【Apple Watch】Series 3と5の違いを比較|買うならどっち?
こんにちは、Yuma(@yuLog_jp)です。
Apple Watch Series「3」と「5」の違い、買うならどっち?を知りたい方へ。
スマートウォッチの代表格とも言われるようになった、Appleが販売している『Apple Watch』。毎年新シリーズが発売されていますが、現在では「Series 3」か「Series 5」を選択して購入することが可能です。
最新のApple Watch Series 5では、本体ケースの新素材が追加し、常時ディスプレイの表示が話題となりました。合わせてSeries3は、大幅に値下げ販売され、手が出しづらかったApple Watchを購入しやすくなりました。
しかし、自分にはどのシリーズが向いているのか?買っても使いこなせるのか?と、疑問に感じる方も多いと思います。
- そもそも「Series 3」と「Series 5」の違いってなに?
- どっちのシリーズを購入しようか迷っている…
本記事では、AppleWatch Series「3」と「5」の違いを比較し、買うならどっちがおすすめか?について解説をしていきます。
- Apple WatchのSeries「3」と「5」の違いを比較・解説
- 「Apple Watch Series 5」を購入すべき人は?
- 「Apple Watch Series 3」を購入すべき人は?
【Apple Watch】Series 3と5の違いを比較|買うならどっち?
Series 3 と 5の違い【スペック(性能)】
2019年に発売されたApple Watch Series 5と、2つ前のモデルの2017年に発売されたApple Watch Series 3。
二つのシリーズの違いについて、スペック(性能)面について、以下一覧表にまとめてみました。
Series3と5の違い【スペック(性能)】一覧表
Series 3とSeries 5の大きな違いとしては、ケースサイズ、常時ディスプレイ表示の対応可否、ケース素材、チップ、心拍センサー、価格が大きく違います。
では、具体的に何が違うのか。Series 3とSeries 5の違いの「特徴」について、以下より解説をしていきます。
Series 3 と 5の違い【特徴】
Apple Watch Series3 とSeries5の違いの「特徴」について、解説をしていきます。
Series 3 と 5の違い【特徴】
- ケース素材|アルミニウムのみ両シリーズに対応
- 価格|Series 3は、大幅値下げで購入しやすい
- チップ|操作性の高さは、Series5が圧勝
- ディスプレイ・ケースサイズ|常時表示はSeries5のみ
- ストレージ容量|音楽は事前にダウンロードしオフライン再生も可
- コンパス|屋外アクティビティ時には重宝する機能
- 転倒検出|万が一の緊急連絡としても
ケース素材|アルミニウムのみ両シリーズに対応
Series 3とSeries 5では、ケース素材が異なります。対応ケース素材は、以下の通り。
- Series 3:アルミニウム
- Series 5:アルミニウム、ステンレススチール、セラミック、チタニウム
Series 3では、アルミニウムのみを選択することが可能です。
Series 5では、アルミニウムに加え、ステンレススチール・セラミック・チタニウムの計4種類から、ケース素材を選択することが可能です。
Series 5から発売された新素材の「チタニウム」では、見た目の美しさ・軽量・強度が特徴的で、表面被覆技術から指紋が目立ちにくい仕様となっています。
真っ白さが際立つ「セラミック」は、硬く頑丈な強度が特徴的で、白く輝きながらホワイト一色の高級感ある仕上がりとなっています。
価格|Series 3は、大幅値下げで購入しやすい
Apple WatchのSeries 3とSeries 5の価格の違いについては、以下表の通りです。
価格 | Series 5 | Series 3 |
GPSモデル | ¥42,800(税別)〜 | ¥19,800(税別)〜 |
GPS+Cellularモデル | ¥53,800(税別)〜 | ¥30,800(税別)〜 |
Series 5の発売と合わせて、Series 3は大幅値下げされており、GPSモデルであれば“19,800円”から手軽に購入することが可能となりました。
また、Series 5と3の価格差は、¥23,000と金額の差が大きいことが特徴的です。
Apple Watch=高価というイメージがありますが、Series 3のGPSモデルであれば、手が出しやすい金額だと思います。まずはApple Watchを使ってみたい!価格重視で使いたい!という方にも、Series 3から使ってみるのも有りだと思います。
なお、GPSモデルとGPS+Cellularモデルの違いについては、以下記事にも記載していますので、合わせてチェックしてみて下さい。
チップ|操作性の高さは、Series5が圧勝
- Series 3:S3(32bitデュアルコアプロセッサ)
- Series 5:S5(64bitデュアルコアプロセッサ)
Apple Watchのデュアルコアプロセッサが、Series3は「32bit」、Series5は「64bit」であることに違いがあります。
Series5の”S5チップ”は、Series3の”S3チップ”と比較すると、処理能力が約2倍高速になっています。その為、Apple Watchの操作性の高さ(=画面をサクサク動かせるような快適さ)をSeries5では味わうことが可能です。
従来のApple Watchで課題であった動作が遅くなったり、固まったりとSeries5ではその心配は不要です。
とはいえ、操作性は体感の感覚もありますので、動作速度をあまり気にされない方は、Series3でも全く問題ないです(気になる方は、お近くのAppleStoreで体感頂いたほうがよいでしょう)。
ディスプレイ・ケースサイズ|常時表示はSeries5のみ
- Series 3:Retinaディスプレイ(38mm、42mm)
- Series 5:常時表示Retinaディスプレイ(40mm、44mm)
Apple Watchのディスプレイが、同じRetinaディスプレイではありますが、Series5では『常時表示』が可能であることに違いがあります。
また、ケースサイズもSeries 3では、「38mmと42mm」であるのに対し、Series 5では、「40mmと44mm」と画面サイズにも違いがあります。
Series 5の最大の特徴の一つとも言える『常時表示ディスプレイ』は、本来の時計としての機能“時刻を確認すること“が、スリープ状態でも確認できることは、Series 5を利用する最大のメリットとも言えます。
また、Apple Watchでは様々な文字盤が用意されていますが、利用中とスリープ状態で文字盤の色が変わります。何気ない“時刻を確認する”動作でも、楽しさを見出だせるのはSeries 5ならではです。
もちろん、バッテリー持ちが気になる方へ、常時ディスプレイ表示のON/OFF設定も可能です。
ストレージ容量|音楽は事前にダウンロードしオフライン再生も可
Series 3と5では、Apple Watchのストレージ容量に大きな違いがあります。
- Series 3:8GB(GPS)、16GB(GPS+Cellular)
- Series 5:32GB(GPS/GPS+Cellular)
Series 3では、GPSモデルで「8GB」、GPS+Cellularモデルで「16GB」と2種類、Series 5では、GPS/GPS+Cellularモデル両方で「32GB」のストレージ容量となっています。
ストレージ容量が多いと得られるメリットは、Apple Watchに音楽を事前にダウンロードしておくことで、オフライン再生が可能となることです。
音楽・写真などのデータをApple Watchに保存しておくことで、iPhoneが手元にない状態でも、音楽再生などを楽しむことができますね。
また、Apple Watchには「GPSモデル」「GPS+Cellularモデル」の2種類のモデルがありますが、Apple Watchのみで音楽・Podcastをストリーミング再生したい方には、「GPS+Cellularモデル」がおすすめです。
GPS+Cellularモデルであれば、Apple Watchのみで単独通信が可能ですので、ストレージ容量を気にせずに音楽再生を楽しむことができます。
ストリーミング再生できれば、ストレージ容量は関係ないということね
コンパス|屋外アクティビティ時には重宝する機能
- Series 3:コンパス非搭載
- Series 5:コンパス搭載
Apple Watch Series 3とSeries 5では、本体にコンパスが内蔵されているか違いがあります。
Series 5では、Watch本体にコンパスが内蔵されている為、方位や傾き・高度・緯度・経度を確認することが可能で、道案内の地図アプリには非常に役立ちます。
内蔵の磁力計より、常に真北を指すように自動調整される為、現在向いている方角を常に確認することができます。
アウトドアやワークアウトなどで、方角や高度が一目でわかりますので、屋外でアクティビティされる方にはとても重宝する機能です。
転倒検出|万が一の緊急連絡としても
- Series 3:転倒検出なし
- Series 5:転倒検出あり
万が一、転倒してしまった場合、転倒検出機能の有無に違いがあります。
Apple Watch装着時で、転倒した時は、Watch画面上にアラートが表示されます。そこで装着者の反応が1分間なかった時に、事前に登録しておいた緊急連絡先に、自動的に居場所を発信をすることができます。
Apple Watch装着時にこの「転倒検出」機能のおかげで、命が救われたニュースが海外でありましたね。
誰も使いたくないこの機能ですが、万が一のことを考えると、搭載しておいて損はない機能の一つです。
以上、上記では、Apple WatchのSeries 3とSeries 5を違い・特徴を挙げさせて頂きました。
次項より、各Seriesを購入すべき人はどんな人に向いているのか、紹介をしてきます!
「Apple Watch Series 5」を購入すべき人は?
「Apple Watch Series 5」が向いてる人・購入すべき人の特徴について、いくつかポイントをまとめました。
少しでも当てはまった方は、Apple Watch Series 5の購入を検討してみましょう!
Series 5を購入すべき人は?
- 見た目がカッコいいApple Watchを利用したい人
- 機能性・操作性を重視する人
- 「常時ディスプレイ表示」機能を利用したい方
見た目がカッコいいApple Watchを利用したい人
とにかく見た目がカッコいいApple Watchを利用したい人は、Apple Watch Series 5がおすすめです。
Series 5では、Watch本体のケース素材が「アルミニウム」「ステンレススチール」「チタニウム」「セラミック」の4種類のケース素材を選択することができます。
対して、Series 3は”アルミニウム”素材のみとなりますが、ステンレス・チタニウム・セラミックはどれも高級感ある仕上がりで、強度や見た目の美しさは、”アルミニウム”には無いケース素材となっています。
Series 5のケース素材の選択幅が広がったことで、ファッションの一部としても取り入れ可能です。カジュアルな服装はもちろん、ビジネス向けのスーツにも似合う仕上がりとなっていることが特徴的です。
また、Series 5だけのエルメスの限定コラボモデルも販売されており、エルメスだけの革バンドや文字盤が利用できますので、人とは違ったApple Watchを利用したい方にも最適ですね!
機能性・操作性を重視する人
Apple Watchの機能性をフル活用したい方、違和感のないサクサクした動作などの操作性を重視する人は、間違いなくApple Watch Series 5が向いています。
Apple Watch Series 5のプロセッサである”S5チップは、Series3のプロセッサと比較すると、処理能力が約2倍高速になっています。
そのため、画面切替・アプリ起動の速さなどの処理能力が高く、画面固まったり、止まったりすること等、ストレスなく利用できる快適さはApple Watch Series 5ならではです。
また、Series 5では、本体サイズが大きく+画面のサイズも大きくなっているため、40mmの本体サイズでも間違えることが少ない操作性の高さがGoodポイントです!
「常時ディスプレイ表示」機能を利用したい方
AppleWatch Series 5の大きな特徴の一つ「常時ディスプレイ表示」機能を利用したい方は、Apple Watch Series 5が最適です。
今までのApple Watchは、腕を手前に傾ける動作や、画面をタップしないと時計(文字盤)を見ることができませんでした。しかし、Series5 では、Retinaディスプレイの「常時表示」が可能となっています。
あると便利と思われる”常時ディスプレイ”機能ですが、個人的にはないと不便に思えるほど、必須機能だと感じています!
気になる「バッテリー持ち」についてですが、常時ディスプレイ表示しても変わらずの最大18時間のバッテリーを維持させることが可能です。
つまり、1秒間に1回しか画面を切替をしない仕様となっているので、18時間もバッテリーを維持することが可能となっています。
また、Apple Watchのバッテリー容量を少しでも長持ちさせるコツについても紹介記事を書いていますので、気になる方は参考にしてみて下さい。
【まとめ】Series 5の購入ポイント
Series 5を購入すべき人のポイントは、「アルミニウム以外のケース素材」「機能性・操作性の高さ」「常時表示のディスプレイ」この3つのどれかでも利用したい人は、Apple Watch Series5が向いています。
アルミニウム以外の素材を利用するには、必然的にSeries 5を購入することになりますが、ステンレススチール・チタニウム・セラミックは、どれもシンプルな上に高級感漂う仕上がりが特徴的で、何よりも見た目がカッコよくオシャレです。
お気に入りのバンドと組み合わせて、プライベートのみならず、ビジネス用としても活用できますね!
前作のSeries 4ではなかった「常時ディスプレイ表示」にも対応している為、作業中・打合せ中・会議中など、画面をタップすることなく、文字盤より時刻を確認することが可能です。
「Apple Watch Series 3」を購入すべき人は?
「Apple Watch Series 3」が向いてる人・購入すべき人の特徴について、いくつかポイントをまとめました。
少しでも当てはまった方は、Apple Watch Series 5の購入を検討してみましょう!
Series 3を購入すべき人は?
- 本体のケース素材に、こだわりがない人
- 初めてのApple Watchを体験してみたい人(価格が気になる人)
- 少しでも軽量のスマートウォッチを利用したい人
本体のケース素材に、こだわりがない人
Apple Watch Series 3 本体のケース素材が、特にこだわりなく何でもいいと思う方には、Apple Watch Series 3が向いています。
Series 3のケース素材は、「アルミニウム」のみとなり、カラー展開も”シルバー”か”スペースグレイ”の2色より自由に選択することができます。
対して、Series 5では「アルミニウム・ステンレススチール・チタニウム・セラミック」の4種類から選択することが可能です。
ケース素材は特に気にしない方!という方は、何よりも安く購入できるSeries 3が最適です。
また、Apple Watchで使用されている”アルミニウム”は、航空宇宙産業で使用されるレベルのものです。iPhoneXRと同様のアルミニウムを採用している為、強度が高く頑丈で、なによりも軽量であることが特徴的です。
カラー展開も選択できる為、ケース素材にこだわりがない人は、Apple Watch Series 3が向いているでしょう。
初めてのApple Watchを体験してみたい人(価格が気になる人)
初めてのApple Watch(スマートウォッチ)をまずは使ってみたい人、体験してみたい人には、Apple Watch Series 3が向いています。
また、Apple Watchを使いこなせるか不安で、価格を少しでも抑えたい方にもSeries 3がおすすめです。
Series 5の発売と合わせて、価格が大きく値下げされ、『¥19,800〜』から購入可能となったApple Watch Series 3は、価格のわりに充分すぎる機能が備わっています。
従来のWatchでは考えられなかった大幅値下げより、Apple Watchをプレゼントとして贈れるほどの安価な金額となっています。
Apple Watchでできることは様々ありますが、機能を使いこなすことができるのか、自分にはApple Watchが向いているのか不安に思う方も多いはずです。
高価であるApple Watch Series 5を購入するのは高いな…と思う方にも、20,000円台で購入できるSeries 3から使ってみるのはいかがでしょうか。
少しでも軽量のスマートウォッチを利用したい人
Apple Watch本体の重量が少しでも軽く、付けている違和感を少しでも減らしたい方は、Apple Watch Series 3が向いています。
Apple Watch Series 3のケース素材は、「アルミニウム」限定となりますので、強度が高く軽量であることが特徴的です。
Series 3の本体ケース重量の違いは、以下の通りです。
- 38mm:26.7g(GPSモデル)、28.7g(GPS+Cellularモデル)
- 42mm:32.3g(GPSモデル)、34.9g(GPS+Cellularモデル)
参考に、Series 5の本体ケース(アルミニウム)重量の違いは、以下の通りです。
- 40mm:30.8g(GPSモデル/GPS+Cellularモデル)
- 44mm:36.5g(GPSモデル/GPS+Cellularモデル)
上記から分かるように、Series 3とSeries 5では、本体のケースサイズが「38mmと42mm」と「40mmと44mm」と異なり、重量にも差が大きいです。また、ケース素材が”ステンレス”の場合、ケース重量は「42.4g」と更に差が大きくなります。
スポーツやワークアウトなど運動をする方はもちろん、日常使いでも時計を違和感なく利用したい方には、軽量である”アルミニウム”素材のSeries 3が向いていると言えるでしょう。
【まとめ】Series 3の購入ポイント
上記のように、Apple Watch Series 3では、なによりも¥19,800と低価格で購入可能となったことが大きな特徴として挙げられます。
もちろん、時計(文字盤)の表示や・Appの通知、電話・メッセージなどの発着信などの機能は、Series 5と同様の機能を利用することができます。
Apple Watchに興味がある方、iPhoneユーザーでスマートウォッチを利用してみたい方、ワークアウトなどスポーツをする方は、安価・軽量であるSeries 3が向いています。
購入しやすい価格帯となったApple Watch Series 3で、スマートウォッチの良さや価値を体験してみてはいかがでしょうか!
まとめ:【Apple Watch】Series 3と5の違いを比較|買うならどっち?
以上、Apple Watch Series 3と5の違いについての比較記事でした。
当記事を参考に、自身の利用目的・使い道に合ったシリーズを選定してみて下さい。また、お近くにApple Storeなど、Apple Watchを体験できる店舗がある方は、実機を触ってみて、重さや操作性などを実際に体感されてみてはいかがでしょうか。
また、Apple Watch Series 3と5では、通常モデルである「GPSモデル」と、単独通信が可能な「GPS+セルラーモデル」の二つのモデルが販売されています。違いについて、以下記事にも詳細を記載していますので、合わせてぜひ参考にしてみて下さい。
「Apple Watch Series5」でできることについての記事はこちら
「Apple Watch Series5」のレビュー記事はこちら
Apple Watchのおすすめバンド10選を紹介記事はこちら
Apple Watchのセルラー契約についての記事はこちら
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