macと横に並べてもほとんど色の差がない

加えて120Hzリフレッシュレートに対応し、スクロールやウィンドウ操作も驚くほどなめらか。「色」と「動き」の両面でMacの体験をそのまま大画面に拡張できるのが最大の魅力です。

2つ目の特徴は、Thunderbolt 4(最大96W給電)に対応し、映像出力・データ転送・充電をケーブル1本でまとめて実現。デスクに戻るたびに複数のケーブルを抜き差しする必要がなく、シンプルで快適な作業環境を構築できます。

接続端子
デイジーチェーン、Smart KVMにも対応してます

Display Pilot 2」と連携すれば、Macから輝度・音量の調整ができるほか、Macの集中モードに応じて表示設定を自動で切り替える”FocuSync”にも対応。使い勝手の良さも際立っています。

また、Macデバイスと調和するシルバーボディを採用し、デスクに自然に溶け込むデザインが特徴的。スタンドにはラバーパッドを備え、MacBookを手前に置いても傷つきにくい配慮もされています。

スタンドにはラバーパッドを配備

さらに150mmの高さ調整ができて、MacBookを手前に立て置きしても干渉しない設計。見た目だけでなく、使い勝手までMacユーザー目線で丁寧に作り込まれています。

BenQ Mac向け4Kモニター「MA320UG」の使用感

“純正っぽい”と感じる統一感。Macデスクに馴染む完成度の高さ

まずはデザインから。MA320UGは、MacBookやMac miniと並べても違和感のないシルバー筐体を採用していて、「純正品のよう」と感じるほどの高い統一感が魅力。31.5インチの大画面ながら3辺ベゼルレス設計により圧迫感は少なく、デスク上でもすっきりとした印象に収まりますね。

“純正っぽい”と感じる統一感

重量は約9.6kgとしっかりしている一方、スタンドの安定感はかなり高め。スタンドベースにはラバーパッドが備えられているのでMacBookを手前に置いても傷つきにくい配慮が施されているのは嬉しいポイント。

また、150mmの高さ調整に加えて、ティルト・スウィーベル・ピボットに対応した高い可動域を配備。MacBookを手前に開いたままでも画面が干渉しない絶妙な設計に仕上がっています。

MacBookを開いても画面が干渉しない設計

クラムシェルに頼らず、MacBookを開いたまま外部モニターと組み合わせて使うスタイルにしっかり最適化されているのは、Mac専用設計のシリーズならではのこだわりを感じました。

Nano Gloss×高コントラストが実現する”Macライク”な映像体験

実際に使ってみると、「もうMacじゃん」と感じるほど、映像の質感はMacBookそのものに近い仕上がり。Nano Glossコーティングのグレアパネルにより、深みのある黒と鮮やかな色彩が両立されていて、Macの画面をそのまま大画面に拡張したような感覚を味わえました。

Macライクな映像体験

BenQ独自のM-bookモードは、MacBookの表示に合わせて最適化されたカラーモードで、接続するだけでほぼ調整なしで自然な色合いを再現してくれます。

M-bookモード

さらに「Display Pilot 2」と連携すれば、MacBookのキーボードから輝度操作ができたり、集中モードに応じてモニター設定が自動で切り替わるなど⋯ソフトウェア面でもMacとの一体感が高められています。

また、Display P3 98%の広色域×2000:1の高コントラストにより、シャドウのディテールや肌色・緑の表現にも豊かさが感じられますね。さらにIPSパネルを採用しているので、斜めから見ても色味の変化が少なく、どの角度から見ても違和感なく見られるのも安心できるポイント。

一方で、グレアパネル特有の映り込みは多少ありますが⋯照明の位置を少し工夫すれば気にならないレベルかと。ここはグレアパネル全般に共通する特性なのでトレードオフですかね。

Macと揃う120Hzのなめらかさ

MA320UGを使うと体感的にわかる変化が”120Hzリフレッシュレート”による滑らかさ。

60Hzではどこか引っかかりを感じていたスクロールやウィンドウ操作・Notionでのドキュメント編集など⋯日常的な作業のすべてでカクつきや残像感が消えて、操作が”吸い付くような自然な動き”に変わります。

ワンランク上の快適さに引き上げてくれる120Hz

特に120Hz対応のMacBook Proと組み合わせることで、内蔵ディスプレイとの動きの差がなくなるので視線を移しても違和感のないシームレスな操作感に。作業全体の心地よさが一段と高まりますね⋯。また、VESA MediaSyncにも対応していて、動画再生時のカクつきやフレームのズレが抑えられるのも嬉しいポイント。

さらに、Thunderbolt 4(最大96W給電)にも対応していて、映像出力と充電がケーブル1本で完結するのも魅力。

Macとの接続はこれだけ
Macとの接続はこれだけ

個人的に特筆したいのが、USBポートが底面にも配置されていること。背面だけでなく、手を伸ばせばすぐ届く位置にある。この配置がなかなか良くて地味に重宝するんですよね⋯。

ドックいらずで完結できるのが嬉しい
ドックいらずで完結できるのが嬉しい

さらに、今回から追加されたデイジーチェーン(2台のモニターをThunderbolt 4で数珠つなぎにする接続方式)やSmart KVM(1組のキーボード・マウスで2台のPCをシームレスに操作)にも対応しています。

デイジーチェーンやSmart KVM機能にも対応

デュアルモニターでの環境や仕事用MacとプライベートPCを切り替えながらの作業もスムーズ。日々の作業をより快適にしてくれる仕上がりです。これはMA320UPにはなかった機能なので、複数デバイスを使い分ける環境では特に価値を実感できるはず⋯!

120Hz表示を利用するには、接続するMac側も対応している必要があります

31.5インチ×4Kでの作業環境。広いは正義

このサイズと解像度の組み合わせが、「作業環境が一段上がる」と実感できるポイントかも。4K解像度(3840×2160)を31.5インチに凝縮した本モデルは140ppiの精細さで文字のエッジがくっきりと表示されて、長時間見ていても目が疲れにくいんですよ。

ブラウザやドキュメント、Notion、メールなど⋯複数ウィンドウを並べてもそれぞれが十分なサイズで表示される。文字サイズを適切に設定すれば、情報量がとにかく圧倒的。「マルチタスクのためにモニターを買う」という目的においてはこれ以上ない環境が整います。

マルチウィンドウ画面

ウィンドウを切り替える手間が減るので、自然と作業の流れもスムーズになる感じ。27インチモニターとはまた違う次元の作業スペースが生まれますし、31インチクラスのモニターは、顔を動かさずに”目線を動かすだけで画面全体をカバーできる”ので本当にちょうどいいサイズ感。特に複数アプリを同時に展開するクリエイターの方は、一度使うと手放せなくなる快適さがあると思います…。

ちなみに、フリッカーフリーやブルーライト軽減といった機能の恩恵も相まって、1日8〜9時間画面に向き合い続けても以前より目の疲労感が少ない印象。大画面ならではの“作業のしやすさ”と“快適さ”をしっかりと両立しています。

MA320UGとMA320UP、どっちを選ぶ?

以前MA320UPをレビューしましたが、このMAシリーズを検討しているMacユーザーは気になる疑問のひとつだと思います。

先述の通り、MA320UGはMA320UPの”上位モデル”という関係性なのですが、いったいどこが変わったのか⋯整理した比較表がこちら。

製品名MA320UGMA320UP
リフレッシュレート120Hz60Hz
コントラスト比2000:11300:1
色域sRGB 99%、P3 98%sRGB 99%、P3 97%
主接続(給電)Thunderbolt 4(96W給電)USB-C(90W給電)
デイジーチェーン対応
Smart KVM対応
価格169,800円(定価)127,000円(定価)
BenQ MA320UGとMA320UPの違い

スペック面で見ると、MA320UGはほぼすべてのポイントでMA320UPを上回っています。なかでも大きいのが、120Hzリフレッシュレートと2000:1の高コントラスト。この2つは、日常的な使い心地にしっかり差が出る部分ですね。

特に120Hzは体感しやすい違いで、MacBook ProのProMotionに慣れている方ほどその恩恵を強く感じるはず。外部モニターに切り替えたときの「なんとなく重い感じ」がなくなり、より自然でなめらかな操作感に揃います。

一方で、価格差は約4万円とそれなりにあるため、60Hzで十分と感じている方、デイジーチェーン・Smart KVMといった機能を使わない場合は、MA320UPのコスパの良さも引き続き魅力。

MA320UP

すでにMA320UPを使っている方であれば、「120Hzの滑らかさ」や「コントラストの違い」に価値を感じるかどうかがひとつの判断軸になりそうです。そこに魅力を感じるなら買い替えの満足度はしっかり得られるはず。

より高い表示体験を求めるならMA320UG、価格とのバランスを重視するならMA320UP。用途や重視したいポイントに応じて、納得感のある選び方ができる2モデルといえます。

まとめ : Macユーザーにとっての“ひとつの完成形”

Macユーザーにとっての“ひとつの完成形”

ということで、BenQの4Kモニター「MA320UG」をレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。

BenQ MA320UG
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 120Hzの滑らかな描写で、MacBookとの操作感を完全に統一できる
  • Macらしい深みのある鮮やかな発色
  • Thunderbolt 4(96W給電)ケーブル一本で映像出力+充電が完結するシンプルさ
  • デイジーチェーン・Smart KVM・FocuSyncなどMacとの連携が充実
  • MacBookと色の一貫性を保てるM-bookモード搭載。違和感のないデュアル環境を構築可能
デメリット
  • 決して安くはないので購入時のハードルが高め
  • グレアパネルは照明環境によっては映り込みが気になることも
  • 120HzはMacBook Pro(120Hz対応)でのみフル活用できるので、デバイスは限定的

Macユーザーのために細部まで作り込まれたモニター「BenQ MA320UG」。デザイン・色表現・120Hzの滑らかさ・接続性・ソフトウェア連携まで⋯あらゆる要素がMacを中心とした環境に自然に馴染んでくれて、“違和感なく使えること”そのものに大きな価値を感じられる一台でした。

特に、MacBook Pro(120Hz対応モデル)ユーザーはその恩恵は大きい。外部モニターに切り替えたとき“少し重くなる感じ”がなくなって、大画面でもいつもの操作感をそのまま維持できるのは想像以上に快適。31.5インチ×4Kの作業領域も相まって、日々の作業効率と心地よさをしっかり底上げしてくれると思います。

一方で、グレアパネル特有の映り込みや15万超えの価格帯は悩むポイント⋯。コスト面や60Hzで十分と感じている方には、MA320UPという選択も十分に現実的ですし全然ありです。

それでも、「Macモニター」という文脈でみたときの完成度の高さは現時点でトップクラス。少しでも気になっているMacユーザーの方はぜひ、この快適さを体験してみてははいかがでしょうか。

  • 今回紹介した商品は、こちら

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