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Yuma
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Apple製品・ガジェットのレビューブログ「yuLog」の運営責任者。

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天井プロジェクターの新たな最高峰「BenQ GV50」レビュー

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こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。

今回紹介するのは、BenQが誇る天井モバイルプロジェクター『GV50』。GVシリーズとして初めてレーザー光源を採用したフラッグシップモデルがこのプロダクト。

BenQ GV50
BenQ GV50

「スマホを手放し、ONからOFFへのリセットタイム」というコンセプトを掲げるだけあって、寝室での使用体験に徹底的にこだわり抜かれた一台で、最大120インチの大画面に投影可能。

メーカーさんからサンプル機を提供いただいたので、実際にベッドサイドのテーブルに置いて、映画や動画コンテンツ・ゲーム、そして日々の使い勝手まであらゆる角度から使い込んでみました。気になった点も合わせてレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

なお、GV50のエントリーモデルとして、バッテリー非搭載で価格をぐっと抑えた「GV32」も同シリーズから展開されています。そちらが気になる方は、後半の比較セクションも参考にしてみてください!

本記事の内容(まとめ)
  • BenQ GV50をレビュー
    • 特徴、メリット、デメリットを紹介
  • GV50 vs GV32——どっちを選ぶ?

よくある質問に先に答えます!

昼間や明るい部屋でも使えますか?

500ANSIルーメンは、「暗室」や「薄暗い環境」での使うことを前提とした明るさです。

カーテンを閉めた状態であれば昼間でも十分見ることはできますが、日中の明るい室内での使用は映像が若干見づらくなる場合があります。一番快適に見るのであれば、「夜間」「遮光環境」で使うことをおすすめします。

ゲームにも使えますか?遅延は気になりませんか?

GV50はゲームモードを搭載していて、入力遅延は22.4ms(@1080p/60Hz)。実測値でも約28ms前後という報告があり、マリオカートやスマブラなどのカジュアルなゲームでは遅延をほとんど感じません。

ただし、格ゲーや音ゲーのようにフレーム単位の精度が求められるジャンルでは、専用ゲーミングモニターには及びません。エンタメ用途として十分楽しめる水準となっています。

Contents

BenQ GV50の「特徴」

製品名GV50
メーカーBenQ
投写方式DLP方式
光源レーザー(BenQモバイルプロジェクター初採用)
明るさ500 ANSIルーメン
解像度フルHD(1920×1080)
コントラスト比100,000:1(FOFO値)
色再現性Rec.709 カバー率 92%
HDR対応HDR10 / HLG
投写サイズ30〜120インチ
投射距離約0.8m〜3.2m(30〜120インチ)
台座回転角度水平360° / 垂直135°
台形補正自動2D(縦・横・回転)、手動2D(縦・横・回転)
OSGoogle TV
スピーカー2.1ch(4W×2 + サブウーファー10W、合計18W)
バッテリー内蔵(動画再生約2.5時間)
入力端子HDMI / USB Type-C / USB Type-A / 3.5mmオーディオ
スリープタイマー10〜120分(10分間隔で設定可)
サイズ130×211.2×191.4mm
重量約2.1kg
価格119,800円(定価)
BenQ GV50の特徴

GV50はスペックを眺めているだけでも中々すごいものがあるんですが、数ある機能の中から特にインパクトが大きかった3つの特徴をピックアップして紹介します。

  • BenQモバイルプロジェクター初のレーザー光源を採用
  • 天井・壁・どこでも自在に投影できる。設置自由度がかなり高い設計
  • Google TV内蔵で”寝落ち”特化機能も満載

GV50の最大のトピックは、BenQのモバイルプロジェクター”GVシリーズ”として初めてレーザー光源を搭載したこと。従来モデル「GV31」が採用していたLED光源と比較すると、300ANSIルーメンから500ANSIルーメンへと明るさが大きく向上しています。

BenQモバイルプロジェクター初のレーザー光源を採用

レーザー光源は光の純度が高いので、色の鮮やかさや明暗のコントラストが(LEDと比較すると)段違いで向上しているのが特徴的。なので同等のルーメン数でもLEDより鮮明でリアルな映像を映し出すことができます。また、起動が高速で静音性にも優れていて、就寝前のリラックスタイムにぴったり。

そして、BenQ独自の135°の回転を持つ台座にプロジェクターを置けば、天井・斜め上・真正面の壁まで自由自在に投影角度を調整できるのも魅力的。

天井・壁・どこでも自在に投影できる

設置に必要な床面積はわずか約13×12.5cmというコンパクトさで、ベッドサイドのサイドテーブルや棚の上に自然に置けるサイズ感です。

オートフォーカス・自動縦横台形補正・自動障害物回避・回転補正など⋯多彩でスマートな補正機能が全自動で動作するので、「置いて向ける、それだけ」という圧倒的なセットアップの手軽さを実現。また、シーリングライトが投影の邪魔をしても”障害物回避”でうまく逃がしてくれるので、「また少し位置をずらして……」というストレスとも無縁です。

さらに、GV50にはGoogle TVが搭載されていて、Netflix・アマプラ・YouTube・Disney+・Huluなどの主要な動画ストリーミングサービスをこれ一台で楽しむことが可能。

Google TVを搭載

追加デバイスを設定しなくとも、電源を入れれば即アクセスできるのは大きな強み。あとは、10〜120分まで設定できるスリープタイマー、ブルーライトを自動調整して眼精疲労を和らげるナイトシフトモードなど⋯就寝前のシチュエーションに特化した機能がとても充実。寝落ちすることを前提に設計された「優しさ」が随所に感じられるプロジェクターとなっています。

BenQ GV50の使用感

丸みを帯びたホイール型デザイン。インテリアに溶け込む一台

まずデザインですが、厚みのある円盤を立てかけたような独特のホイール型シルエットは、プロジェクターらしから”インテリアのオブジェ”のような佇まい有り。カラーはパールホワイトで統一されていて、どんな部屋に置いても空間にすっと馴染んでくれます。

丸みを帯びたホイール型デザイン

筐体サイズは130×211.2×191.4mm、重量は約2.1kgとやや重めの部類に入りますが、バッテリーやウーファーを内蔵しているのでここはトレードオフかと。

毎日ガシガシ持ち歩くよりは、寝室や居間に「据え置き気味に置いておく」スタイルが現実的な使い方になると思います。とはいえ、設置面積はわずか約13×12.5cmというコンパクトさで、ベッドサイドの狭いテーブル上でも気兼ねなく置けますね。

側面のメッシュ部分はスピーカーグリルになっていて、機能をデザインに溶け込ませたようなスマートな仕上がり。付属のレザーストラップもさりげなくアクセントになっていて、持ち運ぶときの取っ手としても活躍してくれます。

側面

台座には傾斜角度を変えられるスタンドが内蔵されていて、壁にもたれかからせるような設置もできます。

10° or 15°の2つに角度調整が可能

さらに、本体下部には1/4インチのネジ穴が設けられていて三脚への固定も可能。バッテリー内蔵なので外に持ち出した使い方ももちろんできます。正面のレンズ周りのブルーの縁取りがさりげないアクセントになっていて、プロダクトとして「顔」のあるデザインが好印象でした。

置いてクルっとまわすだけで完成

GV50の最大の魅力のひとつが、「設置」と「補正」の手軽さ。付属する台座にプロジェクターを乗せてクルっと上に向けるだけで、オートフォーカス・自動2D台形補正(縦・横・回転すべて対応)が瞬時に起動し、数秒でキレイな長方形の映像に整います。

また、障害物(シーリングライトや火災報知器など)がある場合は、”自動障害物回避”が働いて映像を自動的にずらしてくれるのがほんとに助かる。。

しかも今作から追加されたジョイスティック+ズームレバーで、画面サイズの変更、投影位置の微調整(デジタルレンズシフト)も指先ひとつで操作できるようになっています。

ジョイスティック+ズームレバー

さらに光源にレーザーを採用したことで起動時間も大幅に短縮。電源を入れてすぐに明るい映像が映し出されるのは、地味ながら毎日使う上でほんとに重要なストレスフリーポイントでした。

LEDとは一味違う。レーザーならではの映像体験

実際に使ってみて特筆したいのが、映像の鮮やかさ。レーザー光源の”500ANSIルーメン”の明るさはモバイルプロジェクターとしては言うことなしの輝度ですね。カーテンを閉めた昼間でも映像をしっかり楽しめました。

スクロールできます
投影写真1投影写真2投影写真3投影写真4

フルHD(1920×1080)の解像度はもちろんなんですが、HDR10・HLGコンテンツにも最適化されたBenQ独自の”CinematicColorテクノロジー”が相まって、映像の明暗のコントラストがとても豊か。Rec.709の色域カバー率は92%で、「映画館ライク」な色の深みと立体感がありますね。

投影距離は約1.5〜3.2m・最大120インチまで投影できて、コントラスト比は100,000:1という高水準。夜のシーンの暗闇の中に浮かぶ表情や細部の陰影なんかもしっかりと描写してくれます。

僕的の推しポイントは、”レーザー光源”。起動がほんとに速くて、電源を押してからわずか数秒で映像が投影される。「見たいと思ったら、もう見られる」が快適すぎですし、この小さなストレスフリーさが毎日使いたくなる使用感の良さに直結していますね。

正直これが一番使う。天井投影の満足度が高すぎた

実際にベッドに横になって天井投影で映画を観てみたのですが、やっぱり迫力が違いますね⋯。首を曲げたり体を起こしたりする必要が一切ないですし、完全にリラックスした状態で楽しめるのは想像以上に心地いいもの。

プライベートシアターさながらの迫力
プライベートシアターさながらの迫力

そして、このサイズのプロジェクターとしては音響面がすごく優秀で、2.1chのスピーカー(4W×2 + 10Wサブウーファー)を配備。

特に「天井シネマサウンドモード」を選択すると、仰向けで聴くことを想定した音場調整がされていて、高音と低音のバランスが心地よく整ってくれます。実際にアクション映画で体験してみたところ、爆発音や効果音にしっかりと低音の厚みがあって、内蔵スピーカーであること忘れてしまうほどの臨場感がありましたね。

臨場感のあるサウンド

ちなみにナイトシフトモードをONにすると、画面の色温度が暖色系に自動調整されて、暗い部屋での映像を長く見ても目への負担が軽減されます。そして、スリープタイマーを設定しておけば寝落ちしても安心。。もはや「寝落ちするための最適化されたプロジェクター」と呼んでも過言ではないのでは⋯。

シーンを選ばず使える「ちょうどいい」自由さ

GV50にはバッテリーが内蔵されていて、フル充電の状態で動画を約2.5時間見ることが可能。もちろんモバイルバッテリーからUSB-Cでの充電にも対応しています。

各種ポート

入力遅延についても触れておくと⋯ゲームモードでの入力遅延は公称値22.4ms(1080p/60Hz)で、実測値でも28ms前後という結果が報告されています。1フレームを争う格闘ゲームや音ゲーには厳しいものがありますが、RPGやマリオなどのカジュアルなゲームであれば十分快適にプレイできるレベルです。

BenQ 天井プロジェクター「GV50」vs「GV32」どっちを選ぶ?

BenQのエントリーモデル「GV32」は、バッテリー非搭載ながらも同じフルHD解像度・Google TV・500ANSIルーメンの明るさを89,800円で実現したモデル。「まず天井プロジェクターを試したい」という方にとても良い選択肢です。

製品名GV50GV32
光源レーザーLED
明るさ500 ANSIルーメン500 ANSIルーメン
解像度フルHD(1920×1080)フルHD(1920×1080)
色再現性Rec.709 カバー率 92%Rec.709 カバー率 95%
自動補正機能オートフォーカス・自動縦横台形補正・障害物回避など同等
OSGoogle TVGoogle TV
スピーカー2.1ch(4W×2 + サブウーファー10W)2.1ch(4W×2 + サブウーファー10W)
バッテリー内蔵(動画再生約2.5時間)非搭載(USB-C給電のみ)
スリープタイマーありあり
ナイトシフトモードありあり
重量約2.1kg約1.6kg
価格119,800円(定価)89,800円(定価)
「GV50」と「GV32」の違い

価格差は約3万円。最大の違いは「光源(レーザー vs LED)」と「バッテリー有無」の2点です。

GV32はバッテリーを非搭載にすることでコストを抑えつつ、USB-C給電でモバイルバッテリーからの運用もできる設計。LEDでも500ANSIルーメンという十分な明るさを確保しているので、寝室で常設するのであれば画質の満足度はかなり高いモデルです。

一方で、レーザー光源が持つ「色の純度の高さ」「起動の速さ」「長寿命」という質的な優位性はGV50にしかありません。また、屋内外問わず使えるバッテリーが搭載している点も使い方の幅を大きく広げてくれる要素の一つ。

GV50

「寝室固定でコスパ重視」ならGV32、「映像クオリティ・コンセントフリー・長寿命」を求めるならGV50という選び方が整理しやすいですかね。とはいえ、3万円の差額で得られる体験のアップグレードを考えると⋯僕的にはGV50がおすすめです。

エントリーモデル「GV32」がこちら

まとめ : “寝室エンタメ”を本気で楽しみたい方へ

"寝室エンタメ"を本気で楽しみたい方へ

ということで、BenQ GV50をレビューしました。メリット・デメリットは次の通りです。

BenQ GV50
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • BenQモバイル初のレーザー光源で映像が明るく鮮やか、かつ静音・長寿命
  • 置くだけ+自動補正で設置が超簡単。天井・壁・どんな角度にも自在に対応
  • Google TV内蔵で主要ストリーミングサービスをすぐに楽しめる
  • スリープタイマー・ナイトシフトモードなど、就寝前に特化した機能が充実
  • 内蔵バッテリー搭載で屋外でも使える
デメリット
  • 定価で約12万円と購入ハードルはやや高い
  • バッテリー駆動時間が約2.5時間と長編映画2本分には少し短い
  • 重量2.1kgでモバイルプロジェクターとしてはやや重め

「プロジェクターを買ったはいいけど、設置がめんどうで結局使わなくなった⋯」そんな経験を持つ方こそぜひ使ってみてほしいBenQ GV50。台座に置いてくるっと回すだけで天井に映像が映り、自動補正が瞬時に画面を整えてくれる・・・この設置の手軽さは他のモバイルプロジェクターと一線を画していましたね。

特に、寝転びながら動画を楽しみたい方はもちろん、寝かしつけに映像を使いたいパパママ世代の方にはQOLを底上げしてくれるので強くおすすめ。

価格はセール時を狙えば10万以下で購入できるとはいえ⋯やはりモバイルプロジェクターとしては高めなんですが、レーザー光源・2.1chサウンドの厚み・Google TVのシームレスなアクセスが「全てこの一台」に詰まっているので、ちゃんと価格に見合う価値を体験できるかと思います。

「どうせ買うなら後悔のない一台を」⋯とお考えの方は、ぜひこの快適なプライベートシアターを体験してみてはいかがでしょうか。

  • 今回紹介した商品は、こちら

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